2007/10/27(土) MLBポストシーズン ワールドシリーズ
| ▼ロッキーズ−レッドソックス 第3戦 (レッドソックス3勝、クアーズ・フィールド、18:35 日本時間:28日 9:35) | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| レッドソックス | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 10 |
| ロッキーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 5 |
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松坂大輔 先発 [成績] | |||||||
| 回数 | 被安 | 失点 | 自責 | 与四 | 奪三 | 被本 | 防御 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 1/3 | 3 | 2 | 2 | 3 | 5 | 0 | 3.38 | |
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岡島秀樹 4番手 [成績] | |||||||
| 回数 | 被安 | 失点 | 自責 | 与四 | 奪三 | 被本 | 防御 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 2.70 | |
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松井稼頭央 1番セカンド先発出場 [成績] | ||||||
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | .308 | |
| 打席別結果 | ||||
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 第1打席 | 1回裏 | 先頭打者 | 松坂(右) | 中前打 |
| 第2打席 | 3回裏 | 一死走者なし | 松坂(右) | 空振り三振 |
| 第3打席 | 5回裏 | 一死一、二塁 | 松坂(右) | 遊ゴロ |
| 第4打席 | 7回裏 | 先頭打者 | ティムリン(右) | 三前バント安打(二盗)(得点1) |
| 第5打席 | 8回裏 | 二死走者なし | デルカーメン(右) | 中前打 |

ロッキーズ戦の3回、左前に2点適時打を放つレッドソックスの松坂=クアーズ・フィールド(共同)
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【投手】
(レ)松坂、ロペス、ティムリン、岡島、デルカーメン、パペルボン−バリテック
(ロ)フォッグ、モラレス、アフェルト、ハージェス、フエンテス、コーパス−トレアルバ
【責任投手】
(勝)松坂1勝
(S)パペルボン2S
(敗)フォッグ1敗
【本塁打】
(レ)
(ロ)ホリデー1号3ラン
【戦評】
ロッキーズ(ナ・リーグ)−レッドソックス(ア・リーグ)第3戦は、レッドソックスが10−5で勝って3連勝。3年ぶりのシリーズ制覇に王手をかけた。松坂大輔投手は日本人投手として初先発、5回1/3を投げ、3安打2失点で勝利投手になった。
レッドソックスは三回、松坂のメジャー初安打となる2点適時打など7安打を集中して6点を先行した。六回に2点を返され、七回には4番手で登板した岡島秀樹投手が3ランを浴びて1点差に迫られたが、終盤に加点して逃げ切った。ロッキーズの松井稼頭央内野手は3安打したが、勝利には結びつかなかった。
★松坂、苦しみながらもWS初勝利
ウイニングボールは観戦に来た両親に渡したという。松坂が苦しみながらもワールドシリーズ初登板で初勝利を挙げた。
立ち上がりは不安定だった。大舞台での第1球は外へ速球。それを先頭の松井稼に右中間に運ばれ、失策が絡んで二塁に進まれる。西武時代の先輩に出ばなをくじかれたが「初球から打ってくるとは思った。得意なコースではないと思うけど、うまく運ばれた」。尊敬し、知り尽くす相手だけに、動揺は少なかった。
続く打者から速球で空振り三振を奪うと、3番ホリデーの鋭い打球を逆シングルで好捕。飛び出した松井稼を二、三塁間での挟殺に追い込んだ。試合後は「二塁に進まれたけど、その後、稼頭央さん(松井稼)に助けられた」といたずらっぽく笑った。
初めて体感するメジャーの頂点を懸けた戦いだったが、チームが2連勝していたこともあり、伸び伸びプレーした。前回の登板で勝てば優勝、負ければ今季終了のリーグ優勝決定シリーズ第7戦を経験し、「試合にかかるプレッシャーは前回の方が重かった。精神的には幾分楽に感じた」とさらりと言ってのけた。
三回はバットでもみせた。チームが3点を先制、さらに二死満塁で打席に。フルスイングで三振に倒れた第1打席は大げさなほど悔しがったが、ここは初球の変化球を強くたたく。打球は三遊間を抜け、メジャーでの初安打が貴重な2点適時打に。西武でも昨年の交流戦で本塁打を放っており「打つことは大好き」と胸を張った。
六回途中、連続四球で降板したことが唯一の心残りだろう。だが貴重な白星をつかみ、メジャー1年目での栄冠に王手をかけた。(共同)

レッドソックス戦の1回、西武時代の同僚松坂(手前)から中前打を放つロッキーズの松井稼。捕手バリテック=クアーズ・フィールド(共同)
★松井稼3安打もロッキーズ大敗
きっかけは何度もつくったが、後が続かなかった。ロッキーズは1番の松井稼が3安打したものの、5−10で大敗。3連敗で後がなくなった。
第1、2戦は2番だった松井稼を先頭に起用した打順変更は当たった。一回、松坂の初球。外寄り低めの速球をたたき右中間へ。松井稼は「1番打者だったし、自分らしさというか、初球から振っていこうと」。やや詰まった当たりは相手の失策もあり、二塁に進んだ。しかし後続が凡退し、松坂の出ばなをくじく絶好機を逸した。
唯一、働きが報われたのは七回。勢いを殺した打球を三塁方向に転がしてバント安打とし、次打者の2球目に日本選手初となる盗塁に成功。2番打者も中前打で続き無死一、三塁。ここで3番ホリデーが岡島から3ランし、1点差とした。
しかし、接戦はここまで。この後は救援陣が崩れ、打線も追加点が奪えなかった。「大輔(松坂)と対戦できてうれしかった。でも攻略できなかったチームとしての悔しさはある」と話した松井稼は、感傷もそこそこに「次は思い切りやって勝つ。それだけ」。負ければ終わり。その思いを、短い言葉に込めた。(共同)
★岡島、ポストシーズン初失点
岡島はホリデーに一発を浴びて、ポストシーズンに入って7試合目で初失点を喫した。
4点リードの七回無死一、三塁でマウンドに上がった初球だった。「あの1球だけだった」と悔やんだようにチェンジアップが真ん中へ入り、中越えに本塁打された。
それでも後続は断ってリードは守った。「つながれたら嫌だったので逆に本塁打で良かった。勝って良かった」と気持ちを切り替えていた。(共同)




