2007/06/21(木) MLB公式戦

▼マリナーズ−パイレーツ (セーフコ・フィールド、19:05 日本時間:22日 11:05)
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パイレーツ
マリナーズ

イチロー イチロー 1番センター先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 1 2 1 0 1 .358
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席1回裏先頭打者バンベンショーテン(右)中飛
第2打席3回裏二死走者なしバンベンショーテン(右)左中間二塁打
第3打席5回裏一死一、二塁バンベンショーテン(右)左前打(打点1)(得点1)
第4打席7回裏先頭打者桑田(右)空振り三振

城島健司 城島健司 5番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 0 1 0 0 0 .315
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席2回裏無死一塁バンベンショーテン(右)遊飛
第2打席4回裏二死走者なしバンベンショーテン(右)中前打
第3打席5回裏二死一、二塁バンベンショーテン(右)二飛
第4打席8回裏一死走者なしベイリス(右)遊ゴロ

桑田真澄 桑田真澄 2番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
2 1 0 0 0 4 0 3.38
マリナーズ戦の6回から登板し好投したパイレーツの桑田=セーフコ・フィールド(AP)

マリナーズ戦の6回から登板し好投したパイレーツの桑田=セーフコ・フィールド(AP)

【投手】
(パ)バンベンショーテン、桑田、ベイリス−ドーミット
(マ)ヘルナンデス、プッツ−城島

【責任投手】
(勝)ヘルナンデス4勝4敗
(S)プッツ20S
(敗)バンベンショーテン2敗

【本塁打】
(パ)
(マ)

【戦評】
 イチローは「1番・中堅」で先発し、4打数2安打1打点。内容は中飛、左中間二塁打、左前適時打、空振り三振で、16試合連続安打となった。打率は3割5分8厘。
 城島は「5番・捕手」で先発し、4打数1安打。内容は遊飛、中前打、二飛、遊ゴロ。打率は3割1分5厘。
 桑田は0−3の六回から2番手で登板し、2回を無得点に抑えた。イチローから空振り三振を奪うなど計4三振。勝敗やセーブは付かなかった。
 試合はマリナーズが3−0で勝った。

★桑田、念入りにイチロー対策 思い描いたのは内野ゴロ

 リーグが違った日本では、公式戦で当たることはなかった。「オールスター以来だと思う」と、桑田は記憶を1997年までさかのぼらせた。神宮でイチローを遊ゴロに打ち取ったのが10年前。舞台を米国に移し、懐かしい対戦が実現した。

 まずはイチローを相手する喜びを感じた。次に大リーグ屈指の好打者への対策を練った。七回の先頭がイチローと決まったのが、六回を9番打者で終えた時。「配球を頭の中で考え、捕手に初球はこれから入ろうと」。味方の攻撃中に、ベンチで念入りに準備を行ってのマウンドだった。

 初球はボールから入り、2、3球目は変化球を続けてストライク。最後は外角への完全なボール球を振らせた。桑田が思い描いていたのは内野ゴロだったが、結果はそれ以上のものとなった。

 空振り三振を奪ったことは、たまたまと言う。「彼も攻め方を立ててくるし、次はやられるかもしれない」と冷静に話した。投げてみて初めて共感したこともあった。「さらっと水のように、しなやかだけど力が伝わっている。求めているものは同じかもしれない」

 2回を1安打無失点とほぼ完ぺきに抑え、奪った三振は4個。桑田の評価は高まるばかり。それでも「先を保証されている選手じゃない。呼ばれたら精いっぱい自分らしい投球をできるようにしたい」。好結果に浮かれる様子はなかった。(共同)

パイレーツ戦の7回、桑田に空振り三振を喫したマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(AP)

パイレーツ戦の7回、桑田に空振り三振を喫したマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(AP)

★イチロー、桑田に脱帽「打つ気満々だったけど…」

 マリナーズのイチローは2打席目に16試合連続安打を決めた。次の打席では2−2から6球連続ファウルの末に左前適時打を放った。しかし試合後は、この先制打に関する質問を遮った。約5分間の会見は、ほとんど桑田との対戦についてだった。

 「もちろん打つ気満々でいきましたよ。あそこで打ち取っていただきたいなんて全く思ってない。でも…、参りました」。空振り三振に打ち取られて素直に脱帽した。

 「(桑田さんは)昔の自分でないことを受け入れている感じがする。それはなかなかできるものではない。ボール球で勝負することを受け入れている」。穏やかな表情で桑田を評価した。(共同)

パイレーツ戦に先発、4打数1安打だったマリナーズの城島=セーフコ・フィールド(AP)

パイレーツ戦に先発、4打数1安打だったマリナーズの城島=セーフコ・フィールド(AP)

★城島、プラン通りの展開に満足

 マリナーズは2試合連続の完封勝ち。故障から復帰後はピリッとしなかったヘルナンデスが8回を6安打9三振の快投で、城島も「3点差以上に大きな差があった」と余裕を感じていたようだ。

 好投の理由は攻めの配球か。「一回り目で相手に“速い”と思わせたい」と直球を続けた。「変化球を投げさせるともっと楽だったかもしれないけど、真っすぐを早めに投げさせることで体も切れる」。城島はゲームプラン通りの展開に満足そう。(共同)