2006/10/15(日) MLBポストシーズン リーグ優勝決定シリーズ第4戦

▼カージナルス−メッツ (2勝2敗、ブッシュ・スタジアム、19:15 日本時間:16日 09:15)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ニューヨーク・メッツ 12
セントルイス・カージナルス

田口 田口壮 8回裏代打で途中出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
1 0 1 0 0 0 1.000
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 8回裏 二死走者なし フェリシアーノ(左) 中前打
そのままセンターの守備へ
田口壮

メッツ戦の8回、代打で出場のカージナルス・田口が中前打。ポストシーズンで3打数3安打の10割をキープ=ブッシュ・スタジアム(共同)

【投手】
(メ)O・ペレス、ブラッドフォード、フェリシアーノ、モタ−ロデューカ
(カ)レイエス、トンプソン、フローレス、ハンコック、ジョンソン、ルーパー−モリーナ

【責任投手】
(勝)O・ペレス1勝
(敗)トンプソン1敗

【本塁打】
(メ)ベルトラン2号ソロ、3号ソロ、ライト1号ソロ、デルガド3号3ラン
(カ)エクスタイン1号ソロ、エドモンズ2号ソロ、モリーナ1号ソロ

【戦評】
 メッツ(東地区1位)が3−5番打者の4本塁打8打点などでカージナルス(中地区1位)に12−5で大勝し、対戦成績を2勝2敗とした。
 メッツは三回に3番ベルトラン、5番ライトの本塁打で2−1と逆転。直後に同点とされたが、五回に4番デルガドが左翼に3点本塁打を放ち勝ち越した。
 六回はデルガドの2点二塁打、バレンティンの3点二塁打などで6点を奪って突き放し、七回にはベルトランが再びソロ本塁打した。
 カージナルスはエクスタインのソロ本塁打で2点差と詰め寄った直後の六回、救援陣が大量失点。エドモンズ、モリーナのソロ本塁打で反撃したが届かなかった。
 田口は八回に代打で中前打し、中堅を守った。今回のプレーオフ通算は3打数3安打2本塁打。

★田口、打率10割キープ−代打登場で大歓声

田口が代打で安打を放った。これでポストシーズンに入って3打数3安打。依然として“打率10割”をキープしているベテランは「自分のスイングだけをしようとしているのがいい結果につながっていると思う」と浮かれることなく言った。

「本塁打はもう終わったこと」と本人は気持ちを切り替えているが、第2戦での勝ち越し本塁打の記憶が本拠地のファンの期待を呼ぶのだろう。八回二死無走者の場面で代打がアナウンスされると、球場中が大歓声に包まれた。

1ボールからの2球目、外角球をきっちりとらえて中前に運ぶと、スタンドから再び大きな歓声が上がった。(共同)

デルガド

カージナルス戦の6回、2者をかえすエンタイトル二塁打を放つメッツのデルガド=ブッシュ・スタジアム(共同)

★頼りになる4番デルガド−勝利引き寄せる5打点

2−2の同点に追いつかれ迎えた五回だった。失策とベルトランの安打で無死一、二塁となったところで打席に入ったのは、4番のデルガド。2ボールからの3球目、甘く入った球を振り切ると打球は左翼席に消えた。

2点差に詰め寄られた直後、六回無死満塁で再び打席が回ってくる。主砲は、またもや流し打って左中間にエンタイトル二塁打。相手に傾きかけた流れを手繰り寄せた。

ブルージェイズとマーリンズに在籍した2004年、05年にはイラク戦争に抗議して球場で愛国歌「ゴッド・ブレス・アメリカ(米国に神の加護あれ)」が流れる際、グラウンドから姿を消した。そのことでヤンキースタジアムやメッツの本拠地シェイ・スタジアムの試合で激しいブーイングを受けたこともある。その男が今、ニューヨークを沸かせている。(共同)

★メッツ中軸、3人で4本塁打8打点

メッツの中軸3人が4本塁打8打点と爆発した。3番ベルトランは三回と七回にいずれも右越えのソロ本塁打。これで今回は3本、2004年の8本と合わせてプレーオフ通算11本塁打となった。

左打ちの4番デルガドはいずれも左方向へ。五回に勝ち越しの3点本塁打、六回は満塁で2点二塁打を浴びせた。

5番ライトは三回に左へソロ本塁打。これが今回のリーグ優勝決定シリーズ初安打だった。(共同)