2006/06/16(金) MLB公式戦

▼マリナーズ−ジャイアンツ (セーフコ・フィールド、19:05 日本時間:17日 11:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
サンフランシスコ・ジャイアンツ
シアトル・マリナーズ

イチロー イチロー 1番ライト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 1 2 1 0 0 .366
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回裏 先頭打者 ロウリー(左) 右越え本塁打(打点1)(得点1)
第2打席 2回裏 一死走者なし ロウリー(左) 中前打
第3打席 4回裏 一死走者なし ヘネシー(右) 二ゴロ
第4打席 7回裏 先頭打者 ヘネシー(右) 中飛

城島 城島健司 7番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
2 1 2 1 1 0 .269
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回裏 二死一、三塁→二、三塁 ロウリー(左) 四球
第2打席 3回裏 二死二塁 ロウリー(左) 左越え二塁打(打点1)(得点1)
第3打席 6回裏 先頭打者 ヘネシー(右) 中前打
イチロー

ジャイアンツ戦の1回、右越えに先頭打者本塁打を放つマリナーズのイチロー。16戦連続安打とした。捕手グリーン=セーフコ・フィールド(共同)

【投手】
(ジ)ロウリー、ヘネシー、アカード−グリーン
(マ)ヘルナンデス、グアダード、ソリアーノ、プッツ−城島

【責任投手】
(勝)ヘルナンデス7勝6敗
(S)プッツ11S
(敗)ロウリー2勝5敗

【本塁打】
(ジ)ボンズ10号ソロ、フィンリー4号ソロ、ウィン7号ソロ
(マ)イチロー4号ソロ

【戦評】
 イチローは「1番・右翼」で先発、一回の第1打席で右越え本塁打を放ち16試合連続安打とした。イチローの先頭打者本塁打は大リーグ通算19本目。第2打席で中前打し、4打数2安打で、打率は3割6分6厘。
 城島は「7番・捕手」で先発、第2打席で左越えに適時二塁打するなど、2打数2安打1四球。
 チームは5−4で勝った。

★イチロー、高い技術に感嘆−ボンズは力強いのに奇麗

イチローは、野球少年の心でボンズの通算718号を右翼から眺めていた。「やっぱり奇麗ですよ。うん、力強いのに奇麗」。もちろん相手の本塁打を手放しでは喜ばない。だが自分もより高いレベルを目指すプロだからこそ、後世に語り継がれる強打者の一撃にはひかれるのだろう。

ボンズは過去の薬物使用問題がうわさされ、メディアの批判も後を絶たない。一方で、年間最多本塁打記録保持者であり、伝説のルースを超えた男でもある。

そんな賛否両論のヒーローについて、イチローは「僕は彼が人間的にどうかとかは一切知らない」とまず断りを入れた上で「でもあの技術はそういうものを超越している感じがする。明らかに持っている技術が人と違う」。その口調には、敬意が十分に込められていた。

自らは通算19本目の先頭打者本塁打。今年限りで引退するかもしれないボンズと同じ試合で“架けた”アーチは思い出に残るのか。「どうかなあ、それじゃ彼に今年で終わってもらわないと思い出にならない」。まんざらでもなさそうな雰囲気での軽口だ。(共同)

城島健司

ジャイアンツ戦の3回、左越えに適時二塁打を放つマリナーズの城島。捕手グリーン=セーフコ・フィールド(共同)

★城島、ボンズとの対戦に「オーラがすごい」

城島は10日のエンゼルス戦以来の2安打。2打席目は勝ち越しの左越え二塁打を放ち、3打席目は外角低め球を中前に巧打したが、会見の内容はほとんどがリード面についてだった。

九回はフルカウントからフォークボールを要求し、ボンズを見逃し三振に。だが、第3打席で空振り三振に仕留めた球と同様、意図した通りの投球ではなかったという。「(最後は)非常に危ない球。でも、思いがけない球がくると(甘くても)打てなかったりするもの」。2000年の日米野球でも対戦した強打者の印象は「何かを極めている。オーラがすごい」。(共同)