2008年02月11日 更新

松坂、わがまま言う!オレ流キャンプで投げ込んで肩作る!

到着から一夜明け、松坂は早速キャッチボールで汗を流した(撮影・斎藤浩一)

到着から一夜明け、松坂は早速キャッチボールで汗を流した(撮影・斎藤浩一)

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)9日(日本時間10日)】レッドソックスの松坂大輔投手(27)がシカゴ経由でフォートマイヤーズ空港に到着した。メジャー2年目となるキャンプは16日から始まるが、松坂は「少しわがままを言って、やりたい練習をやらせてもらう」と“オレ流キャンプ”の敢行を宣言した。

 遠慮はしない。松坂のメジャー2年目は“モノを言うキャンプ”でスタートする。16日のキャンプインに備え、フォートマイヤーズの空港に降り立った松坂が、さっそく決意を表明した。

 「2年目なので、わがままというか、自分の意見も多少、言えるようになったので、自分のやりたい練習をできるだけ多くやりたい。自分に足りない練習を(首脳陣)言って、自分なりの調整でやっていく」

 “オレ流キャンプ”の遂行宣言だ。

 昨年も気を使った首脳陣から「自己流調整OK」の言葉はもらっていたが、1年目ということで終始、メジャー流の練習に合わせた。その結果、チームに早く溶け込むことはできたが、練習面では投げ込み不足など、思わぬストレスも生じてしまった。

 この反省に立って自己流の導入だ。全体練習から完全別メニューといった輪を乱すことはしないが、自分に必要である練習はやらせてもらう。特に投げることに関しては貪欲(どんよく)にいく。

 昨年は1日置きだったブルペンも、今年は連投も取り入れる。球数もメジャーでは異例の3ケタ投球も行うつもりだ。また、下半身強化の一環として投手陣は原則禁止の打撃練習も許可してもらう意向。西武時代同様、練習の虫となる。

 「(到着して)いっそう身が引き締まる思い。暖かい所にくれば、(体調も)上がってくると思うので、元気いっぱいでやりたいと思います」

 早くも充実のキャンプを示唆した松坂。2年目のさらなる活躍へ向け、おとなしくしているつもりはない。

★松坂に聞く

 ――機内では

 「全然、寝ていません」

 ――フォートマイヤーズに到着して

 「いっそう身が引き締まる思いです」

 ――2年目は楽な気持ちで臨めるのでは

 「そうですね。分からないことは少ないでしょうから、それだけストレスは減ると思います」

 ――それがいい方向にいくのでは

 「自分のやりたいことに集中できると思う。昨年よりもしっかりと準備していきたい」

 ――投げる球数の目標は

 「連投もさせてくれる、と話しているので、単純に多くは投げたいと思っているけど、何球くらいというのは…。ここで言ってファレル投手コーチの耳に入るとややこしくなるので言いません」(笑)

 ――米国に着いた、という実感はわいたか

 「外国人が増えたな、と思います。自然と意識させられますね」

★チーム側は

 松坂はオレ流を敢行するに当たり、すでに昨季終了後に首脳陣へ独自調整導入の許可を打診していた。「監督やコーチには、やりたいことを伝えてあります。分かってもらえているようです」と松坂。球団側も松坂の“わがまま”を容認することを示唆してくれたという。

★到着から一夜、朝から練習

 到着から一夜明けの10日午前8時過ぎ(日本時間11日未明)には、早速練習に姿をみせた松坂。マイナー施設内で約1時間のウエートをこなした後、Tシャツと短パンというラフな格好で、日本人スタッフと約25分間、軽いキャッチボールもこなした。終始、明るい表情で時差ぼけの影響も全く感じさせなかった。(フォートマイヤーズ)

■松坂の今後

 14日(日本時間15日)のバッテリー集合日までは、自主トレでコンディションを調整、15日にメディカルチェックを受け、16日からチームとして始動する。野手も合流しての全体練習は22日から始まる。16日から27日まではフォートマイヤーズ近郊のマイナー施設で練習。それ以降は同施設から約3キロ離れたシティ・オブ・パームズパークでオープン戦や練習を行う。