2006/05/08(月) MLB公式戦

▼マリナーズ−デビルレイズ (セーフコ・フィールド、19:05 日本時間:09日 11:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
タンパベイ・デビルレイズ
シアトル・マリナーズ

イチロー イチロー 1番ライト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 2 2 0 1 0 .277
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 1回裏 先頭打者 フォサム(左) 左前打
第2打席 3回裏 二死走者なし フォサム(左) 投前内野安打(二盗)(得点1)
第3打席 5回裏 一死一塁 フォサム(左) 左飛
第4打席 7回裏 一死一、二塁 オルベラ(右) 四球(得点1)
第5打席 8回裏 一死一塁→二塁 ハービル(右) 投直

城島 城島健司 7番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
4 1 1 0 0 0 .269
打席別結果
打席 状況 投手 結果
第1打席 2回裏 二死走者なし フォサム(左) 右飛
第2打席 4回裏 二死一塁 フォサム(左) 右飛
第3打席 7回裏 先頭打者 フォサム(左) 左前打(得点1)
第4打席 8回裏 無死一塁 オルベラ(右) 捕邪飛
イチロー

デビルレイズ戦の3回、投前内野安打の後、日米通算400盗塁を決めるマリナーズのイチロー。二塁手ウィギントン=セーフコ・フィールド(共同)

【投手】
(デ)フォサム、オルベラ、ハービル−ホール
(マ)メッシュ、グアダード、プッツ−城島

【責任投手】
(勝)メッシュ2勝2敗
(S)プッツ4S
(敗)オルベラ1勝4敗

【本塁打】
(デ)ゴームズ12号ソロ
(マ)

【戦評】
 イチローは「1番・右翼」で先発、4打数2安打で4試合連続安打。内容は左前打、投前内野安打、左飛、四球、投直。三回に二盗を決めて日米通算400盗塁とした。
 城島は「7番・捕手」で4打数1安打。内容は2打席連続右飛の後、左前打、捕邪飛。マリナーズは6−3で勝った。

★イチロー、城島渋い働き−明暗分けた走塁意識

マリナーズの逆転勝ちの裏にイチロー、城島の渋い働きがあった。自らの走塁とともに相手の走塁に対する意識の差も明暗を描いた。

イチローは、リードオフマンとして“プラスアルファの進塁”を実践した。三回二死、足を生かした投前安打で出塁し、すかさず二盗。日米通算400盗塁を決めると次打者の右前打で本塁を陥れた。際どいタイミングだったが、「ボールがどの辺にあるのか、キャッチャーの雰囲気でだいたい分かる」と、とっさに判断。やや回り込んでホームにタッチして、生還した。

七回一死満塁からの勝ち越しのタッチアップは、セクソンの邪飛を相手右翼手が滑り込んで捕球したところをセオリー通り突いた。

大リーグ400盗塁だけでも60人以上おり、区切りの盗塁にも感想は口にしなかったが、イチローの「足」と走塁技術が存分に生かされた。

城島は五回無死、俊敏な送球で三盗を狙ったクロフォードを刺した。「初回にも(二塁から)スチールを試みてきたので、ノーアウトからでもやってくるとは思っていました」。昨年まで3年間で160盗塁の俊足ランナーを防ぎ、守勢一方のムードを変えた。(共同)

城島健司

デビルレイズ戦の7回、左前打を放つマリナーズの城島=セーフコ・フィールド(共同)

★城島、好リードに充実感

城島が立ち上がり乱調だったメッシュを立ち直らせた。「チェンジアップが悪いのは肩の開きが早いのではないか」。そう判断すると「肩が開いていては投げられないから」とカーブを要求した。

本来の投球フォームを取り戻したメッシュは、7回3失点で2勝目を手にした。好リードで支えた城島は「先発投手にとって、次の登板までの4日間を勝って過ごすのと、報われずに過ごすのでは大きく違う」と充実感を漂わせた。(共同)