2007/06/22(金) MLB公式戦

▼パドレス−レッドソックス (ペトコ・パーク、22:05 日本時間:23日 11:05)
  123456789
レッドソックス
パドレス

松坂大輔 松坂大輔 先発 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
6 5 1 1 5 9 0 4.01

岡島秀樹 岡島秀樹 4番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1 0 0 0 0 2 0 0.98
パドレス戦の6回、ピンチで力投するレッドソックスの松坂=ペトコ・パーク(共同)

パドレス戦の6回、ピンチで力投するレッドソックスの松坂=ペトコ・パーク(共同)

【投手】
(レ)松坂、ロペス、デルカーメン、岡島、パペルボン−バリテック
(パ)マダックス、メレディス、ラインブリンク、リング−バレット

【責任投手】
(勝)松坂9勝5敗
(S)パペルボン17S
(敗)マダックス6勝4敗

【本塁打】
(レ)
(パ)

【戦評】
 松坂は先発で6回を投げ5安打1失点。毎回の9奪三振で、9勝目を挙げた。岡島は2−1の八回に4番手で登板し、1回無安打無失点。チームは2−1で勝った。

★松坂、WBCの舞台で力投…メジャー自己最速も記録

 松坂にとって9勝目はさまざまな思いが詰まったものとなった。

 一回は「静かに試合に入っていこうと思って失敗した」。立ち上がりの悪さを意識し過ぎた結果だった。低めに外れる球が目立ち、先頭から3連続四球で満塁に。一死後、適時打を浴びて1点を失った。この回だけで30球以上を費やした。

 ここで、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のことが頭に浮かんだ。この日登板したペトコ・パークは、WBC決勝のキューバ戦で勝利投手となり、世界一に輝いた舞台。その試合では先頭打者に本塁打されており「あのときも初回に点を取られた。一緒だな、と」。この直後から闘志を前面に出す投球を取り戻し、要所は速球で押して6回1失点。メジャー自己最速の97マイル(約156キロ)も記録した。

 相手先発は通算339勝のマダックス。"精密機械"の異名を持つ投手に投げ勝ったことも大きな自信になったはずだ。ベンチからだけでなく、打席でもその投球を目にした松坂は「素晴らしいボール、投球術。目標としていた投手の一人だし、うれしかった」。メジャーリーガーにしかできない貴重な経験を積み重ねている。(共同)

パドレス戦の8回に登板し、3者凡退と好投したレッドソックス・岡島=ペトコ・パーク(共同)

パドレス戦の8回に登板し、3者凡退と好投したレッドソックス・岡島=ペトコ・パーク(共同)

★岡島、防御率0点台に

 岡島が1回無失点で松坂の9勝目を援護した。

 2−1の八回から登板し、2三振を奪って危なげなく3者凡退に。得意のチェンジアップが有効で「自分なりの投球ができた」と喜んだ。これで7試合連続無失点とし、防御率も0・98と1点台を切った。松坂は以前から「岡島さんが投げるときは安心しきっている」と話しているが、この日も信頼に応える頼もしい投球だった。(共同)