2007/10/07(日) MLBポストシーズン 地区シリーズ

▼エンゼルス−レッドソックス 第3戦 (レッドソックス3勝、エンゼルスタジアム、12:07 日本時間:8日 4:07)
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レッドソックス
エンゼルス

岡島秀樹 岡島秀樹 2番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1 1 0 0 1 0 0 0.00
エンゼルス戦の8回に登板、無失点だったレッドソックスの岡島=エンゼルスタジアム(共同)

エンゼルス戦の8回に登板、無失点だったレッドソックスの岡島=エンゼルスタジアム(共同)

【投手】
(レ)シリング、岡島、ガニエ−バリテック
(エ)ウィーバー、シールズ、スパイアー、オリバー、モーゼリー−ナポリ

【責任投手】
(勝)シリング1勝
(敗)ウィーバー1敗

【本塁打】
(レ)オルティス2号ソロ、ラミレス2号ソロ
(エ)

【戦評】
 レッドソックス(東地区1位)−エンゼルス(西地区1位)第3戦は、レッドソックスが9−1で勝ち、3連勝でア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
 レッドソックスは四回にオルティス、ラミレスの連続本塁打で2点を挙げ先制。八回はペドロイアの二塁打などで7点を奪い突き放した。
 岡島秀樹投手は八回から2番手で投げ、1回1安打無失点だった。

エンゼルスとの地区シリーズに3連勝、喜ぶ松坂(左奥)、岡島(右端)らレッドソックスナイン=エンゼルスタジアム(共同)

エンゼルスとの地区シリーズに3連勝、喜ぶ松坂(左奥)、岡島(右端)らレッドソックスナイン=エンゼルスタジアム(共同)

★シリング好投、打線猛攻

 抱き合って喜ぶレッドソックスのナインにどこか落ち着きがあった。投打がかみ合い、終わってみれば大差をつけての3連勝。リーグ優勝決定シリーズ進出は、通過点ととらえているようにさえ映った。

 過去ポストシーズンで8勝2敗と好成績を残しているシリングは、走者を許しながらも、内外角をいっぱいに使った投球を見せた。

 登板前は、いつも通り各打者の特徴や攻め方を書いた分厚いファイルに目を通していた40歳の右腕は「若いときはもう7、8マイルは速かったから、考え方を変えている」。頭を使った配球で7回無失点とエンゼルス打線を翻弄(ほんろう)して胸を張る。

 攻撃陣は四回にオルティス、ラミレスの3、4番が連続本塁打を放って豪快に先制。八回には打者11人の猛攻で7点を加えた。

 第2戦のサヨナラ3ランに続き2戦連発のラミレスは2004年にワールドシリーズ優勝を経験している。当時のチームとの比較を聞かれると「あの時以上に投手がいい。ポストシーズンは特に投手が大事だからね」。頂点を目指す戦いに自信を見せた。(共同)

エンゼルスに3連勝でア・リーグ優勝決定戦進出、ビールとシャンパンを掛け合うレッドソックスの松坂(左)と岡島=エンゼルスタジアム(共同)

エンゼルスに3連勝でア・リーグ優勝決定戦進出、ビールとシャンパンを掛け合うレッドソックスの松坂(左)と岡島=エンゼルスタジアム(共同)

★松坂、岡島が2度目の美酒

 この日負けていれば、8日の試合前にボストンへ移動する予定だった松坂は「先に帰ることにならなくて良かった。シャンパンファイトは何回でもできたらいい」。

 ヤンキースが負けて決まった地区優勝の際は、祝杯に遅れて参加した岡島は「この間できなかったから、良かった。うれしいものですね」と喜びをかみしめていた。(共同)

★Rソックス・フランコナ監督、3連勝に余裕の表情

 レッドソックスのフランコナ監督は3連勝を「最初から最後まで投手陣がいい仕事をした」と余裕の表情で振り返る。オルティス、ラミレスの中心打者も好調で圧倒的な内容の3試合だった。

 これでア・リーグ優勝決定シリーズ開幕まで4日間もあく日程となったが「問題はないだろう。しっかりそれまでに準備できると思う」と自信たっぷりだ。ベテランのローウェル三塁手も「どのチームだって第5戦まで戦うより休みを選ぶだろう。だからといって、今われわれはプレーオフを戦っているわけで、緊張が切れることはない」と強調していた。(共同)

★エンゼルスの野球できず 3試合でわずか4点

 エンゼルスは3試合でわずか4点しか取れなかった。主力のマシューズがひざを痛めて出場できず、ゲレロ、アンダーソン、コッチマンら中心打者もコンディションが万全ではなかった。さらに自慢の機動力も封じられてはお手上げだ。

 しかし、ソーシア監督は一切言い訳なし。「ケガも野球の一部だろう。それを補うチーム力の問題だから」。攻守に圧倒されたレッドソックスについては「うちの野球をさせてもらえなかった。素晴らしい」と潔くたたえていた。(共同)