2007/06/16(土) MLB公式戦

▼レッドソックス−ジャイアンツ (フェンウェイ・パーク、15:55 日本時間:17日 4:55)
  123456789
ジャイアンツ
レッドソックス

松坂大輔 松坂大輔 先発 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
7 3 0 0 3 8 0 4.18

岡島秀樹 岡島秀樹 2番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1 1 0 0 1 1 0 1.07
ジャイアンツ戦に先発、7回を無失点で今季8勝目を挙げたレッドソックス・松坂=フェンウェイ・パーク(共同)

ジャイアンツ戦に先発、7回を無失点で今季8勝目を挙げたレッドソックス・松坂=フェンウェイ・パーク(共同)

【投手】
(ジ)ケーン、コレイア−モリーナ
(レ)松坂、岡島、パペルボン−バリテック

【責任投手】
(勝)松坂8勝5敗
(S)パペルボン16S
(敗)ケーン2勝7敗

【本塁打】
(ジ)
(レ)ラミレス9号ソロ

【戦評】
 松坂は先発し、7回無失点で今季8勝目(5敗)を挙げた。3安打4四死球8三振。
 岡島は1−0の八回に2番手で投げ、1回無失点。勝敗やセーブは付かなかった。チームは1−0で勝った。

★松坂、7回無失点で8勝目

 傷ついたプライドを取り戻すには好結果を出すしかない。レッドソックスの松坂が7回無失点で8勝目。メジャー14度目の登板で初めて得点を許さなかった。

 注目は通算747本塁打を放っているボンズとの対決だった。初対戦は一回二死二塁で回ってきたが、ベンチからの指示は無情にも敬遠四球。メジャーでは初めて、日本でも2003年8月の城島(ダイエー)以来なかったこと。松坂は「日本では拒否していた。敬遠は一番嫌いな作戦。いきなりサインが出るとは思わなかった」。捕手からの返球をグラブでたたきつけるように捕り、怒りを隠さなかった。

 ただ、一回は先頭を四球で出塁させ、制球が荒れていた。気持ちを切り替えて後続を断つと、四回の第2打席は速球を2球続けて中飛、六回の第3打席は無死一、二塁のピンチに縦の変化球で遊ゴロ。通算本塁打の大リーグ記録に8本と迫っている強打者に安打を許さなかった。

 六回の二死満塁では「打者に向かっていく姿勢をこっちに来て初めて全身で表現できた」という力のこもった投球でオリリアから見逃し三振を奪うなど、終わってみれば7回を3安打。「1億ドル右腕」の闘争本能が完全に目覚めた。(共同)

ジャイアンツ戦の8回に登板、ボンズ(右奥)を三振に打ち取ったレッドソックス・岡島=フェンウェイ・パーク(共同)

ジャイアンツ戦の8回に登板、ボンズ(右奥)を三振に打ち取ったレッドソックス・岡島=フェンウェイ・パーク(共同)

★岡島、ボンズを三振

 レッドソックスの岡島が無失点投球で、松坂の8勝目を援護した。

 1−0の八回、松坂のあとを受けての登板に「気持ちを高めすぎて空回りした」という。四球と安打で無死一、二塁のピンチを招いてしまい、ボンズを迎えた。

 前日の初対戦では速球を続けて安打を許した。だが、この日はカーブを効果的に使ってカウント2−2とすると「外しか待っていないと思ったので裏をかいた」。最後は内角への速球で見逃し三振に。これで息を吹き返したそうで、後続も退けてリードを守った。(共同)