2007/07/03(火) MLB公式戦

▼レッドソックス−デビルレイズ (フェンウェイ・パーク、19:05 日本時間:4日 8:05)
  123456789
デビルレイズ
レッドソックス

松坂大輔 松坂大輔 先発 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
8 4 0 0 1 9 0 3.53

岩村明憲 岩村明憲 1番サード先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 0 1 0 0 3 .292
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席1回表先頭打者松坂(右)見逃し三振
第2打席3回表一死走者なし松坂(右)空振り三振
第3打席6回表一死走者なし松坂(右)左中間二塁打
第4打席8回表二死三塁松坂(右)見逃し三振
デビルレイズ戦に先発し、8回無失点と好投したレッドソックスの松坂=フェンウェイ・パーク(撮影・リョウ藪下)

デビルレイズ戦に先発し、8回無失点と好投したレッドソックスの松坂=フェンウェイ・パーク(撮影・リョウ藪下)

【投手】
(デ)カズミアー、ハメル、キャンプ−ナバロ
(レ)松坂、パペルボン−バリテック

【責任投手】
(勝)松坂10勝5敗
(敗)カズミアー5勝5敗

【本塁打】
(デ)ペーニャ19号ソロ
(レ)

【戦評】
 松坂は先発で8回無失点と好投し、今季10勝目を挙げた。内容は4安打9三振2四死球。チームは4−1で勝った。
 岩村は「1番・三塁」で4打数1安打。内容は見逃し三振、空振り三振、左中間二塁打、見逃し三振で打率は2割9分2厘。チームは9連敗。

★松坂、堂々の10勝目 ピンチで岩村を三振に

 日本でなら、完封もできていただろう。松坂は、8回を4安打無失点と堂々の内容で区切りの10勝目を挙げた。

 ただ、本人は「悪いなりに抑えられた」と振り返る。試合前のブルペンから速球が走らず、変化球に頼らざるを得なかった。ところが、渡米後滑るボールに苦しみ、本来の切れがなかったスライダーがこの日は曲がる。「ボール球でも振ってくれる。手元で曲がっているんだろうなと思った」と、打者の姿を見て即座に対応した。

 初めて走者を三塁に進めた八回二死では前の打席で二塁打されている岩村をフルカウントから外のカットボールで見逃し三振に。「体近くの変化球は得意と知っているから、そこに投げないようにと思っていた」

 昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でともに戦い、チームを世界一に導いた“戦友”を、痛打された六回以外は3打席とも外角球で三振に仕留めた。

 82試合目とシーズンはちょうど162試合の半分を折り返したところ。早くも2けたの10勝に乗せたが「先発投手としては当然いかないといけない数字」と前を見据える。6月以降の6試合でわずか計6失点と抜群の安定感を見せている。

 当初から優勝争いを考えて7、8、9月にピークを持っていきたいと話していたが、その言葉どおり上り調子で「投球内容が良くなったのはここ数試合。このまま最後までいければいい」。滑るボールや硬いマウンドといったメジャーへの対応をしながら安定感を増しており「平成の怪物」と呼ばれたすごみを取り戻したとき、どんな成績が残るのか。期待が膨らむ。(共同)

レッドソックス戦の3回、松坂に空振り三振を奪われるデビルレイズの岩村。2打席連続三振を喫す=フェンウェイ・パーク(共同)

レッドソックス戦の3回、松坂に空振り三振を奪われるデビルレイズの岩村。2打席連続三振を喫す=フェンウェイ・パーク(共同)

★岩村、松坂の変化球攻めに驚き「あれだけ多いとはね」

 デビルレイズの岩村は松坂に1安打3三振。変化球主体の攻めに「あれだけ多いとはね。いいのは分かっているけど、あの真っすぐがあっての変化球だから」と、イメージと違う投球に驚いた様子だった。

 二塁打を放って一矢を報いたが、「ボールだと思った」という外角低めの球で2度の見逃し三振。球審の判定にも疑問が残り、すっきりしない表情だった。

 チームは9連敗。「何とかして勝ち星を挙げないと。(松坂との)次というより、ナックルをどう打つかだよ」と、2戦目先発予定のウェークフィールド対策に頭を切り替えていた。(共同)