MLB速報(オープン戦) 2008/03/22(土)

▼巨 人−レッドソックス (東京ドーム、30:00 日本時間:23日 19:00)
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レッドソックス
巨 人

岡島秀樹 岡島秀樹 3番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1 1 0 0 0 0 0 0.00
巨人戦の7回に登板、カメラのフラッシュを浴び投球するレッドソックスの岡島=東京ドーム

巨人戦の7回に登板、カメラのフラッシュを浴び投球するレッドソックスの岡島=東京ドーム

【投手】
(レ)ウェークフィールド、コリー、岡島、アーズマ、タバレス−キャッシュ
(巨)グライシンガー、内海、会田、バーンサイド、吉武、山口、豊田−阿部、加藤、星

【責任投手】
(勝)ウェークフィールド1勝
(敗)バーンサイド1敗

【本塁打】
(レ)ドルー2号満塁、ローリー1号ソロ
(巨)

【戦評】
 レッドソックスは2点を追う六回、ドルーの満塁本塁打で逆転。岡島は七回に登板し、1回無失点だった。

試合前、巨人・上原(左)と並んでランニングするレッドソックス・松坂=東京ドーム

試合前、巨人・上原(左)と並んでランニングするレッドソックス・松坂=東京ドーム

★岡島、古巣相手に好投

 久々の慣れ親しんだマウンドに違うユニホームで上がる。レッドソックスの岡島が、12年間過ごした本拠地で、古巣相手に好投した。

 七回、岡島の名がコールされると、巨人ファンも含めて大歓声がわき起こる。「あんなに声援を受けたのは初めて。緊張した」という。投球練習でつまずくなど、力が入った。それでも7番の谷を中飛、坂本には安打を許したが、続く大道の三直で併殺に切り抜けた。

 首脳陣からは前日の阪神戦に登板を告げられていた。それをあえて巨人戦に変更してもらったという。対戦した3打者は、岡島が在籍した当時より後に加入した選手だったが「古巣に投げられたことは、本当に良かった」と感慨深げだった。

 試合前には、原監督にあいさつ。「『良かったね。奥さんのおかげだよ』と声をかけてもらった。自分は英語ができないし、妻の支えがあったから」。原点に立ち返ったとき、さまざまな感謝が胸をよぎった。

 メジャー1年目の昨季、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した左腕はマウンドを降りるとき、ちらりと巨人ベンチに視線を送ってから自軍ナインの元に戻った。

★ドルー、開幕に向け万全

 レッドソックスは0―2の六回、ドルーの満塁ホーマーで一気に逆転した。「最低でも犠飛で流れをつかみたかった」と気負わず打席に入り、バーンサイドの外角球を左中間席に運んだ。

 前日の阪神戦でも3ランを放つなど打撃は絶好調。「ここ2試合、ボールがよく見えている」と、開幕に向けて調整は万全のようだ。

★花粉症に悩む松坂

 レッドソックスの松坂はブルペンで約60球を投じ、間近に迫った公式戦開幕登板に備えた。

 久しぶりの日本で花粉症に悩まされている。練習前には「目がかゆい。どうにもならない」と訴えていた。西武時代も時折、症状が出たという。ただ、ブルペンに入れば気合十分。普段より変化球を多く交えて丁寧に投げると、最後の1球は体が大きく傾くほど体重を乗せた速球で締めた。

★内海、開き直ってピンチ脱出

 三回から2番手で登板した巨人の内海は「緊張してどうなることかと思った」そうで、いきなり9番のキャッシュに二塁打を許した。

 続くペドロイアにも四球を与えたが、その後は「打たれても仕方ない」と開き直った。前日の阪神戦で2打点を挙げたユーキリス、さらには5年連続で100打点以上をマークしているオルティスを2者連続の見逃し三振に仕留めた。そして、通算490本塁打のラミレスから空振り三振を奪いピンチを切り抜けた。四回は2連続三振を含め、簡単に3者凡退として最終調整を終えた。

 2番からの5連続三振に、先発枠を任される左腕は「相手はまだ時差ぼけが残っていたんですよ」と謙遜(けんそん)したが、内容のある投球に自信を深めた様子だ。

 キャンプでは若手投手陣のけん引役を期待されながら、早々の脇腹痛で出遅れていた。それだけに「何とか間に合って良かった」と、ほっとした表情をのぞかせていた。

★グライシンガー、乱調に不満顔

 巨人の先発、グライシンガーは2回2安打無失点にも「コントロールも切れも良くなかった。0点に抑えられたのは阿部がうまくリードしてくれたから」と不満顔。

 昨年のセ・リーグ最多勝で、巨人でも先発の中心として期待される右腕は「このままじゃいけない。シーズンまでには修正する」と表情を引き締めた。