2006/09/24(日) MLB公式戦

▼ホワイトソックス−マリナーズ (USセルラー・フィールド、13:05 日本時間:25日 03:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
シアトル・マリナーズ
シカゴ・ホワイトソックス 12

イチロー イチロー 1番センター先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
5 1 2 0 0 0 .315
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 先頭打者 ガルシア(右) 二飛
第2打席 3回表 一死二塁 ガルシア(右) 三飛
第3打席 5回表 一死一塁 ガルシア(右) 三塁内野安打
第4打席 7回表 二死走者なし ガルシア(右) 右前打(二盗)(三盗)(得点1)
第5打席 8回表 一死二塁 ハーマンソン(右) 捕邪飛

城島 城島健司 3番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 1 1 3 0 1 .291
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 二死走者なし ガルシア(右) 死球
第2打席 4回表 先頭打者 ガルシア(右) 遊飛
第3打席 5回表 一死一、二塁 ガルシア(右) 三ゴロ併殺打
第4打席 7回表 二死一、二塁→二死一、三塁 ガルシア(右) 左越え本塁打(打点3)(得点1)
第5打席 9回表 先頭打者 ハーマンソン(右) 空振り三振

井口 井口資仁 2番セカンド先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 1 1 0 1 0 .282
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回裏 無死一塁→無死二塁 フィーラベンド(左) 三前犠打
第2打席 3回裏 一死走者なし フィーラベンド(左) 四球(得点1)
第3打席 5回裏 先頭打者 フィーラベンド(左) 中飛
第4打席 6回裏 二死一塁 フィーラベンド(左) 二邪飛
第5打席 8回裏 先頭打者 クルセタ(右) 中越え二塁打
イチロー

ホワイトソックス戦の7回、右前打を放つマリナーズのイチロー=USセルラー・フィールド(共同)

【投手】
(マ)フィーラベンド、フルト、シェリル、ピネイロ、クルセタ−城島
(ホ)ガルシア、ソーントン、マクドガル、コッツ、ハーマンソン−ピアジンスキー、アロマー

【責任投手】
(勝)ガルシア16勝9敗
(敗)フィーラベンド1敗

【本塁打】
(マ)城島18号3ラン、ブローサード21号ソロ、ロペス10号ソロ、イバネス30号ソロ
(ホ)アンダーソン8号ソロ、コナーコ34号2ラン、35号2ラン、クリーディ30号ソロ、ウリーベ21号満塁

【戦評】
 ホワイトソックスはマリナーズと対戦。井口は「2番・二塁」で先発、3打数1安打だった。内容は三前バント、四球、中飛、二邪飛、中越え二塁打で、打率は2割8分2厘。  チームは12―7で勝ったが、中地区首位のタイガースが勝ったため、ホワイトソックスの地区連覇はなくなった。
 マリナーズの城島は「3番・捕手」で先発、七回に18号3ランを放ち4打数1安打3打点。死球、遊飛、三ゴロ併殺打、左越え本塁打、空振り三振で打率は2割9分1厘。
 イチローは「1番・中堅」で先発し、5打数2安打。二飛、三飛、三塁内野安打、右前打、捕邪飛。今季43個目の盗塁も決めた。打率は3割1分5厘。

★イチロー、打球追ってフェンスによじ登る

イチローは八回、コナーコの本塁打を追った際、高さ2メートル以上のフェンスをよじ登った。

打球は、はるか上を越えていったが「どこまでいけるのかと思ってやってみた」。三回のアンダーソンの左中間寄りの本塁打のときにも試して「(フェンスの)上でも立てるかもしれない」と感じていたという。八回は既に大差がついていたが「僕の趣味みたいなものですから」。

城島健司

ホワイトソックス戦の7回、左越えに3点本塁打を放つマリナーズの城島=USセルラー・フィールド(共同)

★城島、18号3ラン−目標20本塁打にあと2本

左翼席へ大きな弧を描く打球は、城島の特徴だ。七回二死一、三塁で滞空時間の長い一発。1−1のカウントから内寄りの変化球を、うまく腕をたたんで振り抜いた。

捕手でのシーズン18本塁打は、ウィルソンの持つマリナーズ球団記録に並ぶ。だが、城島は「モチベーションを自分で上げる」と、目標を20本に設定する。残り試合は6。可能性は大いにある。

日本時代の実績は十分。日本人選手の米大リーグでの新人資格について、米国の一部メディアには認めない空気がある。それを本人はどう考えるのか。今季の新人王最有力候補は17勝のバーランダー(タイガース)。例外的な活躍を見せる快速球右腕がいなければ、城島にも十分チャンスはあった。

「選ばれない方がいいんじゃないですか。無理して選ぶような成績じゃない。それに、1人でも(自分を新人とは見なさない人が)いるなら選ばれない方がいい」。明快に言い切った。

井口資仁

マリナーズ戦の8回、中越え二塁打を放つホワイトソックスの井口=USセルラー・フィールド(共同)

★井口「残り試合頑張る」

ホワイトソックスの2年連続地区優勝の可能性は消えた。本拠地最終戦を5本塁打などで制したが、タイガースも勝ったために望みは絶たれた。

井口も2番打者らしい働きで勝利に貢献。一回無死二塁では犠打を決めた。三回の打席では四球を選び、2点目のホームを踏んだ。八回には失投を見逃さずに、フェンス直撃の中越え二塁打。「こういう形であれば、チームも勝てる」とうなずく。

プレーオフ出場の可能性は、わずかながらまだある。「残り試合を頑張りたい」。表情を引き締めると、遠征先のクリーブランドに向けて出発した。