2007/09/03(月) MLB公式戦
| ▼ヤンキース−マリナーズ (ヤンキースタジアム、13:05 日本時間:4日 2:05) | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マリナーズ | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 7 |
| ヤンキース | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
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松井秀喜 5番指名打者先発出場 [成績] | ||||||
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .298 | |
| 打席別結果 | ||||
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 第1打席 | 1回裏 | 二死一塁→二塁 | ヘルナンデス(右) | 一ゴロ |
| 第2打席 | 4回裏 | 一死走者なし | ヘルナンデス(右) | 左飛 |
| 第3打席 | 6回裏 | 一死走者なし | ヘルナンデス(右) | 二ゴロ |
| 第4打席 | 8回裏 | 二死一塁→二塁 | シェリル(左) | 四球 |
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イチロー 1番センター先発出場 [成績] | ||||||
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 | .353 | |
| 打席別結果 | ||||
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 第1打席 | 1回表 | 先頭打者 | クレメンス(右) | 右前打 |
| 第2打席 | 3回表 | 先頭打者 | クレメンス(右) | 右中間本塁打(打点1)(得点1) |
| 第3打席 | 4回表 | 二死二塁 | クレメンス(右) | 左前打(打点1) |
| 第4打席 | 6回表 | 二死二塁 | ムシーナ(右) | 二ゴロ |
| 第5打席 | 8回表 | 二死二塁 | ブリトン(右) | 捕邪飛 |
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城島健司 7番キャッチャー先発出場 [成績] | ||||||
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | .289 | |
| 打席別結果 | ||||
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 第1打席 | 2回表 | 一死一、二塁→一、三塁 | クレメンス(右) | 捕ゴロ |
| 第2打席 | 4回表 | 一死三塁 | クレメンス(右) | 空振り三振 |
| 第3打席 | 6回表 | 無死一塁 | ムシーナ(右) | 左前打(得点1) |
| 第4打席 | 8回表 | 無死一塁 | ムシーナ(右) | 三ゴロ |

ヤンキース戦の3回、右中間に7年連続のシーズン200安打となる本塁打を放つマリナーズのイチロー=ヤンキースタジアム(共同)
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【投手】
(マ)ヘルナンデス、グリーン、シェリル、プッツ−城島
(ヤ)クレメンス、ムシーナ、ブリトン、ファーンズワース−ポサダ
【責任投手】
(勝)ヘルナンデス11勝7敗
(敗)クレメンス6勝6敗
【本塁打】
(マ)イチロー6号ソロ
(ヤ)
【戦評】
イチローは「1番・中堅」で7年連続200安打となる本塁打を含む5打数3安打2打点だった。内容は右前打、右中間本塁打、左前適時打、二ゴロ、捕邪飛で打率3割5分3厘。
城島は「7番・捕手」で4打数1安打。内容は捕ゴロ、空振り三振、左前打、三ゴロで打率2割8分9厘。チームは7−1で勝ち、連敗を9で止めた。
ヤンキースの松井秀は「5番・指名打者」で3打数無安打だった。内容は一ゴロ、左飛、二ゴロ、四球で打率は2割9分8厘。
★「いい感じ」とイチロー “星”と輝く一撃
7年目の200安打はイチローの持つ強運をあらためて印象づけた。将来、殿堂入りが確実視されているクレメンスから、あと1年足らずで役目を終える聖地ヤンキースタジアムでの本塁打。この一撃がいわば“決勝打”となり、マリナーズの9連敗は止まった。相手、舞台、状況とも申し分ない場面で節目に達するところがイチローらしかった。
「しばらく出ていないホームランがここで出るというのは何かある。ちょっと僕自身がいい感じだな、と思ってしまいました」。最近はよく「星」という言葉をよく使う。力はほぼ同じでも、ここぞという局面で期待された結果を出す人と、そうでない人がいる。2者を分けるのがイチローの意味する「星」だ。自らのひと振りで大きな「星」を証明した。
強烈な打球が右中間スタンド最前列に飛び込むまで何を思ったのか。「この球場なら、という感じですね。普通の球場なら“抜けてほしい”と思うところを“あっ、ここはニューヨークだった”と途中で思ってしまった」
右翼が狭いヤンキースタジアム。笑みを浮かべずに本音を連発するのは上機嫌な時だ。「(クレメンスは)投げているボールが(好調時と)全然違うけどビッグネームだから…。いい記念になりますよ」。単純に「うれしい」を連発しないのもイチローらしい。(共同)

ヤンキース戦で7年連続200安打を達成、勝利にマクラーレン監督(手前)と喜ぶマリナーズのイチロー=ヤンキースタジアム(共同)
★200安打は自律の象徴 自分に厳しい姿勢
大リーグの年間200安打は、安定を示す記録だろう。少しの故障で、その達成は難しいものになる。打撃不振が長引いても同じだ。過酷な公式戦162試合で心身をいかに高いレベルに保つのか。鍵はグラウンド内外で自らを厳しく律する姿勢となる。マリナーズはこのイチローの自律姿勢に非常に高い価値を置いている。
「私が野球にかかわった22年間でイチローほど厳しく自分をコントロールする選手はいなかった」。マリナーズのチャック・アームストロング球団社長は語る。
イチローは来季から5年間、平均1800万ドル(約20億9000万円)の超高額年俸を受ける。年俸1500万ドル以上はごくひと握りのエース級投手か、毎年40本塁打以上を期待される主軸打者にだけ与えられる特権。そんなメジャーの常識を、日本人のリードオフマンが覆す理由は何か。同社長は「それだけが理由ではない」と前置きしつつ、イチローの自律が球団全体の規範となることを挙げている。
「ファームから昇格してきた若い選手たちに見て学んでほしいのは、イチローが最高レベルのリーグで最高の結果を残し続けている"事実"だ。あれだけの成績を毎年残していながら、彼はさらにパフォーマンスを上げようとしている。米国外からの選手が比較的多いわれわれのチームでは、特に行動と結果で引っ張るイチローのような存在が必要だ」
毎試合、マリナーズのクラブハウスでは入念にストレッチを行うイチローの姿がある。舞台裏での細かい準備、ルーティンはそれ以外にも多い。そんな自律の象徴とも置き換えられる200安打は3日、7年連続で達成された。(共同)

マリナーズ戦の1回、一ゴロに倒れたヤンキースの松井秀=ヤンキースタジアム(共同)
★「打ち損じ」と松井秀 無安打で3割切る
マリナーズの本格派右腕ヘルナンデスに対し、松井秀は3打数無安打に終わった。
「チェンジアップだったので、その分弱い感じだった」という四回の左飛があったが、残りの一ゴロと二ゴロについては「打ち損じです」。球筋がある程度頭にありながら球についていけず「相手のボールが思ったより動いた」と振り返った。
ヤンキースはワイルドカード(最高勝率2位球団)でのプレーオフ進出を争うマリナーズに敗れ、1ゲーム差に迫られた。(共同)




