2006/07/09(日) MLB公式戦

▼マリナーズ−タイガース (セーフコ・フィールド、13:05 日本時間:10日 05:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
デトロイト・タイガース
シアトル・マリナーズ

イチロー イチロー  1番ライト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 0 0 0 0 0 .343
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回裏 先頭打者 ロバートソン(左) 二ゴロ
第2打席 3回裏 一死一塁 ロバートソン(左) 二ゴロ
第3打席 5回裏 二死走者なし ロバートソン(左) ニ飛
第4打席 8回裏 先頭打者 ロバートソン(左) 二ゴロ

城島 城島健司  欠場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
 
イチロー

タイガース戦の5回、1969年のみシアトルに存在したチーム、パイロッツのユニホームで打席の臨むマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(共同)

【投手】
(タ)ロバートソン−ウィルソン
(マ)メッシュ、ソリアーノ、プッツ−リベラ

【責任投手】
(勝)メッシュ8勝4敗
(S)プッツ16S
(敗)ロバートソン8勝5敗

【本塁打】
(タ)オルドネス16号2ラン
(マ)リベラ2号2ラン

【戦評】
 イチローは「1番・右翼」で先発、4打数無安打に終わった。内容は二ゴロ、二ゴロ、二飛、二ゴロで、打率は3割4分3厘。
 城島は休養日で出場しなかった。チームは3―2で勝ち、連敗は6でストップ。

★129安打にもクール−イチロー、前半まずまず

チームの連敗は6で止まった。しかし、イチロー自身は最近10試合で6度目の無安打でオールスターを迎える。淡々とした表情に軽口を交えながら前半戦を振り返った。

チームは最下位だが、首位とはわずか2・5ゲーム差。しかし「そんなこと(他チームとの差)は気にできる状態ではない」と正直に言った。

主軸のセクソン、ベルトレに元気がなく、チーム全体も走塁や守備での細かいミスが多い。上位についていくのが精いっぱい、というのが現状かもしれない。

個人的にはまずまずの成績で折り返しとなる。打率3割4分3厘は6年間で4番目。129安打は3番目の成績。だが本人は「驚くことではない。結果が出ているときも出ていないときも」とクールだ。(共同)

★城島、向上心旺盛−余力を感じて後半へ

城島の旺盛な向上心が頼もしい。「自分に伸びしろがないと感じたら、モチベーションをどう保つのか。自分はこんなものと思ったら、もう先はないからね」

デビューした開幕戦から2試合連続して本塁打を放ち、6月下旬には2試合連続で2本塁打した。それなのに城島は口をとがらせながら前半戦を振り返る。伝わってくるのは、自信。まだ余力十分だ。

捕手として出場のイニング数659回2/3は、両リーグを通じトップ。満足はしていない。これまでも繰り返し監督室を訪ね、さらに多くの出場を訴えてきた。打率、本塁打、打点はすべてチームのベスト5に入り、あこがれのロドリゲス(タイガース)ら攻守兼備のスター捕手たちとも肩を並べる。盗塁阻止率38・3%もトップクラス。だが、城島はことあるごとに「まだまだ」を連発する。

「イチローさんのようなスーパースターでさえ、まだまだと思ってプレーしているはず。イチローさんが10そう思うなら、僕は20も30も、まだまだと思ってやらなければ終わってしまう」

試合後、打撃用と配球用2種類の黒い革の手帳に熱心にメモする城島の姿が必ずある。その日に感じたさまざまなことを書き留める習慣は、数年前から続いている。

「王さん(ソフトバンク監督)が現役のときにやっておられたそうです。あの王さんがそこまでの努力を惜しまなかったのだから、僕みたいな選手がやらないわけにはいかんのです」。後半戦も期待が持てそうだ。(共同)