| ▼ドジャース−フィリーズ 第3戦 (フィリーズ2勝1敗、ドジャースタジアム、17:22 日本時間:13日 9:22) | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
| フィリーズ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
| ドジャース | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 7 |
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黒田博樹 先発 [ |
|||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 回数 | 被安 | 失点 | 自責 | 与四 | 奪三 | 被本 | 防御 | |
| 6 0/3 | 5 | 2 | 2 | 1 | 3 | 0 | 3.00 | |
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田口壮 6回表代打で途中出場 [成績] | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
| 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
| 打席別結果 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
| 第1打席 | 6回表 | 先頭打者 | 黒田(右) | 遊ゴロ |
| 代打のみで退く | ||||

フィリーズ戦に先発し、6回2失点で勝利投手となったドジャースの黒田=ドジャースタジアム(共同)
【投手】
(フ)モイヤー、コンドリー、ハップ、エア、C・ダービン、ロメロ−ルイス、コースト
(ド)黒田、ウェード、ブロクストン−マーティン
【責任投手】
(勝)黒田1勝
(敗)モイヤー1敗
【本塁打】
(フ)
(ド)ファーカル1号ソロ
【戦評】
ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)のドジャース(西地区1位)−フィリーズ(東地区1位)第3戦は、ドジャースがフィリーズを7−2で下し、対戦成績を1勝2敗とした。
黒田はテンポの良いピッチングで、6回0/3を5安打2失点と好投。前回登板した地区シリーズ第3戦に続き勝利投手となった。
田口は六回に代打で出場し遊ゴロに倒れた。守備には就かなかった。
連敗で戻った本拠地。ドジャースタジアム史上最多の5万6800人の観衆の前で、黒田が気迫あふれる投球で流れを変えた。七回途中2失点での勝利。「連敗の悪い流れを断ち切れた。すごく大事な試合で勝利に貢献できた」と喜んだ。
一回に味方打線が5点を先行。二回無死二塁のピンチを1失点で切り抜けるとリズムに乗った。前回のカブス戦で握りを浅くし、「やっと感覚がつかめた」という速いフォークを随所に配し、内外角を突いて三−六回は無安打。大量リードでも集中力を切らさず、流れを渡さなかった。
闘志をむき出しにした。三回二死からの初球はビクトリノの頭上を通過。怒る2番打者に、黒田はマウンドを降りて仁王立ち。ビクトリノが一ゴロに倒れた際、黒田に何かを言い、黒田がにらみ返すと、両軍が飛び出し小競り合いとなった。
伏線がある。第2戦の一回、マーティンが頭の上、ラミレスが背中の後ろを通る球を投げられた。この日、マーティンは一回に死球。黒田は「内角球が抜けた。英語が分からなかった」と意図的ではなかったとしつつも「チームが一つになれた」。短期決戦で勢いを生んだ投球は、1勝以上の価値があった。(共同)

ドジャース戦の6回、代打で出場も遊ゴロに倒れたフィリーズの田口=ドジャースタジアム(撮影・リョウ薮下)
フィリーズの田口は、六回の先頭打者として代打で出場。黒田と初めて対戦した。
2球目を打って遊ゴロに倒れたが「甘い球だと思ったけど、思ったよりも変化した。いい球だった」と潔かった。
黒田の投球に同僚のビクトリノが抗議して、もめたことには「頭だけはやめてくれと、彼は平和的に物事を収めようとしていた」と弁護していた。(共同)

ナ・リーグ優勝決定戦第3戦の3回、乱闘騒ぎでチームメイトに抑えられるドジャースのラミレス=ドジャースタジアム(AP)
荒れた試合は、審判団の判断で警告試合となった。ドジャースのマーティンは一回に死球、二回には投球が頭上を通過した。三回には、ドジャースの黒田の投じた速球が相手打者の頭上を通過。10日の第2戦でドジャースの2選手が、同様の危険な球を投げられていたことから、審判団が警告を発した。
ドジャースのトーリ監督には、黒田の投球で警告試合になったことに質問が集中。相手打者のビクトリノが「狙われていた」と話したことについては「誰も頭にぶつけたくはない。そこに球はいったが、故意かどうかはわからない」。
さらに報復の可能性について「けがをさせるつもりがなかったのは確か。わたしはそれしか言えない」。第2戦からの両軍の緊張関係は、ワールドシリーズへの強い思いが理由だとし「野球ではずっと選手が問題を解決してきた。仲間は助けなければならないんだ」と話した。(共同)