▽ワールドシリーズ 第4戦
 アストロズ−ホワイトソックス試合速報

☆Wソックスが88年ぶり3度目の世界一!井口、1年目でチャンピオンリング獲得!

▽2005/10/26(水)19:00 ▽日本時間:10/27(木)09:00 ホワイトソックス4勝 ▽ミニッツメイド・パーク

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
シカゴ・ホワイトソックス
ヒューストン・アストロズ

▽井口資仁 2番セカンド先発出場 [成績]

打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
3 0 0 0 0 0 .167

▽打席別結果

打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 一死走者なし バッキー(右) 右飛
第2打席 3回表 二死三塁 バッキー(右) 遊ゴロ
第3打席 6回表 一死走者なし バッキー(右) 遊ゴロ
8回表代打を送られ退く
アストロズに4連勝で88年ぶりの優勝を果たし、抱き合って喜ぶホワイトソックスナイン。左から2人目は井口資仁内野手
【投手】
(ホ)ガルシア、ポリート、コッツ、ジェンクス−ピアジンスキー
(ア)バッキー、リッジ−オースマス

【責任投手】
(勝)ガルシア1勝
(S)ジェンクス2S
(敗)リッジ2敗

【本塁打】
(ホ)
(ア)

【戦評】
 ホワイトソックスが、4連勝で88年ぶり3度目のワールドシリーズ制覇を果たした。
 井口は「2番・二塁」で先発。一回は右飛、三、六回はいずれも遊ゴロに倒れ、3打数無安打で八回に代打を送られた。
 試合はホワイトソックスがガルシア、アストロズはバッキーの両先発投手が好投。0−0の八回、ホワイトソックスは二死三塁から3番ダイの適時打で1点を奪った。
 シリーズ最優秀選手(MVP)にはダイ外野手が選ばれた。

【関連記事】1年目で栄冠の井口「誇りを感じる」
 一塁塁審の腕が上がる。優勝が決まった瞬間、井口はベンチから飛び出した。「ワールドシリーズでプレーした日本選手」としては、初めてチャンピオンリングを手にする。
 0−0の八回一死二塁。好機で井口は代打を告げられた。それでもベンチに戻ると笑顔で同僚と抱き合った。「自分の成績はどうでもいい」。ポストシーズン中、繰り返してきた言葉だ。チームも好機をものにして貴重な1点を奪った。
 ずっと大リーグにあこがれてきた。2002年オフに打撃フォームを改良したのも、メジャーを意識したから。ストライクゾーンの違いを意識してボールになる外角球も打つようにした。
 03年秋にメジャー挑戦をダイエー(現ソフトバンク)に申し入れたときは、強い説得を受けて断念した。それでも「気持ちが揺らいだことは一度もなかった」。その強い思いは、移籍1年目での栄冠につながった。
ワールドシリーズで優勝しナインとシャンパンをかけ合うホワイトソックスの井口
 チームは「ブラックソックス事件」後では初めて、88年ぶりに世界一の座に就いた。「伝統のあるチームの一員として誇りを感じる」。井口も栄光の歴史を刻む1人になった。

【関連記事】Wソックス、接戦制し88年ぶりの頂上−球史の汚点ぬぐい去る
 いずれも接戦をものにし、4戦でけりをつけた。88年ぶりにワールドシリーズ制覇を果たしたホワイトソックス。思い切りのいい野球で頂上を極め、大リーグ史に残る1919年の「汚点」をぬぐい去った。
 この年、ホワイトソックスの選手8人が八百長にかかわったとされ、後に永久追放となった。「ブラックソックス事件」として今でも野球ファンにはよく知られている。主力を失ったチームはその後、優勝から遠ざかった。
 今年のホワイトソックスにはそんな「のろい」をものともしない、明るいムードが充満していた。井口以外は粗っぽい打撃が目立つ時期もあったが、それも地区制覇が危うくなってくるにつれ、変わっていった。
 この日は0−0の八回、相手の守護神リッジを捕まえた。代打ハリスの左前打とバントで一死二塁。井口の代打エベレットは二ゴロで走者を三塁に進め、シリーズ好調のダイが中前にはじき返し、得意の継投で1点を守り抜いた。
 試合終了と同時に、選手は一斉にグラウンドへ。ホワイトソックスらしい派手な喜び方だった。