2006/07/19(水) MLB公式戦

▼ヤンキース−マリナーズ (ヤンキースタジアム、10:05 日本時間:20日 02:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
シアトル・マリナーズ
ニューヨーク・ヤンキース

イチロー イチロー 1番ライト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 2 3 0 0 0 .343
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 先頭打者 Ra・ジョンソン(左) 左前打(得点1)
第2打席 3回表 二死走者なし Ra・ジョンソン(左) 中前打(二盗)
第3打席 5回表 一死走者なし Ra・ジョンソン(左) 投ゴロ
第4打席 8回表 先頭打者 Ra・ジョンソン(左) 捕前内野安打(二盗)(得点1)

城島 城島健司 欠場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
 
イチロー

ヤンキース戦の8回、捕前内野安打で出塁したマリナーズのイチロー(右)が二盗、敵失策で三塁へ。投手ジョンソン=ヤンキースタジアム(共同)

イチロー(中央)と城島健司(右)

ヤンキースに勝利し連敗を脱出、ナインとハイタッチするマリナーズのイチロー(中央)。右は出場のなかった城島=ヤンキースタジアム(共同)

【投手】
(マ)メッシュ、シェリル、ロー、ソリアーノ、プッツ−リベラ
(ヤ)Ra・ジョンソン、ファーンズワース−スティネット

【責任投手】
(勝)ロー1勝
(S)プッツ18S
(敗)Ra・ジョンソン10勝8敗

【本塁打】
(マ)セクソン19号ソロ
(ヤ)

【戦評】
 イチローは「1番・右翼」で先発、2盗塁(今季31個)を決め6年連続30盗塁を記録した。打撃は4打数3安打で2得点。左前打、中前打、投ゴロ、捕前内野安打。打率は3割4分3厘。
 城島は休養日で出場しなかった。チームは3−2で勝ち、連敗は4でストップ。

★足で勝ち越し点つかむ−イチロー、3安打2盗塁

ストッキングをひざ下まで見せたイチローが走る。敵地大観衆の目の前で3安打2盗塁2得点。好調のヤンキースをかき回した。

八回、ぼてぼての捕前への当たりが内野安打に。左腕Ra・ジョンソンが何度もけん制するなど相手バッテリーは警戒したにもかかわらず、二盗に成功。捕手の悪送球を誘って三進し、浅い左飛で勝ち越しのホームを踏んだ。試合後、ヒーローの口調はさらっと吹く風のようだった。

「もっと(八回は)早めに仕掛けたかったけどね。(相手投手に)にらまれていたから怖くていけませんでしたよ」。とはいえ、長身のRa・ジョンソンとの対戦では「モーションが大きい。スタートさえうまく切れるところまでいけば」と、つぼは押さえていた。

ちょっとした相手投手のくせを読み取るのが武器。同時にそれは自分の体にも向けられていた。パンツのすそをひざまで上げた理由が興味深い。

「体にかかるストレスですね。それまで僕の体に問題があると思っていましたが、実は(ユニホームの)パンツにあったんですよ」。一般人には分かりにくい、わずかな差が走りの精度を上げている。イチローのぎりぎりまで研ぎ澄まされた感覚が、接戦の分岐点にあった。(共同)