2006/10/17(火) MLBポストシーズン リーグ優勝決定シリーズ第5戦
| ▼カージナルス−メッツ (カージナルス3勝2敗、ブッシュ・スタジアム、19:19 日本時間:18日 09:19) | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ニューヨーク・メッツ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| セントルイス・カージナルス | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | X | 4 |
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田口壮 欠場 [成績] | ||||||
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|

メッツ戦の4回、反撃の口火を切る本塁打を放ち、ガッツポーズのカージナルス・プホルス=ブッシュ・スタジアム(共同)
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【投手】
(メ)グラビン、ブラッドフォード、フェリシアーノ、R・ヘルナンデス、モタ−ロデューカ
(カ)ウィーバー、キニー、フローレス、ウェインライト−モリーナ
【責任投手】
(勝)ウィーバー1勝1敗
(S)ウェインライト1S
(敗)グラビン1勝1敗
【本塁打】
(メ)
(カ)プホルス1号ソロ、ダンカン1号ソロ
【戦評】
ナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)、カージナルス(中地区1位)−メッツ(東地区1位)第5戦は、カージナルスが4−2で競り勝った。対戦成績を3勝2敗として、2年ぶり17度目のワールドシリーズ出場にあと1勝とした。
カージナルスは四回、メッツに2点先行されたが、その裏、相手の先発左腕グラビンをとらえて、主砲プホルスの本塁打などで2点を挙げて同点にすると、五回にはウィルソンの適時二塁打で3−2と勝ち越した。
六回には代打ダンカンの本塁打で加点。先発ウィーバーから3投手をつないでメッツの反撃をかわした。
今回のプレーオフ3打数3安打2本塁打のカージナルスの田口は出場の機会がなかった。
★主砲の一発、流れ変える−プホルス、グラビン攻略
プホルスのバットがとらえた打球は左翼席に消えた。2点を先制された直後の四回、一死だった。今年のプレーオフで16イニング無失点を続けていたメッツのエース、グラビンから得点を奪った。
これで一気に流れが変わる。二死からローレンが四球で出塁するとエドモンズ、ベリヤードの連打で同点。五回にはウィルソンの右翼への適時二塁打で勝ち越すと、六回にメジャー2年目のダンカンが右に代打本塁打してリードを広げた。先発ウィーバーが6回を2点に抑えると、救援陣もリードを守り切った。
プホルスは新人から6年連続で100打点を記録。今季も49本塁打、137打点とチームを地区優勝に導いた原動力となった。それがシーズン終盤から右太もも痛のために苦しんできた。
地区シリーズこそ打率3割3分3厘、1本塁打と活躍したが、このリーグ優勝決定シリーズでは第4戦まで本塁打はもちろん打点もゼロ。それでもラルーサ監督は「右太ももは大きな問題だが、彼が打てばうちは勝てる」と起用法を変えないできた。
「太ももは、走る時はともかく、打つ時には関係ない。みんな本塁打のことばかりを聞くが、自分にとってはチームの勝利が一番大事」とさらりと話した。周囲の揺るぎない信頼に主砲は応え、チームは2年ぶりのワールドシリーズへ、あと1勝とした。(共同)

メッツ戦で先発から外れ、試合を見つめるカージナルスの田口=ブッシュ・スタジアム(AP)
★出ないのが平和な証拠−田口、チーム力に手応え
チームカラーの赤に染まったスタンドが大きく揺れる。最後の打者が空振り三振に倒れると、ナインを出迎えるために田口もベンチから飛び出した。カージナルスがリーグ制覇まで、あと1勝に迫った。
田口は最後まで出番はなかった。それでも、投打がかみ合った会心の試合運びに「出ないのが平和な証拠ですから」と笑い飛ばす。
2年連続で100勝をマークしていた昨年までと違い、今季はシーズン後半に失速。それがプレーオフに入り「どんどん良くなってきている。全員が頑張っているから勝てる、そういうものだと思う」と、手応えを感じている。
2年ぶりのワールドシリーズ進出を懸けて、敵地ニューヨークへ乗り込む。田口は「いつもと何も変えてはいけない。逆にシンプルにならないといけない」。3年連続でポストシーズンで戦ってきた経験が、そう言わせる。
ラルーサ監督は「非常にタフな状況の中でのプレーになる。でも自分たちは十分にできる」と、静かな口調の中にも力を込めた。(共同)


