| ▼ア・リーグ−ナ・リーグ (ヤンキースタジアム、20:00 日本時間:16日 9:00) | ||||||||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ナ・リーグ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | |||||
| ア・リーグ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 計 |
| ナ・リーグ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | |||||||||||
| ア・リーグ | 0 | 0 | 0 | 1x | 4 | |||||||||||
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イチロー 1番ライト先発出場 [成績] | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
| 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | .333 | |
| 打席別結果 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
| 第1打席 | 1回裏 | 先頭打者 | シーツ(右) | 右飛 |
| 第2打席 | 3回裏 | 先頭打者 | ザンブラノ(右) | 右前打 |
| 第3打席 | 5回裏 | 一死一、二塁 | ハレン(右) | 空振り三振 |
| 6回表の守備より退く | ||||
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福留孝介 8番センター先発出場 [成績] | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | |
| 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .000 | |
| 打席別結果 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 打席 | 回 | 状況 | 投手 | 結果 |
| 第1打席 | 3回表 | 先頭打者 | ソーンダース(左) | 一ゴロ |
| 第2打席 | 5回表 | 一死走者なし | サンタナ(右) | 空振り三振 |
| 5回裏の守備より退く | ||||

オールスター戦の3回、右前打を放つマリナーズのイチロー=ヤンキースタジアム(共同)
【投手】
(ナ)シーツ、ザンブラノ、ハレン、ボルケス、ウィルソン、ワグナー、デンプスター、クック、マーマル、ウェブ、リッジ−ソト、マーティン、マキャン
(ア)リー、ソーンダース、ハラデー、サンタナ、デュークシャー、ネーサン、パペルボン、F・ロドリゲス、リベラ、ソリアー、シェリル、カズミアー−マウアー、バリテック、ナバロ
【責任投手】
(勝)カズミアー1勝
(敗)リッジ1敗
【本塁打】
(ナ)ホリデー1号ソロ
(ア)ドルー1号2ラン
【戦評】
昨年の最優秀選手(MVP)で8年連続8度目の出場のイチローは、ア・リーグの「1番・右翼」で先発出場し、3打数1安打だった。三回の第2打席でザンブラノから右前打を放ち、守備でも好返球を披露した。残り2打席は右飛と空振り三振。
初出場の福留はナ・リーグの「8番・中堅」で先発し、2打数無安打。第1打席は一ゴロ、第2打席は空振り三振に倒れ、五回の守備から退いた。
試合は1967年に並ぶ史上最長タイの延長十五回、ア・リーグが4−3でサヨナラ勝ちし、1分けを挟んでの連勝を11に伸ばした。通算成績はアの37勝40敗2分け。

オールスター戦の4回、プホルスの右翼線打を二塁に送球しアウトとしたマリナーズのイチロー=ヤンキースタジアム(共同)
フェンスで跳ね返った打球を拾う。イチローは振り向きざまに思い切り投げる。二塁カバーに入った遊撃手ジーターのグラブに美しい軌道の送球が吸い込まれた。右翼ポール付近からの1バウンドスロー。打者走者のプホルスは、仕方がないといった顔でベンチへ引き揚げるしかなかった。
「捕ったのが(地元ヤンキースの)ジーターだから分が悪い。(二塁手の)ペドロイアが捕っていてくれたらね」。それでもファンの惜しみない拍手が気持ちよかった様子。「何が起こっても起こらなくても楽しかった」
野球の聖地にふさわしい演出は数え切れなかった。開幕セレモニーでは名だたる殿堂入りの選手に一人ずつ声を掛けられた。「感動した。気持ちよかった」。試合中と同じ、熱い気持ちのままで話したい。そんな理由で試合途中の会見を希望した。狭い通路で大勢の報道陣に囲まれたイチローは、まだ上気した顔だった。
「この場所で、ああいう打球がくるのが僕ということ」。思い入れの深いヤンキースタジアムへは、好プレーが一番の恩返しだ。イチローの声は最後まで弾んでいた。(共同)

オールスター戦の5回、空振り三振に倒れたカブス・福留=ヤンキースタジアム(共同)
約300万票の支持で出場した晴れ舞台で、打順は8番。多くは立てないであろう打席で、福留が狙ったのは本塁打だった。2打席とも、初球は豪快な空振り。「初球を狙っていたけど、そんなに甘くはなかった」。悔いのない笑顔で、球宴デビューを振り返った。
緊張しないはずが、「全体的にフワフワしていた」と、地に足がつかない思いをしたという。試合前の選手紹介では、殿堂入りしたかつての名選手が各守備位置に立った。中堅で福留を迎えたのは、ウィリー・メイズ。「肩を並べて、すごい舞台だと思った」。華やかさは、自分が想像していた以上だった。
狙った本塁打は出ず、結果は一ゴロと空振り三振。五回裏の守備から途中交代した。だが、ロッカーに引き揚げてきた福留の表情は紅潮したまま。さわやかな笑みを浮かべ「楽しかった。間違いなく思い出に残る」と話した。
初の球宴を終え、福留の思いはもう来年に向かっている。「もう一度来たい。次は初安打も打ちたいし、何か違ったことをしてみたい」。ファンを魅了する方法に、もう頭をめぐらせていた。(共同)

オールスター戦の15回、サヨナラ犠飛を放ったレンジャーズのヤング(10)を囲み、喜ぶMVPのドルー(上左)らア・リーグ選手=ヤンキースタジアム(共同)
ヤンキースタジアムでの最後のオールスター戦は、別れを惜しむように両チームが全選手を使う熱戦となった。2日間にまたがった試合は延長十五回、ア・リーグがサヨナラ勝ち。終了時間は午前1時37分で、試合時間4時間50分は球宴史上最長、15回は最長タイだった。
3−3の十五回一死満塁。レンジャーズのヤングが右へ飛球を打ち上げ、サヨナラ犠飛となった。アを11連勝に導いたレッドソックスのフランコナ監督は「最後の2時間は楽しかった。できることならみんな使って勝ちたかったから、それができて良かった」と疲れた顔に笑みを浮かべた。
MVPは0−2の七回に同点2ランを放ったレッドソックスのドルー。右翼への一発は史上15人目のオールスター戦初打席本塁打となった。延長が続いた場合は、フランコナ監督から投手として起用すると伝えられていたそうで「準備はできていたけど、ナーバスだったよ」と苦笑いした。(共同)