2006/03/23(木) MLBオープン戦

▼ダイヤモンドバックス−マリナーズ (ピオリア、18:05 日本時間:24日 11:05)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
シアトル・マリナーズ

イチロー イチロー 1番ライト先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 0 3 1 0 0 1.000
打席別結果
打席 結果
第1打席 左前打
第2打席 右前打(打点1)
第3打席 中前打

城島 城島健司 7番キャッチャー先発出場 [成績]
打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 1 1 0 0 1 .297
イチロー

ダイヤモンドバックス戦の1回、左前打を放つマリナーズのイチロー=ピオリア(共同)

【投手】
(ダ)オルティス、リヨン、ビスカイーノ−エストラダ、J・ブリトー
(マ)ヘルナンデス、S・グリーン、ハリス、ソリアーノ−城島、ミラー

【責任投手】
(勝)ヘルナンデス1勝1敗
(S)ソリアーノ3S
(敗)オルティス2敗

【本塁打】
(ダ)
(マ)

★WBC余韻の中で3安打−イチロー、マ軍に戻る

文字通り、左右、真ん中に打ち分けた。マリナーズのユニホームで今季オープン戦初出場のイチローが、3打数3安打1打点。1打席目に流し打って三遊間を抜き、二回二死二塁の得点機では一、二塁間に転がした。3打席目は痛烈なライナーが中前に飛ぶ。打つべき男が打つ、見慣れた春の光景がピオリアに戻ってきた。

大きな目をさらに見開いたのが新人の城島だ。「3本もヒットを打っているのに、ベンチが驚いていない」。イチロー自身は、新メンバーを加えたことしのマリナーズについて「いい雰囲気でした。ピリッとしてますし、いいなと思いました」とすっきり言った。

“王ジャパン”解散の2日後。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝の余韻はまだ、自分にも観客席にも残っていた。優勝を祝福する声やマリナーズへの合流を歓迎する雰囲気を球場全体に感じて、素直に感動していた。

イチローと城島

チームに合流、城島(右)と並んでキャッチボールをするマリナーズのイチロー=ピオリア(共同)

「米国人は米国が勝つことを望んでいるけれど、やっぱりいいプレーも見たいのだな、と。みんな、本当に野球が好きなんだな、と思いますね」。いきなりの3安打は、イチロー流の返礼か。

★ヘルナンデスに驚く城島「本当にすべてがいい」

城島が将来のエース候補、ヘルナンデスを受けるのは2度目。前回はキャンプ序盤だったため、本格的に仕上がってきた状態では初めてのバッテリーだった。

「捕手は、鮮度の落ちたというか、調子の落ちた投手をどれだけうまくリードするかですが、彼みたいな“超一級の食材”だと、受ける方も緊張するものですよ」

球の力、制球力と度胸や配球への理解度は「あれが本当に、二十何歳ですか」と驚くレベルにある。「本当にすべてがいい。だから、いいところを殺さないようにしないと」