2007/09/14(金) MLB公式戦

▼レッドソックス−ヤンキース (フェンウェイ・パーク、19:05 日本時間:15日 8:05)
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ヤンキース
レッドソックス

松坂大輔 松坂大輔 先発 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
5 2/3 4 2 2 4 7 0 4.41

岡島秀樹 岡島秀樹 4番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1/3 3 4 4 1 0 2 2.28

松井秀喜 松井秀喜 6番レフト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 0 1 1 1 1 .290
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席1回表二死満塁松坂(右)遊ゴロ
第2打席4回表無死二塁松坂(右)右翼線三塁打(打点1)
第3打席6回表無死二塁松坂(右)四球
第4打席7回表二死一塁岡島(左)左飛
第5打席8回表一死二塁パペルボン(右)空振り三振
ヤンキース戦の3回、3者凡退に抑えベンチに戻るレッドソックスの松坂と、声援を送るファン=フェンウェイ・パーク(共同)

ヤンキース戦の3回、3者凡退に抑えベンチに戻るレッドソックスの松坂と、声援を送るファン=フェンウェイ・パーク(共同)

【投手】
(ヤ)ペティット、ベラス、ヘン、ブルーニー、ビスカイーノ、リベラ−ポサダ
(レ)松坂、ティムリン、ロペス、岡島、パペルボン、ガニエ−バリテック

【責任投手】
(勝)ブルーニー3勝1敗
(S)リベラ27S
(敗)パペルボン1勝3敗

【本塁打】
(ヤ)ジアンビ14号ソロ、カノ17号ソロ
(レ)

【戦評】
 松坂は先発で5回2/3を投げ、4安打2失点だった。勝敗はつかず、今季成績は14勝12敗のまま。岡島は4番手で7−2の七回から投げ、1/3回で4失点。
 松井秀は「6番・左翼」で4打数1安打1打点だった。内容は遊ゴロ、右翼線適時三塁打、四球、左飛、空振り三振で打率は2割9分。
 試合はヤンキースが8−7で勝った。

★松坂、15勝目はお預け まずまずの結果残す

 レッドソックスの松坂は5回2/3を2失点。リードした時点でマウンドを譲り、なんとか先発の義務を果たした。

 計20失点の過去3戦とは違う意識で臨んだ。これまでは球数を減らし、長い回を投げたいと話していたが「初回から飛ばしていった。球数が多くなって、交代させられてもしょうがない」。

 ヤンキースの強力打線を相手に120球。チームの逆転負けで15勝目は逃したが、フランコナ監督は「気持ちのこもった投球だった」と、信頼を取り戻した様子だった。(共同)

レッドソックス戦の4回、松坂から適時三塁打を放つヤンキース・松井秀=フェンウェイパーク(撮影・戸加里真司)

レッドソックス戦の4回、松坂から適時三塁打を放つヤンキース・松井秀=フェンウェイパーク(撮影・戸加里真司)

★あきらめなかったヤンキース! 八回、6得点で逆転

 6人の投手をつぎ込んだ。交代のたびにマウンドに出ていった監督を迎えたのはジーターの声だった。「『勝つぞ。オレたちが勝つぞ』とか言ってたな、あいつが」。トーリ監督は笑いながら振り返る。レッドソックスとの3連戦に臨んだヤンキースが、14日の初戦を逆転で取った。

 締まりのない試合だった。一回の好機を逃し、その裏はジーターの失策で始まった。ジアンビのミスが続き、ポサダは捕逸が二つ。だがトーリ監督は言う。「みっともない試合が勝ちにつながるのは、監督として誇りだ。だれもあきらめなかったと言うことだから」。八回がすべてだった。

 先頭のジアンビが右翼席、続くカノが中越えに連続本塁打を打ち込む。ジーターの右前打で2点差とし、アブレイユが同点の2点二塁打。最後はロドリゲスが勝ち越し打を放った。一死も取られず6点を挙げた。

 四回に松坂から適時三塁打を打った松井秀は「これがわれわれにとっていいように作用してくれればいい」と話した。ここからどう戦うのか。「15試合残っている。あまり感情的にならず、日々全試合を勝ちにいくことだな」。トーリ監督は、やるべきことを簡潔に言い切る。(共同)

ヤンキース戦の8回、2連続本塁打と四球を与え厳しい表情のレッドソックス・岡島。捕手バリテック=フェンウェイ・パーク(共同)

ヤンキース戦の8回、2連続本塁打と四球を与え厳しい表情のレッドソックス・岡島。捕手バリテック=フェンウェイ・パーク(共同)

★岡島、2本塁打浴びる 自己最多の4失点で降板

 レッドソックス首脳陣にとっては理想の展開で終盤を迎えていた。ヤンキースを5点リードしての八回、マウンドには岡島。だが、まさかの逆転負けで試合後のロッカールームは重い空気に包まれた。

 岡島の乱調が響いた。二死一塁で登板した七回は松井秀を速球で左飛に仕留めたが、八回に暗転する。ジアンビ、カノに連続本塁打され、四球と二塁打で一死も取れずに降板。勢いづくヤンキース打線の前に、抑えのパペルボンは3連打で逆転を許す。ベンチの岡島は、ぶぜんとした表情で汗をぬぐうしかなかった。

 フランコナ監督は岡島について「いつもと違い、ほとんど真ん中に集まっていた」と制球の甘さに首をひねったが「救援陣は今季ずっと力強かった。今回は打たれたが、取り返してくれるはず」と続けた。

 これが64試合目の登板だった岡島を筆頭に、救援陣がフル稼働してシーズン序盤からの首位快走を支えてきた。蓄積された疲労が影響しているのか。まだ2位と4.5ゲーム差と焦るべき数字ではないが、12年ぶりの地区優勝に向け、乗り越えるべき試練がのぞいた。(共同)