▽リーグチャンピオンシリーズ 第6戦
 カージナルス−アストロズ試合速報

☆アストロズが悲願のリーグ初優勝!カ軍は20勝右腕に完敗し連覇ならず

▽2005/10/19(水)19:00 ▽日本時間:10/20(木)09:00 アストロズ4勝2敗 ▽ブッシュ・スタジアム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヒューストン・アストロズ
セントルイス・カージナルス

▽田口壮 7回表途中レフトで出場 [成績]

打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
1 0 0 0 0 0 .000

▽打席別結果

打席 状況 投手 結果
第1打席 7回裏 二死一塁 オズワルト(右) 一ゴロ
9回表の守備より退く
カージナルスを破り初のワールドシリーズ進出を決め、喜ぶアストロズナイン


【投手】
(ア)オズワルト、クオルズ、ウィーラー−オースマス
(カ)マルダー、トンプソン、マーキース、フローレス、タバレス、イズリンハウゼン−モリーナ

【責任投手】
(勝)オズワルト2勝
(敗)マルダー2敗

【本塁打】
(ア)レーン2号ソロ
(カ)

【戦評】
 ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)のカージナルス(中地区1位)−アストロズ(ワイルドカード=最高勝率2位球団)第6戦は、アストロズが5−1で勝ち、対戦成績4勝2敗でリーグ優勝を決め、球団創設44年目で初のワールドシリーズ進出を果たした。
 22日にシカゴで開幕するワールドシリーズで、井口が所属するア・リーグ優勝のホワイトソックスと対戦する。
 アストロズは三回、ビジオの適時打などで2点を先制。四回にもレーンの本塁打で加点した。五回、カージナルスに1点を返されたが、六回にスクイズで1点を加えると、七回にも犠打と適時打で1点を奪い、突き放した。
 カージナルスの田口は七回途中から左翼の守備に就き、1打数無安打だった。


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 強豪とだれもが認める。97年からの9年間でプレーオフ進出は6度目となる。だが過去5度はいずれもワールドシリーズに届かなかった。それまでの35年間と同じように。
 九回二死一塁。モリーナの打球を右翼のレーンがつかむと、選手たちがフィールドに駆けだした。アストロズが創設44年目で初のワールドシリーズ進出を決めた。
 先発のマウンドに立ったのはオズワルトだった。クレメンス、ペティットとの先発トリオの中で、今、チームが一番自信を持って送り出せる投手だろう。最速156キロの速球で初回から飛ばし、7回を1点に抑えた。
 「あいつがいつも通り投げるなら、結果はついてくる」と試合に臨んだガーナー監督の言葉通り、カージナルスを寄せつけなかった。

アストロズ戦の7回に一ゴロに倒れ、8回の守備へ向かうカージナルスの田口


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 「今は何も考えられない」と田口は何度も繰り返した。充実したシーズンを送ったからこそ、ワールドシリーズの一歩手前で敗退したのが、悔しかったのだろう。
 夏場、レギュラー外野手のウォーカーとサンダースがけがで長期離脱。ほぼ毎日のように先発出場の機会が与えられた田口は、いい場面で打ち、抜群の守りで貢献した。2人が復帰し、出番が減ったポストシーズンでも、ラルーサ監督の口から「ソウ(田口)をたくさんプレーさせられないのは惜しい」というせりふが何度も出た。
 すべてはチームの勝利のため。名将が好むプレースタイルを実践していた。右打ちして走者を進めたり、バックアップに全力で走ったり。数字に表れない面でも存在は光っていた。
 もちろん数字に残る成績も飛躍的に伸ばした。114安打、8本塁打、53打点などは昨季の2倍以上の数字だ。得点圏打率は4割7厘という高さ。本拠地で「ソウ・タグーチ」がコールされて沸き起こる歓声は、レギュラーにも負けない。
 シーズンが幕を閉じて「力を出し尽くせなかった面は」と問われた36歳の外野手は「出し尽くせないというのは、最悪の状況。出し尽くしたけど、力が足りなかったということ」と即座に言い切った。この心構えで、ベテランは来季もファンを沸かせるだろう。