MLB速報(公式戦) 2008/03/24(月)

▼アスレチックス−レッドソックス (東京ドーム、30:07 日本時間:25日 19:07)
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レッドソックス
アスレチックス

(延長十回)

松坂大輔 松坂大輔 先発 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
5 2 2 2 5 6 1 3.60

岡島秀樹 岡島秀樹 5番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1 0 0 0 1 1 0 0.00
先発した松坂(左)とタッチする勝利投手の岡島=東京ドーム

先発した松坂(左)とタッチする勝利投手の岡島=東京ドーム

【投手】
(レ)松坂、スナイダー、ロペス、コーリー、岡島、パペルボン−バリテック
(ア)ブラントン、エンブリー、フォーク、ストリート、ディナルド−スズキ

【責任投手】
(勝)岡島1勝
(S)パペルボン1S
(敗)ストリート1敗

【本塁打】
(レ)モス1号ソロ
(ア)エリス1号ソロ、ハナハン1号2ラン

【戦評】
 レッドソックスが延長十回、6−5で競り勝った。5番手で九回の1回を無失点で切り抜けた岡島が勝ち投手。岡島は大リーグ通算4勝目。先発した松坂は5回を2安打2失点だった。岡島は4−4の九回に登板し、一死後に四球を与えたが、後続を断った。松坂は一回に先制ソロ本塁打を許した後、3連続四死球で満塁のピンチを招き、内野ゴロでさらに1点を失った。
 レッドソックスは九回にモスのソロ本塁打で追いつき、十回にラミレスの2点二塁打で勝ち越した。その裏、抑えのパペルボンがアスレチックスの反撃を1点でしのいだ。

九回に登板し勝利投手となったレッドソックス・岡島=東京ドーム

九回に登板し勝利投手となったレッドソックス・岡島=東京ドーム

★岡島、かつての本拠地で勇姿

 ベンチから一歩出ただけで割れんばかりの歓声に包まれた。レッドソックスの岡島が12年間在籍した巨人の本拠地、東京ドームのマウンドにメジャーの公式戦で戻ってきた。同点の九回に登板し、1回を無失点で勝ち投手となった。

 延長十回、味方打線が奮起して2点を勝ち越した末の白星とはいえ、堂々のメジャー通算4勝目を挙げた。「本当にうれしかった。ファンがすごい声援で頑張ってくれたので、僕も頑張ろうと思った」。無数のフラッシュを浴びながら8番のスズキから空振り三振を奪うと、続く代打のM・スウィーニーには四球を与えたが、後続をぴしゃりと抑えた。

 メジャー1年目の昨季、中継ぎとしての地位を確立し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。この日は「東京ドームは狭い。それでも、結果を恐れずに楽しく投げたい」と話していた通りの投球内容だった。4万4628人の観衆に勇姿を披露した岡島は「あすも僕と(抑えの)パペルボンがしっかり投げて勝ちたい」と高らかに宣言した。

力投するレッドソックス・松坂=東京ドーム

力投するレッドソックス・松坂=東京ドーム

★松坂、立ち上がりに悔い残す

 松坂がメジャーで初めて迎えた開幕戦の先発マウンドは、3球目で大きく計算が狂った。

 先頭打者を1球で内野ゴロに仕留め、2番エリスにはカウント0−1から投じた外角直球が甘く入る。打球は左中間スタンドに吸い込まれた。これで力んだか、大きく制球を乱す。3者連続四死球の一死満塁から内野ゴロでさらに1点。二回も二死から連続四球を与えるなど、5回で計6四死球とリズムをつくれなかった。

 大リーグでは異例の早い時期の開幕とあり、首脳陣は90球程度での交代を示唆。松坂は「できるだけ長い回を投げたい」と話し、ストライクを先行させることを目指していたが、5回で95球を費やした。2失点と踏ん張り、一度は手にした勝利投手の権利もリリーフが打たれて逃げていった。

 昨季の93与四死球から、今季の課題は明確だった。キャンプから「制球に気を付けて投げている」と繰り返してきた。加えてツーシームの習得など、球数を減らす努力を積み重ねてきたが、簡単に成果は表れそうにない。四、五回と球威、変化球の切れが増して3者凡退で切り抜けただけに、立ち上がりの悪さに悔いを残した。

 時差が伴う長距離移動や母国での開幕という独特の雰囲気は「1億ドル右腕」にも微妙に影響を与えたはずだ。すべて初めて尽くしだった昨年に比べ「フォームは早めに固まっているし、結果を出すつもりでいる」と話したメジャー2年目。長いシーズンはこれから始まる。

★ラミレスが決勝点に胸張る

 レッドソックスの4番ラミレスが、2二塁打で4打点の活躍。六回は鋭い当たりで三塁線を破り、延長十回には二死一、二塁から中越えに運び、勝ち越し点を奪った。

 オルティスとともに、今季も主軸として期待の大きいラミレスは「ワールドチャンピオンとして、目的を持って日本に来た。最高のプレーを見せられた」と胸を張った。