2006/05/09(火) MLB公式戦

▼マリナーズ−デビルレイズ (セーフコ・フィールド、19:05 日本時間:10日 11:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
タンパベイ・デビルレイズ
シアトル・マリナーズ

イチロー イチロー 1番ライト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
5 0 3 2 0 0 .288
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回裏 先頭打者 ウェクター(右) 一ゴロ
第2打席 2回裏 二死一、三塁 ウェクター(右) 中飛
第3打席 4回裏 二死一、二塁 ウェクター(右) 中前打(打点1)
第4打席 7回裏 先頭打者 ウェクター(右) 右前打
第5打席 8回裏 一死満塁 メドウズ(右) 右前打(打点1)

城島 城島健司 7番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
2 2 1 2 1 0 .274
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 2回裏 無死満塁 ウェクター(右) 中前打(打点2)
第2打席 4回裏 一死走者なし ウェクター(右) 四球(得点1)
第3打席 6回裏 先頭打者 ウェクター(右) 中飛
第4打席 8回裏 無死一、二塁 ウェクター(右) 死球(得点1)
イチロー

デビルレイズ戦の7回、この試合2本目の安打を右前に放つマリナーズ・イチロー=セーフコ・フィールド(共同)

【投手】
(デ)ウェクター、メドウズ−ホール
(マ)ヘルナンデス、シェリル、ソリアーノ−城島

【責任投手】
(勝)ヘルナンデス2勝4敗
(S)ソリアーノ1S
(敗)ウェクター2敗

【本塁打】
(デ)
(マ)エベレット5号ソロ

【戦評】
 イチローは「1番・右翼」で先発、5打数3安打2打点だった。内容は一ゴロ、中飛、中前打、右前打、右前打。
 城島は「7番・捕手」で2打数1安打2打点だった。内容は中前2点適時打、四球、中飛、死球。チームは8―1で勝った。

★拳合わせ“ガッツポーズ”−城島2度かえしたイチロー

イチローの2本の適時打は、いずれも塁上の城島をかえすものだった。四回二死一、二塁では二遊間をゴロで抜ける当たりで追加点。八回はダメ押しといってもいい。一死満塁で右前に痛烈なライナー。そして試合後のクラブハウスでは、ロッカーが隣同士の2人が、静かにお互いの拳を合わせていた。

日本の野球が本当の意味で大リーグになじんだとされる段階とは−。かつてそんな問いにイチローが「どこのチームにも2、3人の日本人がプレーしているような時代が来ること」と答えたことがある。

この日は八回途中まで1失点の先発ヘルナンデスの好調をベンチで城島から直接聞いていた。「ジョーが、今日はいいよって言ってたからね。やっぱりキャッチャーの目は確かだな、と」。前日は城島が「バントでも何でもやって出塁してきます」とイチローに約束して先頭打者で安打。そこから逆転劇が始まった。

大リーグで日本人打者2人がレギュラーでプレーしたのは今年のマリナーズが初めて。同様のシーンは今後も多く見られるだろうか。(共同)

★城島、ヘルナンデスを好リード

城島は二回無死満塁でスライダーをきっちりとらえ、二遊間を破る2点適時打を放った。「内野ゴロでも1点の場面。楽な状況だったから」と先制打にもさらりと言う。

リード面では、開幕から調子が上がっていなかったヘルナンデスに今季最長の7回2/3を投げさせ、2勝目に導いた。米メディアの中には、不振の原因を城島の配球に求める論調もあったが、それを完全に一掃する内容。「彼は結果は出ていなかったが、ひとつかみ合えば勝てると思っていた」とうなずいてみせた。(共同)