2007/10/25(木) MLBポストシーズン ワールドシリーズ
| ▼レッドソックス−ロッキーズ 第2戦 (レッドソックス2勝、フェンウェイ・パーク、20:29 日本時間:26日 9:29) | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロッキーズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| レッドソックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 2 |
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松井稼頭央 2番セカンド先発出場 [成績] | ||||||
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | .125 | |
| 打席別結果 | ||||
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 第1打席 | 1回表 | 無死一塁 | シリング(右) | 中飛 |
| 第2打席 | 3回表 | 二死走者なし | シリング(右) | 見逃し三振 |
| 第3打席 | 6回表 | 先頭打者 | シリング(右) | 遊飛 |
| 第4打席 | 8回表 | 一死走者なし | 岡島(左) | 空振り三振 |
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岡島秀樹 2番手 [成績] | |||||||
| 回数 | 被安 | 失点 | 自責 | 与四 | 奪三 | 被本 | 防御 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 1/3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0.00 | |

ロッキーズ戦の6回途中、日本人投手として初めてワールドシリーズで投げたレッドソックス・岡島=フェンウェイ・パーク(共同)
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【投手】
(ロ)ヒメネス、アフェルト、ハージェス、フエンテス、コーパス−トレアルバ
(レ)シリング、岡島、パペルボン−バリテック
【責任投手】
(勝)シリング1勝
(S)パペルボン1S
(敗)ヒメネス1敗
【本塁打】
(ロ)
(レ)
【戦評】
レッドソックス(ア・リーグ)−ロッキーズ(ナ・リーグ)第2戦は、レッドソックスが2−1で勝ち、2連勝とした。
岡島は1点リードの六回途中に先発シリングを救援。日本の投手として初めてワールドシリーズのマウンドに立ち、2回1/3を無安打無失点、4三振と好リリーフし、勝利に貢献した。
八回にはロッキーズの松井稼との日本選手対決が実現し、空振り三振を奪った。松井稼は「2番・二塁」で出場し、4打数無安打2三振だった。
初回に1点を先制されたレッドソックスは、四回にバリテックの中犠飛で追いつき、五回にローウェルの適時二塁打で勝ち越し、継投で逃げ切った。

ロッキーズ戦の六回、ピンチを切り抜けたレッドソックス・岡島(左)を迎える先発シリング=フェンウェイ・パーク(AP)
★勝利へ流れ引き寄せた岡島 日本投手初、堂々たる内容
レッドソックスの岡島はブルペンで気迫を込めて最後の1球を投じると、日本の投手が誰も到達できなかったワールドシリーズのマウンドへと向かった。
2−1の六回一死一、二塁。メジャーでは1年目でも、3度の日本一を経験している左腕は、緊迫した場面で余計なことは考えない。「(日本投手初という)意識はしなかった。勝つことを前提として集中していた」。この回、得意のチェンジアップでアトキンズを一ゴロ、ホープを三振に仕留めてピンチを逃れると、八回二死まで打者7人から計4奪三振、一人の走者も許さない。相手に傾きかけた流れをがっちりと引き寄せ、チームを2連勝に導いた。
シーズンはチーム最多の66試合に登板、今ポストシーズンはこれで6試合連続無失点とした左腕に、客席を埋めた大観衆は総立ちで拍手を送った。胸を張っていいこの瞬間、岡島はうつむき気味に小走りでベンチへと戻る。チームメートの松坂に注目が集まる中「陰のヒーローでいい」と自ら脇役を引き受けてきた岡島らしいしぐさだった。
勝敗はつかなかったが、最初の三振は六回二死二、三塁でホープから。松井稼との日本選手初対決は、フルカウントから空振り三振を奪った。この日の投球はこれから大リーグに挑戦する後輩たちに足跡として残る。それにふさわしい、堂々たる投球だった。(共同)
★シリング、不満足の勝利 「岡島は完ぺき」と称賛も
シリングにとっては満足のいく投球ではなかった。チームが2−1と勝ち越した直後の六回だった。一死からホリデーに安打され、ヘルトンに四球を与えた場面でマウンドを岡島へ譲った。
来月、41歳の誕生日を迎えるベテラン右腕は「何かうまくいかなかった。監督は自分のことをよく分かってくれている。交代させられたことに不満はない」。昨年のロジャーズ(タイガース)に次いで、先発としてはワールドシリーズ史上2人目の40歳以上での勝利にも淡々とした口調だった。
その表情が変わったのは後を受けて好投した岡島とパペルボンについて触れた時だった。「きょうは2人のショーだったね。岡島は完ぺきだった。本当に完ぺきだった」。自分のこと以上に後輩たちの活躍を喜んだ。(共同)

レッドソックス戦の3回、見逃し三振に倒れ、ヘルメットを取るロッキーズの松井稼=フェンウェイ・パーク(AP)
★打線湿って2連敗のロ軍 松井稼は巻き返し誓う
先発シリングだけではない。中継ぎの岡島、抑えのパペルボンと、どの投手にも歯が立たなかった。強打のロッキーズ打線が、散発5安打で1得点。接戦は展開したものの、内容は前日同様完敗だった。
敗因は湿った打線に尽きる。主軸の長打でホームを踏むべき1、2番の出塁は、タベラスが死球で1度だけ。松井稼はシリングとの3度の対戦で快音が出ず、岡島にも空振り三振。「シリングも岡島もよかった」と脱帽した。
淡泊な早打ちや、2けたを数えた三振について、リーダー格のヘルトンは「いつもより落ち着きがなかったかもしれない」と、集中力の欠如を指摘。ハードル監督は「もっと打席での内容をよくしないといけない」と危機感を強めた。
松井稼は「ホームに帰れば、気分も変わると思う。流れはひとつで変わる」と、本拠地での巻き返しを見据える。しかし、先に4勝したチームが王者となる争いで、いきなりの2連敗は重い。シーズン終盤の快進撃のようなドラマは、デンバーに待っているのか。(共同)



