2007/10/15(月) MLBポストシーズン リーグ優勝決定シリーズ
| ▼インディアンス−レッドソックス 第3戦 (インディアンス2勝1敗、ジェイコブス・フィールド、19:10 日本時間:16日 8:10) | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| レッドソックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
| インディアンス | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
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松坂大輔 先発 [成績] | |||||||
| 回数 | 被安 | 失点 | 自責 | 与四 | 奪三 | 被本 | 防御 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 2/3 | 6 | 4 | 4 | 2 | 6 | 1 | 7.71 | |
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岡島秀樹 3番手 [成績] | |||||||
| 回数 | 被安 | 失点 | 自責 | 与四 | 奪三 | 被本 | 防御 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 1/3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 | |

インディアンス戦の5回、4失点でフランコナ監督(右)から降板を告げられ、マウンドを降りるレッドソックスの松坂=ジェイコブス・フィールド(AP)
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【投手】
(レ)松坂、ティムリン、岡島、デルカーメン−バリテック
(イ)ウェストブルック、ルイス、ベタンコート、ボロースキ−マルティネス
【責任投手】
(勝)ウェストブルック1勝
(S)ボロースキ1S
(敗)松坂1敗
【本塁打】
(レ)バリテック1号2ラン
(イ)ロフトン1号2ラン
【戦評】
ア・リーグのインディアンス(中地区1位)−レッドソックス(東地区1位)第3戦が行われ、先発したレッドソックスの松坂は五回途中、6安打4失点で降板、プレーオフ初黒星を喫した。レッドソックスは2−4で敗れ、対戦成績は1勝2敗となった。
松坂は二回、ベテランのロフトンに先制の2点本塁打を浴びると、五回にもカブレラの適時打などで2失点。二死一、二塁で降板した。
岡島は2−4の七回から3番手で登板、1回1/3を無安打1四球無失点だった。
★松坂、プレーオフ初黒星 大事な場面で失投
両手を頭上で組み、天井の1点を見つめていた。どうしても切り替えられなかったのだろう。レッドソックスの松坂は試合後のクラブハウスで、着替えもせずにぼうぜんとしていた。
敗戦投手となったが、報道陣の取材には応じず、広報を通じ「先に点を許してしまい粘ることができなかった。どうしても勝って(第4戦先発の)ウェークフィールドにつなぎたかった」とコメントするにとどまった。
一回からカブレラ、ハフナーを連続三振に仕留めるなど、速球の球威、変化球の切れはあった。だが二回、二死一塁からロフトンを迎えると敵地の大観衆から一斉に「ケニー(ロフトン)」コールが沸き起こる。気おされたように甘く入った初球を、40歳のベテランに右中間本塁打された。五回は3安打に四球や暴投が絡み、2点を追加されてマウンドを降りた。
登板を前に話していた言葉がよみがえる。「勝って敵地に入るのと負けて敵地に入るのとでは違う。自分にかかる責任は前回より重い」。本拠地の第2戦で延長十一回を戦った末に敗れ、1勝1敗で迎えた第3戦だった。重圧につぶれたわけではない。だが「1億ドル右腕」は大事な場面で失投をした自分が許せなかった。(共同)

インディアンス戦の7回に登板、無失点に抑えたレッドソックスの岡島=ジェイコブス・フィールド(AP)
★岡島、ポストシーズン4戦無失点
岡島が好投でポストシーズン4試合連続無失点とした。2−4の七回に登板し、1回1/3を無安打1四球だった。
チームの敗戦に「負けて本当に悔しい」と唇をかんだが、自身の投球については「去年も日本シリーズで投げているし、日本でやってきた経験が生きている」と胸を張る。短期決戦ではシーズン中よりさらに集中できるという。4番のマルティネスに四球を出して降板したが、交代を告げたフランコナ監督はマウンド上で拍手を送って好投をたたえた。(共同)

レッドソックスに2勝し喜び合う、インディアンスのロフトン(7)とサイズモア=ジェイコブス・フィールド(AP)
★先制2ランのロフトン ベテランらしい一撃
ベテランらしいやまっ気が呼び込んだ一撃だろう。二回二死一塁、松坂から先制2ランを放ったロフトンはあっけらかんと言った。「すごい声援を受けたから、ちょっと何かやってやろうと思ったんだ」。そこへ来た真ん中直球を思い切りよく振り抜いた。
1991年にアストロズで大リーグデビューした40歳。ア、ナ両リーグで計11チームを渡り歩き、インディアンスのユニホームを着るのはこれが3度。ポストシーズンの経験も豊富で、どうすればいいかをよく分かっている。
「今は死ぬか生きるかの局面が続くけど、こういう機会はなかなかない。だから楽しめ、とみんなには言っている」。若手中心の同僚に言い聞かせるセリフを自ら実践した。(共同)
★ウェストブルック、ストライク先行で好投
松坂に投げ勝ったインディアンスのウェストブルックは、ストライク先行が好投の要因。「まずこちらに有利なカウントにできた。追い込んでからもいい球がいった」。対戦した27打者のうち初球ストライクが21度もあった。
じっくりと好球を選んでくる相手に対し、自分のリズムを心がけたことも効果的だった。ウェッジ監督は「いつひと息入れるかをよく分かっていた。いいテンポだった」と目を細めて説明した。(共同)
★Rソックス、黒星先行 二回がターニングポイント
レッドソックスは二回無死満塁の逸機が痛かった。「あれは本当にターニングポイントだったね」と、フランコナ監督はかすかに首を振る。ここで1点も奪えず、ゲームの流れは変わった。
じっくりと好球を待ち、相手先発を疲れさせて攻略するいつもの戦術が効かなかった。「特にシンカーが武器の投手は、高めに浮いた失投をどれだけものにできるか。それが今日はほとんど低めによく投げられていた」。踏ん張ったウェストブルックをたたえるしかなかった。(共同)



