2007/05/11(金) MLB公式戦

▼マリナーズ−ヤンキース (セーフコ・フィールド、19:05 日本時間:12日 11:05)
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ヤンキース
マリナーズ

松井秀喜 松井秀喜 5番レフト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 0 0 0 0 1 .243
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席2回表先頭打者ワシュバーン(左)二ゴロ
第2打席3回表二死一、二塁ワシュバーン(左)捕邪飛
第3打席6回表先頭打者ワシュバーン(左)遊ゴロ
第4打席8回表二死走者なしワシュバーン(左)空振り三振

イチロー イチロー 1番センター先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 1 2 0 1 0 .280
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席1回裏先頭打者ラズナー(右)中前打(二盗)
第2打席3回裏一死走者なしラズナー(右)右翼線二塁打(得点1)
第3打席4回裏二死走者なしラズナー(右)四球(二盗)
第4打席6回裏二死走者なしプロクター(右)左飛

城島健司 城島健司 7番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 1 2 2 0 0 .307
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席2回裏二死走者なしラズナー(右)中前打
第2打席4回裏無死一塁ラズナー(右)左越え本塁打(打点2)(得点1)
第3打席5回裏二死一、二塁ラズナー(右)三ゴロ
第4打席8回裏一死二塁ブル−ニー(右)三直
ヤンキース戦の4回、左越えに2ランホーマーを放つマリナーズの城島=セーフコ・フィールド(共同)

ヤンキース戦の4回、左越えに2ランホーマーを放つマリナーズの城島=セーフコ・フィールド(共同)

【投手】
(ヤ)ラズナー、プロクター、ブル−ニー−ポサダ
(マ)ワシュバーン、プッツ−城島

【責任投手】
(勝)ワシュバーン3勝3敗
(S)プッツ8S
(敗)ラズナー1勝2敗

【本塁打】
(ヤ)
(マ)城島4号2ラン

【戦評】
 松井秀は「5番・左翼」で先発し、4打数無安打。内容は二ゴロ、捕邪飛、遊ゴロ、空振り三振。打率は2割4分3厘。
 イチローは「1番・中堅」で先発し、3打数2安打。内容は中前打、右翼線二塁打、四球、左飛。打率は2割8分。二盗に2度成功し、連続盗塁成功のア・リーグ記録を43に伸ばした。
 城島は「7番・捕手」で先発し、4打数2安打2打点。内容は中前打、左越え2点本塁打、三ゴロ、三直。打率は3割7厘。
 試合はマリナーズが3−0で勝った。

★城島、弾丸ライナーで4号! 自身の判断に納得の一打

 弾丸ライナーが左翼席最前列に飛び込んだ。四回に飛び出した城島の4号2ラン。高々と舞い上がるいつものホームランとは違ったが、積極性が生んだ一撃という意味では持ち味が出ていた。

 1点リードの中盤、無死一塁でカウントは1−2。ここでマリナーズのベンチはエンドランを指示した。しかし、城島はどんな球でも一、二塁間へとは考えていなかったという。「確かにエンドランのサインでしたが、右打ちしろとまでは言われていない。強く振れる球がきたら思いっきり振りますよ」

 そこにシュート回転の直球が甘く入ってきた。「転がさないと、とは若干思っていましたがボールが高かったので(とっさに)上からたたいた。それでいい角度がついたんでしょう」。だが単に迷いなく振ったわけではない。自分なりに頭を整理して結果を出したことに納得していた。

 この場面では「内角なら引っ張り。外なら反対方向と思っていた。今日のは引っ張っていいと思ったから引っ張った。その判断に満足している」。結果を淡々と振り返っていた口調が、プロセスを語るときに熱っぽく変わった。(共同)

ヤンキース戦の1回、二盗するマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(共同)

ヤンキース戦の1回、二盗するマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(共同)

★イチロー、ホームで光る走攻守「視線がないとつまらない」

 先制点につながる右翼線二塁打を含む2安打。走っては2盗塁で連続盗塁成功のア・リーグ記録を「43」に伸ばす。中堅でも相変わらずの広い守備範囲をアピールするなど、イチローが走攻守で光った。

 約4万5千人が埋めた本拠地のスタンド。普段よりも多くの視線を浴びて気持ちよさそうだ。「ファンもやっぱり多いしね。ほかのチームとやるときとはちょっと違う」

 より注目されることはイチローにとってどんな意味を持つのか、と問われ「そうじゃないとつまらないでしょ」と即答した。(共同)

マリナーズ戦の2回、二ゴロに倒れたヤンキースの松井秀=セーフコ・フィールド(共同)

マリナーズ戦の2回、二ゴロに倒れたヤンキースの松井秀=セーフコ・フィールド(共同)

★松井秀、手首骨折から1年 健康で迎えたがノーヒット

 試合終了は病院で迎えた。ちょうど1年前の5月11日、松井秀は左手首を骨折し、麻酔を打たれてベッドで横になっていた。

 左腕の橈骨(とうこつ)は完全に断ち切れ、断面が皮膚を破って突き出しそうだった。もし筋肉が断裂していれば、再起が危ぶまれる故障になっただろう。2月にけがを振り返った松井秀は「今ごろ『復帰に向けて』なんて言っていたかもしれない。そうだったら大変だった」と漏らした。

 治療、リハビリテーションに、マイナーリーグでのプレーを経験した。そしてシアトルのフィールドで1周年を迎えた。「早かったような、長かったような…」

 4打数無安打に終わった。「4タコだけれど、1年前よりいいできでしたね。けがはしていない」。敗戦後にめったに口にしない冗談が、健康で迎えた“記念日”を祝うように出た。(共同)