| レッドソックス、4連勝で86年ぶりの世界一!“バンビーノの呪い”解き放たれる |
| 2004/10/27(水) レッドソックス4勝、19時25分、ブッシュ・スタジアム(日本時間28日 09時25分) |
| 第4戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| ボストン・レッドソックス |
1 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
| セントルイス・カージナルス |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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| 打 数 |
得 点 |
安 打 |
打 点 |
四 球 |
三 振 |
打 率 |
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【投手】
(レ)ロー、アローヨ、エンブリー、フォルク−ベリテック
(カ)マーキス、ハレン、イズリンハウゼン−モリーナ、マシーニー
【責任投手】
(勝)ロー1勝
(S)フォルク1S
(敗)マーキス1敗
【本塁打】
(レ)デーモン1号ソロ
(カ)
【戦評】
レッドソックス(ア・リーグ、ワイルドカード=WC)が3−0でカージナルス(ナ・リーグ中地区1位)を破り、4連勝で86年ぶり6度目の頂点に立った。4連勝での同シリーズ制覇は史上18度目、WCからの制覇は3年連続。ポストシーズンゲーム8連勝は新記録となった。レッドソックスは一回、先頭デーモンのソロ本塁打で先制。三回にもオルティス、ニクソンの二塁打などで2点を加えそのまま逃げ切った。
カージナルスはレッドソックスの先発ローに、七回まで3安打に抑えられるなど看板の打線が不発で無得点。4連戦で一度もリードすることなく敗退した。田口は出場機会がなかった。
奇跡の8連勝でのろい解く−完勝のレッドソックス
最後まで勢いは衰えなかった。レッドソックスがワールドシリーズ第1戦から4連勝でついに頂点へ。86年ぶりの世界一。“バンビーノののろい”からボストンの街を解放したナインは、勝利が決まった瞬間、ベンチからわれ先へとマウンドへ突進した。
実力互角の予想が、結果的には一方的な展開に。4試合の総得点は24−12。今季メジャー最高勝率のカージナルスに一度もリードを許さず完勝した。この日は開始2分後にデーモンが右越え先頭打者本塁打し、その後も攻守で押しまくる。3−0の点差以上に勢いの差を見せつけた。
「ボストンのファンの熱気はものすごい。今晩はまるで街に火が付いたような騒ぎになるのではないか」。登録選手では最も古株のウェークフィールドが言う。16日、リーグ優勝決定戦でヤンキースに3連敗。その11日後の栄冠を当時、誰が予言できたか。ポストシーズン8連勝は史上初。2004年は、まさに「レッドソックスの奇跡」で幕を閉じた。
自慢の打線封じられ完敗−カージナルス覇権に届かず
カージナルスにとって17年ぶりのワールドシリーズは、苦々しいものだった。自慢の打線が封じられたのが、一番の敗因だろう。第1戦こそ9点を挙げたものの、2戦目以降は3試合でわずか3点。レギュラーシーズンで30球団最多105勝をマークしながら、晴れ舞台で1勝も挙げられかった。
ただ、技術面だけでなく、精神面でも優れた人材がそろい、前評判通りにここまで勝ち上がってきた事実は動かない。主力はもちろん、ベンチにも“仕事”のできる田口らが控えていた。
この日は強打者ウォーカーが13年ぶりの犠打を記録し、4番ローレンが気迫のヘッドスライディング。報われなかったが、ラルーサ監督が第4戦を前に「うちは(苦境を)どうやって脱したらいいかを、心得ている」と話した通り、決してあきらめてはいなかった。
レッドソックスの勢いは、それほどすさまじかった。中西部の名門球団は、100回目を迎えたワールドシリーズでは、引き立て役になる運命だったのかもしれない。
出番目前でゲームセット−田口、再挑戦を熱望
ゲームセットの瞬間を次打者席で迎えた。出番のなかった田口は「3球、真っすぐのタイミングで振ろうと思っていた。打てると思っていたんだけどな」と残念がった。日本人選手として3人目のワールドシリーズ出場を果たし、安打も打点も記録。しかし、チームは4連敗。「(世界一は)遠いですね」と、つぶやくように言った。
充実の3年目は幕を閉じ、契約も切れる。ただ、保有権はカージナルスが持ち、ジョケッティ・ゼネラルマネジャーが「うちにうってつけの存在だし、またプレーしてもらいたい」と明言したように、残留は基本線。
田口も「このチームにすごく思い入れがあるし、頂点に立つまではやり続けないと」と言い、日本球界復帰の可能性も「今は考えていない」と、はっきり否定した。どん欲さを失わない35歳は「いろんな面で野球はどんどんうまくなっていると思うし、レギュラーを取りたいという思いもある」と、来季を見据えていた。
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