2007/10/03(水) MLBポストシーズン 地区シリーズ

▼レッドソックス−エンゼルス 第1戦 (レッドソックス1勝、フェンウェイ・パーク、18:37 日本時間:4日 7:37)
  123456789
エンゼルス
レッドソックス
エンゼルス戦で完封勝利を挙げたベケット(中央)を迎えるレッドソックスの松坂(左)とシリング=フェンウェイ・パーク(共同)

エンゼルス戦で完封勝利を挙げたベケット(中央)を迎えるレッドソックスの松坂(左)とシリング=フェンウェイ・パーク(共同)

【投手】
(エ)ラッキー、サンタナ−ナポリ、マシス
(レ)ベケット−バリテック

【責任投手】
(勝)ベケット1勝
(敗)ラッキー1敗

【本塁打】
(エ)
(レ)ユーキリス1号ソロ、オルティス1号2ラン

【戦評】
 ア・リーグのレッドソックス(東地区1位)はエンゼルス(西地区1位)に4−0で快勝し、好スタートを切った。
 レッドソックスは今季20勝の右腕ベケットが4安打8三振の好投で完封勝利を挙げた。

★20勝のベケット、完封勝利 大舞台で思い通りの投球

 レッドソックスの先発ベケットが今季20勝を挙げた力を存分に発揮し、完封で勝利に導いた。

 一回、先頭のフィギンズに安打されたものの、その後は七回一死まで一人の走者も許さない。150キロ台後半の速球、120キロ台のカーブで緩急をつけてエンゼルス打線に的を絞らせず、4安打無四球で投げきった。108球中83球がストライク。大舞台でイメージ通りの投球を披露し「カウントを有利に、早めに追い込むことができた」と納得の表情だった。

 ポストシーズンには自信があった。マーリンズに所属していた2003年はワールドシリーズ第6戦で完封勝利を挙げ、チームの世界一を決めて最優秀選手に選ばれた。

 これがプレーオフで3度目の完封勝利となったが「どんな状況でも、とにかく1球1球に集中して投げるだけ」。大事な第1戦勝利にもはしゃぐそぶりはない。淡々と振り返る口調から、27歳右腕の自負がにじんだ。(共同)

エンゼルス戦の3回、2点本塁打を放つレッドソックスのオルティス=フェンウェイ・パーク(共同)

エンゼルス戦の3回、2点本塁打を放つレッドソックスのオルティス=フェンウェイ・パーク(共同)

★レッドソックス、投打の軸が活躍し先勝

 レッドソックスは20勝右腕のベケットが完封、3番・オルティスが2ランと投打の軸が活躍して第1戦を勝利した。

 フランコナ監督は大事な初戦を理想的な形で勝ったことに「どの選手もきっちりしたプレーを見せてくれた。これが続くことを期待したい」と笑顔。オルティスは「自分が期待されているのは分かっているし、責任がある。短期決戦は結果を残さないといけない」と頼もしかった。(共同)

★初回悔やむエ軍・ソーシア監督

 エンゼルスのソーシア監督は、一回の得点機を逃したことを悔しがった。

 先頭フィギンズが安打し、ヒットエンドランをかけた内野ゴロの間に二進。3番・ゲレロの打席でもスタートを切ったが、今度は鋭い打球を三塁手の好守に阻まれた。「得点はできなかったが、ああいう野球をする必要があった。ただ、今夜はベケットが信じられないような投球をしたね」。その後は好機をつくれずに完封を喫し、相手投手に脱帽するしかなかった。(共同)