2006/10/06(金) MLBポストシーズン 地区シリーズ第3戦

▼タイガース−ヤンキース (タイガース2勝1敗、コメリカ・パーク、20:00 日本時間:07日 09:00)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ニューヨーク・ヤンキース
デトロイト・タイガース

松井秀 松井秀喜 7番レフト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 0 1 0 0 2 .333
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 2回表 一死一塁 ロジャーズ(左) 見逃し三振
第2打席 5回表 先頭打者 ロジャーズ(左) 左中間二塁打
第3打席 7回表 無死二塁 ロジャーズ(左) 二ゴロ
第4打席 9回表 二死走者なし ジョーンズ(右) 空振り三振
松井秀喜

タイガース戦の5回、左中間二塁打を放つヤンキースの松井秀=コメリカ・パーク(共同)

【投手】
(ヤ)Ra・ジョンソン、ブルネイ、ビローン−ポサダ
(タ)ロジャーズ、ズマヤ、ジョーンズ−ロドリゲス

【責任投手】
(勝)ロジャーズ1勝
(敗)Ra・ジョンソン1敗

【本塁打】
(ヤ)
(タ)グランダーソン2号ソロ

【戦評】
 松井秀は「7番・左翼」で先発、第2打席で今回の地区シリーズ初長打となる左中間二塁打を放ち、4打数1安打。このほかの打席は見逃し三振、二ゴロ、空振り三振。
 チームは0−6で完敗した。

★もう勝つしかないと松井秀−チャンスは何度もあった

持てる力を最高の場で出し切った。相手をたたえるしかないのだろう。ヤンキースは零敗を喫して、タイガースに“王手”をかけられた。

「チャンスは何度もあった。きのうと同じで、あと1本が出なかった」と松井秀は振り返った。そのうちの1つ、五回の好機は自分がつくった。先頭打者で外角高めの速球を左中間に打ち返し、二塁打とした。

ロジャーズの球は思ったより走っていたという。「勢いというか、思い切り腕を振って投げていた」。二回に狙って空振りした外角球を、無駄のないスイングでとらえた。だが安打はこの1本。「向こうが良かった」

トーリ監督が動いての零敗でもあった。ロジャーズに相性のいいウィリアムズを起用したことで、4番のシェフィールドが外れ、代わりに不振のロドリゲスが4番に座った。そしてロドリゲスは2試合連続の無安打。「攻撃について言えば、勝つために必要なことは何もできなかった」。監督の言葉は、打線よりも自身の判断を責めているようだった。

後のない戦いになった。「とにかく勝つ。それしかない」。いつも理詰めの背番号55が、理屈抜きで強く言う。(共同)

★41歳ロジャーズ、投げ勝つ

2人合わせて487勝のベテラン左腕の対決は、41歳のロジャーズが、43歳のRa・ジョンソンを上回った。

トーリ監督就任1、2年目の1996、97年にはヤンキース先発陣の一角を占めていたロジャーズ。しかし、気むずかしく、かつて同監督の著書の中で「最も扱いにくい選手の1人」と評されたこともある。

この日は制球のいい大きなカーブを武器に、八回途中まで5安打無得点に抑え、8奪三振。まさに留飲を下げる力投だった。(共同)