▽地区シリーズ 第5戦
 エンゼルス−ヤンキース試合速報

☆松井秀、好機いかせず無安打に終わる ヤ軍は地区シリーズ突破ならず

▽2005/10/10(月)20:00 ▽日本時間:10/11(火)09:00 エンゼルス3勝2敗 ▽エンゼルスタジアム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ニューヨーク・ヤンキース
ロサンゼルス・エンゼルス

▽松井秀喜 5番レフト先発出場 [成績]

打数 得点 安打 打点 四球 三振 打率
5 0 0 0 0 1 .200

▽打席別結果

打席 状況 投手 結果
第1打席 1回表 二死一、三塁 コローン(右) 空振り三振
第2打席 3回表 一死一塁 サンタナ(右) 左飛
第3打席 5回表 一死一、二塁 サンタナ(右) 一飛
第4打席 7回表 二死二塁 エスコバル(右) 捕邪飛
第5打席 9回表 二死一、二塁 ロドリゲス(右) 一ゴロ
8回裏よりセンターへ守備変更
最後の打者、松井秀(55)は一ゴロ、ヤンキースを破り喜ぶエンゼルスの投手ロドリゲス(57)とファン=エンゼルスタジアム


【投手】
(ヤ)ムシーナ、Ra・ジョンソン、ゴードン−ポサダ
(エ)コローン、サンタナ、エスコバル、ロドリゲス−B・モリーナ

【責任投手】
(勝)サンタナ1勝
(S)ロドリゲス2S
(敗)ムシーナ1勝1敗

【本塁打】
(ヤ)ジーター2号ソロ
(エ)アンダーソン2号ソロ

【戦評】
 ア・リーグのエンゼルス(西地区1位)―ヤンキース(東地区1位)第5戦が行われ、ヤンキースは3―5で敗れ、対戦成績2勝3敗でリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)進出はならなかった。エンゼルスは3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出。
 ヤンキースの松井秀は「5番・左翼」で先発し、いずれも走者を置いて5度打席に立ったが、無安打に終わった。一回は空振り三振、三回は左飛、五回は一飛、七回は捕邪飛に倒れた。九回の二死一、二塁でも一ゴロに終わった。
 11日に開幕するア・リーグ優勝決定シリーズはエンゼルスと井口が所属するホワイトソックス(中地区1位)が対戦する。

エンゼルス戦の7回、好機で捕邪飛に倒れたヤンキース・松井秀=エンゼルスタジアム


【関連記事】最後の打者で3年目終わる−松井秀「1本出ていれば」
 野手1人の力で、勝利をたぐり寄せることなどそうできない。だが1選手の肩に、勝敗がかかることもある。ヤンキースの今季最終戦は、松井秀のバットで勝てた試合だった。大リーグ3年目のシーズンが終わった。
 「どこかで1本出ていれば、展開も違ったかもしれない。悔しいですね」。塁上に計8人の走者を置いて5打席立ち、無安打無打点だった。九回は2点差で二死一、二塁。右に強いゴロを放ったが、一塁手アースタードに横飛びで好捕され、最後の打者となった。
 打撃は好調だった。しかし2002年のチャンピオン、エンゼルスに封じられた。「しっかり研究されていて、その通りにバッテリーに攻められた。分かっていたし、準備もしていたつもりだったけど…」
 4月中旬から6月中旬にかけて約2カ月間で本塁打1本の不振を経験し、本塁打数は昨年の31から8本減った。だが打率3割5厘、116打点、192安打はすべて自己最高。得点圏打率3割1分3厘と勝負強さも相変わらずだった。「負けたことは悔しいけど、3年間やってきたことに悔いはない」と言い切ることができる。
 頭には来季の打撃がある。そのうえヤンキースとの3年契約を終え、契約交渉も始まる。「時間があるし、ゆっくり考えたい」と話すが、あっという間だろう。短く、慌ただしいオフシーズンが始まる。

ヤンキースの最近10年間成績
96年ワールドシリーズ優勝
97年※地区シリーズ敗退
98年ワールドシリーズ優勝
99年ワールドシリーズ優勝
00年ワールドシリーズ優勝
01年ワールドシリーズ敗退
02年地区シリーズ敗退
03年ワールドシリーズ敗退
04年リーグ優勝決定S敗退
05年地区シリーズ敗退
(注)※はワイルドカード




【関連記事】松井秀、最も早いシーズン終了
 エンゼルスが、ワールドシリーズを初制覇した2002年以来のリーグ優勝決定シリーズ進出を果たした。このときも、地区シリーズで破ったのがヤンキース。
 逆に、“常勝軍団”ヤンキースはこれで、5年間もワールドシリーズ優勝から遠ざかることになる。松井秀も、3年目で初めての地区シリーズ敗退で、最も早いシーズン終了となった。