2006/10/11(水) MLBポストシーズン リーグ優勝決定シリーズ第2戦

▼アスレチックス−タイガース (タイガース2勝、マカフィー・コロシアム、20:00 日本時間:12日 09:00)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
デトロイト・タイガース
オークランド・アスレチックス

タイガースナイン

アスレチックスに連勝し、喜ぶロドリゲス(左)らタイガースナイン=マカフィー・コロシアム(共同)

【投手】
(タ)バーランダー、レデズマ、グリッリ、ロドニー、ジョーンズ−ロドリゲス
(ア)ロアイザ、ゴーディン、ケネディ、ストリート−ケンドール

【責任投手】
(勝)バーランダー1勝
(S)ジョーンズ1S
(敗)ロアイザ1敗

【本塁打】
(タ)ゴメス1号2ラン、グランダーソン1号ソロ
(ア)ブラッドリー1号2ラン、2号ソロ、チャベス1号ソロ

【戦評】
 リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制=4戦先勝)は、ア・リーグのアスレチックス(西地区1位)−タイガース(ワイルドカード=WC=最高勝率の2位チーム)第2戦が行われ、タイガースが8−5で2連勝した。
 アスレチックスは今季11勝のロアイザ、タイガースは17勝を挙げたバーランダーが先発。タイガースは1−3の四回、モンロー、ゴメスの連続適時打などで4点を奪って逆転。六、九回には2本塁打で計3点を加えた。5投手の継投で、アスレチックスの反撃をかわした。

★単打と犠飛で積み上げる−簡単に見えるタ軍の得点

タイガースは簡単に点を取ってしまうように見える。一回。バーランダーが先制点を許した。だが二回、先頭打者のギーエンが二塁打で出塁する。続くロドリゲスは二塁ゴロときっちり右打ちして三塁へ走者を進め、モンローの右犠飛で同点に追いついた。

ブラッドリーの2点本塁打で再びリードを奪われた直後の四回の攻撃も鮮やかだった。ポランコ、オルドネスの連打とロドリゲスの四球で満塁とし、モンロー、ゴメスの連続適時打とインジの中犠飛で一気に4点を挙げた。

試合の後半には2本塁打が出てパワーも見せたが、主導権をもたらしたのは単打や犠飛などで得点を積み上げた攻めだった。敵地での連勝。13日からは熱狂的なファンの待つデトロイトが舞台となる。22年ぶりのリーグ優勝はもちろん、ワールドシリーズ制覇も現実味を帯びつつある。(共同)

★ア軍主砲封じられ、連敗−それでも信じるモッカ監督

3点を追う九回。アスレチックスは二死から3連打で満塁の好機をつくる。打席には今季ここまでチームをけん引してきたF・トーマスが向かう。スタンドは総立ちで迎えた。だが、主砲が外角への速球を強振すると、打球は高々と上がり中堅手のグラブに収まった。

3番ブラッドリーの一発などで序盤は優勢に試合を進めた。だが四回に逆転を許すと、その後はソロ2発で加点しただけ。モッカ監督は「うちの打者はいい仕事をしてくれた」と選手をかばうしかなかった。

地区シリーズの初戦で2本塁打を放ち、チームを勢いに乗せたF・トーマスは、リーグ優勝決定シリーズに入って8打数無安打。タイガースのリーランド監督が「本当に細心の注意を払っている」というように完全マークされている状態だ。

本拠地で連敗スタートとなったケースは、シリーズが7回戦制になった1985年以降、過去8度あるが、いずれのチームも敗退している。それでもモッカ監督は首を振る。「相手投手はたびたび100マイル(約161キロ)の速球を投げていた。そんなに簡単ではないよ」。最後まで選手を信じている。(共同)