2006/10/10(火) MLBポストシーズン リーグ優勝決定シリーズ第1戦
| ▼アスレチックス−タイガース (タイガース1勝、マカフィー・コロシアム、20:00 日本時間:11日 09:00) | ||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| デトロイト・タイガース | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| オークランド・アスレチックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |

アスレチックス戦の4回、三振を取り雄たけびを上げるタイガースのロバートソン=マカフィー・コロシアム(共同)
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【投手】
(タ)ロバートソン、ロドニー、ズマヤ、ジョーンズ−ロドリゲス
(ア)ジト、ゴーディン、ケネディ、カレーロ、ブラントン−ケンドール
【責任投手】
(勝)ロバートソン1勝
(敗)ジト1敗
【本塁打】
(タ)インジ1号ソロ、ロドリゲス1号ソロ
(ア)
【戦評】
米大リーグのプレーオフ、リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制=4戦先勝)は、ア・リーグが開幕し、タイガース(ワイルドカード=WC=最高勝率2位チーム)がアスレチックス(西地区1位)を5―1で破り、先勝した。
同シリーズ19年ぶり進出のタイガースは今季13勝のロバートソン、14年ぶりのアスレチックスは今季16勝のジトの両左腕が先発。タイガースは三回にインジが先制ソロ本塁打などで2点、四回にはロドリゲスのソロ本塁打やインジ、ポランコの長短打などで3点を加えた。ロバートソンが五回まで6安打無失点の力投。六回からは継投で反撃を1点に抑えた。
★タイガースの名将、的確な采配「走者のことは忘れろ」
タイガースが5点をリードした直後だった。四回、ロバートソンは先頭のF・トーマスに四球を与え、ペイトンに左翼フェンス直撃の二塁打を打たれた。無死二、三塁。リーランド監督はゆっくりとマウンドへ向かった。
地元アスレチックスの反撃ムードが高まり熱狂するスタンドをよそに淡々とした口調で話した。「心配するな。まだ2人しか走者はいないんだ。自分の投球をしろ。走者のことは忘れて打者のことだけを考えろ」
重圧を取り除かれたロバートソンはこれで立ち直る。チャベス、スウィシャー、スクタロを3者連続三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。突出したスター選手不在のチームにあって、61歳の指揮官は1人1人の性格や特性を把握して的確な采配(さいはい)を振るう。
レギュラーシーズン最後の5試合で全敗。最後の最後で地区優勝を逃した。それがポストシーズンに入ってからは初戦に敗れた後、4連勝と波に乗る。深いしわが刻まれ白い口ひげを蓄えた名将は「いい投球をしてチャンスに打つ。それができれば勝てるということだよ」。結果に一喜一憂することはない。(共同)
★インジ、先制ソロ放った−あなどれない9番打者
三回二死。それまでタイガース打線はジトの前に完ぺきに抑え込まれていた。この沈黙を破ったのは9番打者のインジだった。カウント1―2からの4球目。内角高めに甘く入った直球を振り切ると打球は左翼ポール際に飛び込んだ。
ロドリゲスの本塁打などで3点リードとした四回一死二塁の場面でも外角低めの球を左中間二塁打して2打点目を記録。六回にも右安打、八回には四球を選び、この試合全打席で出塁した。
2001年にメジャーに昇格。6年目の今季、8、9番という下位を任せられることが多かったが、それまでの自己最多を11本も上回る27本塁打を記録した。タイガースにとって19年ぶりとなるア・リーグ優勝決定戦は、成長著しい29歳の一発で幕を開けた。(共同)

