2006/09/19(火) MLB公式戦

▼レンジャーズ−マリナーズ (アメリクエスト・フィールド、19:05 日本時間:20日 09:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
シアトル・マリナーズ
テキサス・レンジャーズ

イチロー イチロー 1番センター先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
7 1 3 2 0 0 .318
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 先頭打者 ヴォルケス(右) 二ゴロ
第2打席 2回表 二死一、二塁 ヴォルケス(右) 右前打(打点1)(二盗)
第3打席 4回表 一死一塁 ヴォルケス(右) 右前打(二盗)(得点1)
第4打席 6回表 先頭打者 ループ(右) 中飛
第5打席 7回表 二死二塁 フランシスコ(右) 一ゴロ
第6打席 9回表 二死一塁→二塁 大塚(右) 中前打(打点1)
第7打席 10回表 二死一、三塁 ベノイト(右) 左飛

城島 城島健司 3番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
6 1 2 1 0 0 .296
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 二死走者なし ヴォルケス(右) 左越え本塁打(打点1)(得点1)
第2打席 2回表 二死満塁 ヴォルケス(右) 一邪飛
第3打席 4回表 二死走者なし ヴォルケス(右) 一邪飛
第4打席 6回表 二死走者なし ループ(右) 右翼線二塁打
第5打席 8回表 一死走者なし リトルトン(右) 中飛
第6打席 9回表 二死一、二塁 大塚(右) 遊ゴロ

大塚 大塚晶則 6番手 [成績]
投球回 被安打 失 点 自責点 与四球 奪三振 被本塁 防御率
1 3 2 0 0 2 0 2.11
城島健司

レンジャーズ戦の1回、17号本塁打を放つマリナーズの城島。メジャー1年目の日本人として最多本数を記録=アメリクエスト・フィールド(共同)

イチロー

レンジャーズ戦の9回、中前に同点適時打を放つマリナーズのイチロー。この試合3本目の安打=アメリクエスト・フィールド(共同)

【投手】
(マ)ワシュバーン、ヒメネス、フルト、シェリル、ヒューバー、プッツ−城島
(レ)ヴォルケス、ラインネッカー、ループ、フランシスコ、リトルトン、大塚、ウィルソン、ベノイト−バラハス

【責任投手】
(勝)ヒューバー2勝1敗
(S)プッツ33S
(敗)ウィルソン2勝3敗

【本塁打】
(マ)城島17号ソロ
(レ)マシューズ19号ソロ、テシェイラ28号ソロ、ブレーロック16号2ラン、キンスラー13号ソロ

【戦評】
 マリナーズはレンジャーズと対戦。イチローは「1番・中堅」で先発し、7打数3安打2打点、今季40、41個目の盗塁を記録した。内容は二ゴロ、右前適時打、右前打、中飛、一ゴロ、中前適時打、左飛で打率は3割1分8厘。
 「3番・捕手」で先発の城島は6打数2安打1打点。内容は左本塁打、一邪飛、一邪飛、右翼線二塁打、中飛、遊ゴロで打率は2割9分6厘。
 大塚は2点リードの九回に登板、イチローに適時打されるなど2点を失った。マリナーズは延長十回、9−7で勝った。

★城島「全然満足してない」−1年目の最多本塁打更新

城島は、日本選手1年目の最多本塁打というくくりをさらっと受け流した。「全然満足していない。1本でももっと多く打ちたいですよ」。日本選手の枠にとらわれないのは同僚イチローも同じだった。「そんなくくりで考えなくてもいい。あいつ(城島)は3割も打てるだろうし(常時)3番なら100打点もいくでしょう。毎年20本塁打は打てる」

イチローがさらに高く評価したのは、守りの要を任されながら、打撃の好不調が守備に影響しないことだ。「(攻守を)きっちり分けて考えている。あいつはそこが偉い」。日ごろの取り組みを知る先輩の絶賛だった。

この日の試合前、7月の第3子誕生を祝し、テキサス在住の画家に依頼していた約1メートル四方の肖像画が2枚届いた。1枚は家族全員の顔が背景に描かれ、もう1枚はあこがれのイバン・ロドリゲス捕手(タイガース)が自分の背後にあるもの。

「いつかはイチローさんと一緒のものをつくりたい」。うれしい一日を好打で飾るのが、いかにも城島らしい。

球団によると、マリナーズ捕手の球団記録はダン・ウィルソンの18本。残り試合は10以上あり、これを超える可能性も十分だろう。(共同)

★イチロー、2001年以来の40盗塁にもクール

イチローは九回二死二塁で大塚から同点の中前打を放った。カウント1−2からやや甘く入ったスライダーを逃さなかった。

この日は、3安打で再びリーグ単独1位の206安打とし、2盗塁に成功して2001年以来の40盗塁以上で接戦の勝利に貢献した。

しかし、イチローは40盗塁にはクールな反応。「たまにはそれくらいやっておきたい。何年かに1回(40盗塁以上)でいいんじゃないですかね」。区切りの盗塁も報道陣に言われるまで知らなかったような口調だった。(共同)

大塚晶則

マリナーズ戦の9回、ドッブスの打球に飛び付くレンジャーズの大塚。送球ミスから同点とされた=アメリクエスト・フィールド(共同)

★大塚、リード守れず「こらえてやるしかない」

大塚は2点のリードを守れなかった。先頭打者の投ゴロを一塁へ悪送球し、無死三塁のピンチ。連続三振で二死を取ったが、1点を失い、さらにイチローに同点中前打を浴びた。

安打されたのは、いずれも決め球のスライダー。「自分の中でいろいろあるが、何を言っても言い訳になる」と大塚。力ない表情が気掛かりだ。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)からフル回転している疲労もあるのだろうか。「あと2週間。こらえてやるしかない」と自分に言い聞かせるように話した。(共同)