2007/10/01(月) MLBワンゲームプレーオフ

▼ロッキーズ−パドレス (クアーズ・フィールド、17:37 日本時間:2日 8:37)
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パドレス
ロッキーズ 3x

(延長十三回)

松井稼頭央 松井稼頭央 1番セカンド先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
6 2 2 1 0 0 .288
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席1回裏先頭打者ピービ(右)右中間二塁打(得点1)
第2打席2回裏一死走者なしピービ(右)二ゴロ
第3打席4回裏二死走者なしピービ(右)遊ゴロ
第4打席6回裏一死三塁ピービ(右)中犠飛(打点1)
第5打席8回裏無死一塁ベル(右)投ゴロ
第6打席10回裏二死走者なしブロケール(右)遊飛
第7打席13回裏先頭打者ホフマン(右)右中間二塁打(得点1)
パドレスにサヨナラ勝ちして地区シリーズ進出を決め、チームメートと抱き合って喜ぶロッキーズの松井稼(手前)=クアーズ・フィールド(AP)

パドレスにサヨナラ勝ちして地区シリーズ進出を決め、チームメートと抱き合って喜ぶロッキーズの松井稼(手前)=クアーズ・フィールド(AP)

【投手】
(パ)ピービ、ベル、ブロケール、サッチャー、ホフマン−バード、バレット
(ロ)フォッグ、バックホルツ、アフェルト、スパイアー、ホーキンズ、フエンテス、コーパス、ハージェス、フリオ、オルティス−トレアルバ

【責任投手】
(勝)オルティス5勝4敗
(敗)ホフマン4勝5敗

【本塁打】
(パ)ゴンザレス30号満塁、へアーストン11号2ラン
(ロ)トレアルバ8号ソロ、ヘルトン17号ソロ

【戦評】
 松井稼は「1番・二塁」で6打数2安打1打点。内容は右中間二塁打、二ゴロ、遊ゴロ、中犠飛、投ゴロ、遊飛、右中間二塁打で打率は2割8分8厘。
 チームは延長十三回、9−8でサヨナラ勝ちし、ナ・リーグのワイルドカードで地区シリーズ進出を決めた。

★松井稼が“奇跡”呼ぶ ロ軍、結束しプレーオフへ

 まさに“デンバーの奇跡”だ。延長十三回表に2点本塁打で突き放された。その裏のロッキーズの攻撃は松井稼から。「気持ちは切れていなかった。塁に出ることしか考えていなかった」。パドレスの守護神ホフマンの直球にバットを振り切ると、打球は右中間を破る二塁打。静まりかえっていたベンチと観客席を再び活気づかせた。

 勢いを取り戻したロッキーズはトゥロウィッキーが二塁打、ホリデーは三塁打で続き同点。ヘルトン敬遠の後、キャロルの右犠飛で劇的なサヨナラ勝ち。12年ぶりのプレーオフ進出を決め、本拠地クアーズ・フィールドは大歓声に包まれた。

 シーズン開幕からずっとナ・リーグ西地区で下位に低迷。開幕時の先発陣が故障で戦線離脱するなど、厳しい戦いを強いられた。それでも、ハードル監督が掲げた「勝つことを目標にシンプルな野球」を合言葉に、チームは結束を高めた。終盤は11連勝を含む快進撃で、最後にワイルドカードをつかみ取った。

 メジャー4年目で初のシャンパン・ファイトを味わった松井稼は「これまでで最高の瞬間」と赤らんだ目で笑った。歓喜の中、地区シリーズを戦うフィラデルフィアへ旅立ったロッキーズ。プレーオフで台風の目になるかもしれない。(共同)

パドレス戦の一回、右中間二塁打を放つロッキーズの松井稼=クアーズ・フィールド(共同)

パドレス戦の一回、右中間二塁打を放つロッキーズの松井稼=クアーズ・フィールド(共同)

★松井稼、二塁打2本で貢献

 ロッキーズが先制攻撃を仕掛けた。今季投手成績の主要部門で首位のパドレスのピービ相手に一回に2点を奪い、試合の主導権を握った。その火付け役となったのが松井稼だった。

 第1打席。4球目の内角直球をライナーで右中間にはじき返す二塁打。これまで対戦打率1割台と苦手にしていた右腕をとらえた。内野安打、四球で無死満塁となった後、ヘルトンの犠飛で先制のホームを踏むと、続くアトキンズの適時打でもう1点を加えた。

 ピービについて「気持ちで向かってくる投手なので、それに負けないように向かっていきたい」と話していた松井稼。一回の二塁打は、今季最も重要な試合に懸ける気迫の表れだった。

 その後、試合はもつれ延長戦へ。6−6の十三回表、ヘアーストンに2点本塁打を許してリードされたが、終わらなかった。その裏、先頭の松井稼の二塁打を足掛かりに3点を奪い9−8で逆転サヨナラ勝ち。激戦を制し、ロッキーズがプレーオフにこまを進めた。(共同)