2007/04/23(月) MLB公式戦

▼デビルレイズ−ヤンキース (トロピカーナ・フィールド、19:10 日本時間:24日 8:10)
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ヤンキース
デビルレイズ 10

松井秀喜 松井秀喜 6番レフト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
2 0 0 1 2 0 .214
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席2回表無死二塁フォサム(左)四球
第2打席4回表無死一、三塁フォサム(左)中犠飛(打点1)
第3打席6回表無死一、二塁フォサム(左)中飛
第4打席8回表無死一塁サラス(右)四球
第5打席9回表二死走者なしレイエス(右)二飛

岩村明憲 岩村明憲 6番サード先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 3 2 1 2 1 .339
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席2回裏一死走者なし井川(左)四球(得点1)
第2打席3回裏二死走者なし井川(左)左前打
第3打席5回裏一死一塁井川(左)左中間二塁打(打点1)(得点1)
第4打席7回裏先頭打者ブルーニー(右)四球(得点1)
第5打席8回裏一死走者なしリベラ(右)空振り三振

井川慶 井川慶 先発 [成績]
回数 被安 失点 自責 与四 奪三 被本 防御
4 1/3 8 7 7 3 3 2 7.84
デビルレイズ戦の2回、復帰後初の打順を待つヤンキースの松井秀=トロピカーナ・フィールド(共同)

デビルレイズ戦の2回、復帰後初の打順を待つヤンキースの松井秀=トロピカーナ・フィールド(共同)

【投手】
(ヤ)井川、C・ビーン、マイヤーズ、ブルーニー、ビスカイーノ、リベラ−ポサダ
(デ)フォサム、グラバー、キャンプ、サラス、ストークス、レイエス−ポール

【責任投手】
(勝)フォサム2勝1敗
(敗)井川1勝1敗

【本塁打】
(ヤ)ロドリゲス13号ソロ、14号2ラン、カノ1号ソロ
(デ)バルデリ3号3ラン、アップトン3号ソロ

【戦評】
 井川は先発で4回1/3を投げ、2本塁打を含む8安打7失点。初黒星(1勝)を喫した。
 戦列に復帰した松井秀は「6番・左翼」で先発し、2打数無安打1打点。内容は四球、中犠飛、中飛、四球、二飛。
 岩村は「6番・三塁」で先発、3打数2安打1打点。内容は四球、左前安打、左中間二塁打、四球、三振。
 試合はデビルレイズが10−8で勝った。

★松井秀、復帰戦無安打も ブランクなく「大丈夫」

 5打席立った。うち4打席は塁に走者を置いてだった。「状況の中で対応はできていた」と松井秀は復帰戦を振り返った。試合勘という点でブランクを全く感じさせなかった。

 四回は無死一、三塁だった。2球で追い込まれ、左腕のフォサムに外へスライダーを投げられた。泳ぎながら球をバットに乗せ、中堅への犠飛とした。「際どいコース。最低限のことはできた」。ゴロを打たせようとする配球をバットコントロールで切り抜けた。

 六回無死一、二塁は初球から打ちに出た。「若干詰まった。甘い球だった」。中飛で一死一、三塁となった。安打にこそできなかったが、ここでも併殺打を避け、得点機を広げる形はつくった。

 九回二死無走者は二飛に倒れたが、二、八回はいずれも四球で出塁した。「負けたのは残念。(打撃は)良くもなく、悪くもなくです」。試合にすんなりなじんだ手応えはあるだろう。

 もちろん、痛めた左太ももは問題なかった。15安打、10点を許した試合で10度打球を処理し「それで大丈夫なんだから、いいということでしょう」。

ヤンキース戦の5回、左中間に適時二塁打を放つデビルレイズの岩村。投手井川=トロピカーナ・フィールド(共同)

ヤンキース戦の5回、左中間に適時二塁打を放つデビルレイズの岩村。投手井川=トロピカーナ・フィールド(共同)

★岩村、四球と2安打で3度出塁 井川との対決制す

 打席に立つと、最大の目標を出塁に置く。手段は問わない。岩村がヤンキース戦で2安打2四球。4度の出塁でチャンスをつくって3得点と、デビルレイズの勝利に貢献した。

 井川とは3度対戦した。1打席目は1点を追う二回一死。初球にストライクを取られたが、ボールが続き四球を選んだ。バットは一度も振らなかった。制球の定まらない相手に対して気負わず、後続の適時打で同点のホームを踏んだ。

 日本時代に3割近い対戦打率を証明したのは2、3打席目。ともに外角直球を左方向に運んだ。1本目は左前へ、2本目は五回一死一塁から左中間に適時二塁打した。

 強豪がひしめくア・リーグ東地区でも最高レベルの戦力を誇るヤンキースとの対戦を、待ちわびていた。岩村は「ヤクルト時代から、強い相手とやるのは慣れている。向かっていくのが面白い」と話したことがある。今季3戦で2勝。胸のすく思いだったに違いない。(共同)

デビルレイズ戦の5回途中、降板するヤンキースの井川(中央)=トロピカーナ・フィールド(共同)

デビルレイズ戦の5回途中、降板するヤンキースの井川(中央)=トロピカーナ・フィールド(共同)

★井川、初黒星 調整失敗で切れなし「しっくりいかなかった」

 同点に追いつかれ、なお二死一、二塁のピンチだった。バルデリにスライダーをたたかれ、左中間へ3点本塁打を打ち込まれた。大リーグ初黒星を喫した井川にとって、これが勝負を分けた1球となった。

 「1球目スライダーにまったく反応しなかった。2球目ストライクを取りにいったら狙われた。狙い球をコロコロ変える選手なのかなと思った」。根拠はあったが、それが裏目に出た。この辺が初対戦の難しさでもあるのだろう。

 調整がうまくいかず「しっくりいかなかった」と認めた通り、球自体にも初勝利を挙げた前回のような切れはなかった。「年に何回もあること。そういうときもゲームをつくらないと」

 次回は敵地で3連敗を喫したばかりのレッドソックスを相手にヤンキースタジアムで投げる。「また初めてのチーム。しっかり勉強して投げたい」。厳しい戦いが続く。