2007/10/12(金) MLBポストシーズン リーグ優勝決定シリーズ
| ▼レッドソックス−インディアンス 第1戦 (レッドソックス1勝、フェンウェイ・パーク、19:10 日本時間:13日 8:10) | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| インディアンス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
| レッドソックス | 1 | 0 | 4 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | X | 10 |

インディアンス戦の一回、中前に同点打を放つレッドソックスのラミレス=フェンウェイ・パーク(AP)
-
【投手】
(イ)サバシア、ルイス、フルツ、マストニー、ボロースキ−マルティネス
(レ)ベケット、ティムリン、ロペス、ガニエ−バリテック
【責任投手】
(勝)ベケット1勝
(敗)サバシア1敗
【本塁打】
(イ)ハフナー1号ソロ
(レ)
【戦評】
レッドソックス(東地区1位)−インディアンス(中地区1位)、レッドソックスが10−3で先勝した。
レッドソックスは1−1の三回、押し出し四球やローウェルの2点二塁打などで4得点。五回に3点、六回にも2点を加えて突き放した。エースのベケットは6回4安打2失点、7三振と力投。七回以降は救援陣が反撃を1点にかわした。

インディアンス戦の8回、中越えに二塁打を放つレッドソックスのオルティス=フェンウェイ・パーク(共同)
★3・4番で攻撃の流れ レッドソックス大勝
3、4番コンビで文字通り攻撃の流れをつくった。地区シリーズで苦渋を味わったエンゼルスのソーシア監督が「おそらく現在のメジャーでは最高のワンツー・パンチだろう」と評したオルティス、ラミレスの2人。ともに5打席すべて出塁した。そして前後の打者が絡んで面白いように点が入る。小技ではなく、塁を埋めてかえすというレッドソックスの理想パターンはやはり2人が中心だった。
1点を先行された一回は一死一塁でオルティスが中前打。ラミレスがカウント2−1からの内角速球を中前にはじき返してあっさり追いついた。同点の三回は一死一、三塁からオルティスが死球で満塁。ラミレスが2−0と追い込まれながらも押し出し四球を選んで勝ち越すと、ローウェルの2点二塁打が飛び出すなど一気に4点差をつけた。
2人で4安打6四死球。地区シリーズのような派手な長打攻勢ではなかった。しかし、このコンビは第2戦以降もインディアンスにとってやっかいな存在として立ちはだかることになる。(共同)
★ベケット、自信の投球 大事な初戦勝利もたらす
ノーワインドアップから切れのいいカーブを武器にテンポよく投げ込む姿は、シーズンと変わらない。レッドソックスのベケットが6回2失点でチームに大事な初戦勝利をもたらした。
一回二死から過去9打数4安打と相性の悪かったハフナーにソロ本塁打を浴びた。だが動じることなく、その後は四回まで走者を許さない。味方が8−1と大きくリードした直後に1点を失ったが、わずか80球と余力を残しての降板だった。
マーリンズ時代の2003年、ワールドシリーズで完封してMVPを獲得した。今季エンゼルスとの地区シリーズでも4安打完封し、3連勝の流れをつくった。ポストシーズンは通算8試合で4勝2敗、防御率は1.87と抜群の成績だ。
今季自己最多の20勝を挙げた27歳は以前との投球の違いを「完ぺきに投げようとしなくなったこと」と話す。「完ぺきではなくても『いい球』で打ち取ることができると、自分の球に自信を持てたから」。サイ・ヤング賞候補の対決として注目された第1戦だったが、シーズン19勝を挙げながら、ポストシーズンに入って四球で崩れたサバシアとは対照的な結果となった。(共同)

レッドソックス戦の5回途中、降板するインディアンスのサバシア=フェンウェイ・パーク(共同)
★ウェッジ監督、エースの乱調は力みと分析
完敗のウェッジ監督に、サバシアの制球難は疲れが原因かと質問が飛んだ。しかし、「彼は本当に強い。疲れは原因ではない」ときっぱり否定。体重130キロを超す左腕の不調は、むしろ力み過ぎと分析した。
「気持ちが入り過ぎる。いつも通りに投げればそれだけで十分すごい。ただ、これは口で言うのは簡単で実際には難しいことだけど…」。巻き返しはサバシアの復調なくしては苦しい。そのためには「まず要所でいい球を投げて抑える。それしかないよ」と話した。(共同)

