MLB速報(オープン戦) 2008/03/13(木)

▼マリナーズ−ジャイアンツ (ピオリア、16:05 日本時間:14日 5:05)
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ジャイアンツ
マリナーズ

(延長十回規定により引き分け)

イチロー イチロー 1番センター先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 1 1 0 0 0 .040
打席別結果
打席 結果
第1打席 二塁内野安打
第2打席 三ゴロ
第3打席 二ゴロ
第4打席一ゴロ
6回裏代走を送られ退く
ジャイアンツ戦の1回、オープン戦初安打となる二塁内野安打を放つイチロー=ピオリア(AP)

ジャイアンツ戦の1回、オープン戦初安打となる二塁内野安打を放つイチロー=ピオリア(AP)

【投手】
(ジ)コレイア、タシュナー、クライン、サントス、サドラー、M・バルデス、ロモ−アルフォンゾ、G・ロドリゲス
(マ)ワシュバーン、白嗟承、ディッキー、プッツ、コーコラン−クレメント、バーク

【本塁打】
(ジ)
(マ)カイロ1号ソロ

【戦評】
 イチローは「1番・中堅」で出場、1打席目の二塁内野安打で今オープン戦の初安打を記録した。この日は4打数1安打で、六回に代走を送られた。内容は二塁内野安打、三ゴロ、二ゴロ、一ゴロ。
 試合は延長十回、3−3で引き分けた。

★イチロー、無安打止まり「ちょっと寂しい」

 イチローはベースカバーに走る相手投手をやすやすと追い抜いた。塁審が両手を大げさに広げる。オープン戦9試合目の初ヒットは二塁内野安打という渋さ。「あ、抜いちゃった」。一塁に駆け込む瞬間は葛藤(かっとう)さえ覚えたという。

 「ちょっと残念かな。もうちょっと(連続無安打と)付き合ってもよかった。お別れするのがちょっと寂しい感じですよ」

 26打席無安打は公式戦でも経験したことがない。しかしイチロー自身に重圧はなかった。「(周囲の)反応が結構面白かった。だからむしろ追い風だったような気がする」。心配するファンの声。同僚らの好奇心と同情が入り交じった視線。普段なら淡々と過ぎていくこの時期では異例の注目度だ。それがイチローには心地よかった。

 「どちらも究極をいくなら通じるものはある。特にこの時期だし、こういうのはなかなかない」。人に見られてこそプロという主義だ。もちろん目立つために凡退を繰り返したわけではないが、打っても打たなくても騒がれるのは望むところ。“春の珍事”は結局、イチローのスター哲学を浮き彫りにしただけだったのか。