2007/04/27(金) MLB公式戦

▼ヤンキース−レッドソックス (ヤンキースタジアム、19:05 日本時間:28日 8:05)
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レッドソックス 11
ヤンキース

松坂大輔 松坂大輔 先発 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
6 5 4 4 4 7 0 4.36

松井秀喜 松井秀喜 6番レフト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 1 0 0 1 0 .227
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席2回裏無死一塁松坂(右)中飛
第2打席4回裏無死一、二塁松坂(右)四球(得点1)
第3打席5回裏二死走者なし松坂(右)中飛
第4打席8回裏無死一塁岡島(左)投ゴロ

岡島秀樹 岡島秀樹 3番手 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
1 1 0 0 0 1 0 0.84
大リーグを舞台に初対決するヤンキース・松井秀(右)とレッドソックス・松坂=27日、ヤンキースタジアム(代表撮影・共同)

大リーグを舞台に初対決するヤンキース・松井秀(右)とレッドソックス・松坂=27日、ヤンキースタジアム(代表撮影・共同)

【投手】
(レ)松坂、ティムリン、岡島、ピネイロ−バリテック
(ヤ)ペティット、プロクター、ヘン、ビスカイーノ、リベラ、マイヤーズ−ポサダ

【責任投手】
(勝)松坂3勝2敗
(敗)ペティット1勝1敗

【本塁打】
(レ)ユーキリス2号2ラン、ルーゴ1号ソロ
(ヤ)

【戦評】
 松坂は先発登板し、6回5安打4失点。毎回の7奪三振で今季3勝目(2敗)をマークした。岡島は6−4の八回に3番手で投げ、1回1安打無失点。
 松井秀は「6番・左翼」で先発出場し、3打数無安打1四球。内容は中飛、四球、中飛、投ゴロ。打率は2割2分7厘。
 試合はレッドソックスが11−4で勝った。

★松坂、宿敵ヤ軍に2連勝 松井秀との対戦は無安打1四球

 ベンチに戻った松坂をチームメートが握手攻めにした。6回4失点の内容に「個人的な満足感はない。チームが勝ったというだけ」と話したが、2戦連続で宿敵ヤンキースを相手に試合をつくり、勝ち星をつかんだことに意味がある。

 以前から特別な意識はないことを強調していた松井秀との対戦は「他の打者と同様、一発を打たれないことだけを心掛けた」と、平静を装った。だが、背番号「55」を打席に迎えると、球場の空気が変わった。無数のフラッシュがきらめき、声にならないざわめきがスタンドを包んだ。

 3度の対戦は無安打だったが、松坂に達成感はないだろう。変化球でともに中飛に仕留めた第1、3打席はともかく、四回の第2打席は2四球で無死一、二塁の場面から。ファウルで粘られ、フルカウントになると、客席を埋めたヤンキースファンが総立ちで歓声を送る。松坂が「今までに経験してきた中で一番大きかったかもしれない」と、驚いたほどだ。力みをとろうとしてか、何度も肩を上下させたが、結局四球で満塁に。その後3安打を浴び、この回4失点へとつながった。

 松井秀との勝負は2002年の日本シリーズで3打数3三振を奪って以来だったが、初めて訪れたヤンキースタジアムで敵地の洗礼も受けた。メジャーに舞台を移した2人の対決に、新たな要素が加わった。(共同)

レッドソックス戦の8回、投ゴロに倒れたヤンキースの松井秀=ヤンキースタジアム(AP)

レッドソックス戦の8回、投ゴロに倒れたヤンキースの松井秀=ヤンキースタジアム(AP)

★松井秀、松坂に「打たされた」 ヤ軍も7年ぶりの7連敗

 日本人投手との対戦だけで、松井秀の4打席は終わった。松坂との注目の対戦は2打数無安打1四球。岡島にも抑えられた。ヤンキースは7年ぶりの7連敗を喫した。「試合展開の中で、どうしても向こうに流れがいくことが多かった」。松井秀は大敗に終わった一戦を振り返った。

 松坂に対しての凡退は、いずれもカーブを打っての中飛だった。追い込まれ、カーブを打ちにいったが、2打席ともタイミングを狂わされた。「外角のいいところに来ていた。それを打たされた」。唯一の出塁は四回無死一、二塁の四球。二死後に勝ち越しのホームを踏んだが、ヤンキースの得点は結局この回のみだった。

 八回には元同僚の岡島に対した。「甘く入ってきたけれど、早くいきすぎた。バットの先に当たってしまった」。初球打ちは投ゴロだった。

 「松坂みたいな投手をよく打った。ただ打ち崩すところまではいかなかった」と、トーリ監督は短く新人右腕に言及した。7連敗という重い事実の前で、注目の対戦どころではなくなってしまったということか。(共同)

ヤンキース戦の8回に登板、1回を無失点だったレッドソックス・岡島=ヤンキースタジアム(共同)

ヤンキース戦の8回に登板、1回を無失点だったレッドソックス・岡島=ヤンキースタジアム(共同)

★岡島、松井と念願の対戦 外寄りの速球で投ゴロに仕留める

 レッドソックスの岡島が八回から登板し、以前から熱望していた松井秀と対戦。無死一塁から外寄りの速球で投ゴロに仕留めた。

 巨人でともにプレーしたときの豪快な本塁打のイメージが残っている。左腕と左打者とあって、オープン戦でヤンキースを迎えたときには、冗談めかしながらも「松井さんのビデオばかり見ていますよ」と、対抗心を燃やしていた。連続無失点もこれで10試合に伸ばし、大リーグで活躍してきた「先輩」に、成長した姿を見せた。(共同)