2007/06/03(日) MLB公式戦

▼レッドソックス−ヤンキース (フェンウェイ・パーク、20:05 日本時間:4日 9:05)
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ヤンキース
レッドソックス

松井秀喜 松井秀喜 6番レフト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 1 2 0 0 1 .284
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席2回表一死二塁ベケット(右)右前打
第2打席4回表一死走者なしベケット(右)投ゴロ
第3打席5回表二死一、二塁ベケット(右)空振り三振
第4打席8回表先頭打者岡島(左)右前打(得点1)

岡島秀樹 岡島秀樹 4番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1 1/3 2 1 1 0 1 0 1.27
レッドソックス戦の8回、岡島(左)から右前打を放つヤンキースの松井秀=フェンウェイ・パーク(共同)

レッドソックス戦の8回、岡島(左)から右前打を放つヤンキースの松井秀=フェンウェイ・パーク(共同)

【投手】
(ヤ)ペティット、ビスカイーノ、ファーンズワース、ブルーニー、リベラ−ポサダ
(レ)ベケット、ロペス、ドネリー、岡島、パペルボン−バリテック

【責任投手】
(勝)ブルーニー2勝1敗
(S)リベラ5S
(敗)パペルボン1敗

【本塁打】
(ヤ)ロドリゲス20号ソロ
(レ)

【戦評】
 ヤンキースの松井秀は「6番・左翼」で先発し、4打数2安打。内容は右前打、投ゴロ、空振り三振、右前打。打率は2割8分4厘。
 レッドソックスの岡島は5−4の七回二死一、三塁で4番手で登板。1回1/3を投げて2安打1失点。勝敗はつかなかった。試合はヤンキースが6−5で勝った。

★松井秀、殊勲の右前打

 勝負どころでマウンドを見れば、よく知った顔がある。1点を追う八回、先頭打者の松井秀が対したのは巨人時代の僚友、岡島だった。

 初球の速球はバットを止めてファウル。「甘く入ってきたけど、タイミングが合わなかった」。この1球で岡島に優位に立たれ、続く外角球にも手が出ない。2球で追い込まれた。だがここから松井秀の持ち味が出た。厳しい球に対応してよく粘り、7球目の速球を右前に打ち返した。「最後はちょっと甘く入ってきた」。続くカノの同点三塁打につなげた。

 ここまで3度の対戦では2度の投ゴロに四球。ヤンキースとレッドソックスの成績をそのまま表すように、岡島が松井秀を圧倒していた。「あまり打てない先輩がかわいそうで、甘く入ったんじゃないですか」

 九回にロドリゲスの本塁打が出て、ヤンキースは遠く首位を走るレッドソックスに何とか勝った。接戦をものにしたトーリ監督は「あの状況でマツイが大きなヒットを打ってくれた」。終盤の逆転を許したフランコナ監督は「マツイはしぶとかった。繰り返すけど、本当にいい打席だった」。両監督が背番号55の名を口にした。(共同)

ヤンキース戦の8回、カノの長打で一走松井秀(後方)の同点の生還を許したレッドソックス・岡島=フェンウェイ・パーク(共同)

ヤンキース戦の8回、カノの長打で一走松井秀(後方)の同点の生還を許したレッドソックス・岡島=フェンウェイ・パーク(共同)

★岡島、失点後踏ん張る 救援失敗も信頼変わらず

 26試合目で初の救援失敗。だからこそ、積み上げてきた数字の方が光る。レッドソックスの岡島がメジャーに来て、初めてリードを守り切れなかった。

 1点リードの七回二死一、三塁で登板し、ヤンキースの強打者ポサダをカーブで中飛に仕留めた。だが八回、先頭の松井秀に右前に運ばれると、続くカノにチェンジアップをはじき返され、適時三塁打に。「打たれたのだから甘かった」と振り返った球は、外角低めの難しいコースだった。

 同点でなおも無死三塁。「逆転されると流れが悪い。頑張って抑えた」。岡島のチェンジアップは握りがフォークボールに近い。日本に比べて滑りやすい大リーグの球が合い、これまでの好投につなげたとあって、この程度で自信は揺らがない。後続の3人をすべてチェンジアップで仕留め、追加点を許さなかった。

 フランコナ監督は「うまく打たれたが、その後をしっかり抑えた」と高く評価。九回抑えのパペルボンがロドリゲスに本塁打を打たれて敗れ、岡島が登板したヤンキース戦の連勝は7でストップした。“不敗神話”は途切れたが首脳陣の信頼は変わらなかった。(共同)