2006/06/29(木) MLB公式戦

▼ダイヤモンドバックス−マリナーズ (チェース・フィールド、18:40 日本時間:30日 10:40)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
シアトル・マリナーズ
アリゾナ・ダイヤモンドバックス

イチロー イチロー 1番ライト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
5 0 0 0 0 0 .353
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 先頭打者 En・ゴンザレス(右) 三飛
第2打席 3回表 一死走者なし En・ゴンザレス(右) 右飛
第3打席 6回表 先頭打者 En・ゴンザレス(右) 一ゴロ
第4打席 8回表 一死走者なし ライオン(右) 左飛
第5打席 9回表 二死一、二塁 フリオ(右) 中飛

城島 城島健司 6番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 0 1 0 1 0 .297
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 2回表 先頭打者 En・ゴンザレス(右) 三ゴロ
第2打席 4回表 二死走者なし En・ゴンザレス(右) 三ゴロ
第3打席 7回表 一死二塁 En・ゴンザレス(右) 四球
第4打席 9回表 一死走者なし フリオ(右) 右翼線三塁打
9回表代走を送られ退く
城島健司

ダイヤモンドバックス戦の9回、三塁打を放つマリナーズの城島。この後代走が生還し決勝点=チェース・フィールド(AP=共同)

【投手】
(マ)メッシュ、グアダード、プッツ−城島、リベラ
(ダ)En・ゴンザレス、ライオン、フリオ−スナイダー

【責任投手】
(勝)グアダード1勝3敗
(S)プッツ14S
(敗)フリオ1勝3敗

【本塁打】
(マ)イバネス17号ソロ
(ダ)

【戦評】
 城島は「6番・捕手」で先発し、3打数1安打だった。内容は三ゴロ、三ゴロ、四球、右翼線三塁打。打率は2割9分7厘。
 イチローは「1番・右翼」で5打数無安打。内容は三飛、右飛、一ゴロ、左飛、中飛で打率は3割5分3厘。チームは3−2で勝ち、5連勝。

★城島「行くべくして行った」−必死に走って初三塁打

城島の顔が二塁を回ったところでゆがむ。三塁の手前で、明らかに足がもつれていた。「早く着きたいけど、なかなか着かなかったですねえ」。逆転勝ちで終わったからこその苦笑いだ。

イチロー

ダイヤモンドバックス戦の9回、中飛に倒れたマリナーズのイチロー。この試合無安打に終わる=チェース・フィールド(共同)

同点の九回一死で右翼線へ転がる一打。必死の形相で疾走した日本人捕手は「一死だからこそ、あそこはアウトになっても行くべきだった」と明快に説明した。少々不格好な大リーグ初三塁打だが、この一打がチームを5連勝に導く決勝点につながった。

「無死か二死なら二塁で止まっていた。これはセーフになったから言うのではないですが、足が遅いから安全に(どんなケースでも)二塁で止まって、というのだけが野球ではないですよ」

カウント2−1からの155キロ外角速球に反射的にバットが出た。1球前は20キロ近く遅いスライダーをファウル。その緩急をものともせず、左手を器用に使って流し打つあたりも非凡だ。交流戦では、ここまで出場した13試合すべてで安打を記録。城島がいよいよ本領を発揮し始めた。

★イチロー、城島の三塁打に「僕なら本塁打」

大リーグ通算で46三塁打を放っているイチローは、城島の大リーグ初三塁打をどう見たのか。「あ、僕ならインサイドザパーク(ホームラン=ランニング本塁打)ですよ」。だがすぐに「よく(三塁に)行ったよ。あいつは野球が??うまい選手?≠セね。センスがある」と褒め言葉が続いた。

自らは6月2度目の無安打。だが信頼を寄せる同僚の活躍に語り口は穏やかだった。