【ニューヨーク】左ひざ痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの松井秀喜外野手(34)が7日(日本時間8日)、患部の状態が良くならなかった場合、シーズン終了を待たずに手術する決意を固めた。この日、苦しい心の内をサンケイスポーツに吐露。当初はシーズン中の手術は避けたい考えだったが、心境に変化が出てきた。
試合のなかったヤンキースタジアムでは、横断幕の設置やメディア用モニターの搬入など15日(同16日)に行われる球宴の準備が進んでいた。
そんな中、松井秀は午前11時前に現れた。8日(同9日)に予定される練習開始を前に約2時間、トレーナーの治療を受けて帰宅した。
まずはティー打撃程度から
−−左ひざの状態は
「今は痛くないし落ち着いています。練習といっても、いきなりフリー打撃はないでしょう。打ってもティー打撃程度からだと思います」
−−今季中に手術をする可能性はあるか
「(今後)体を動かして不幸にも痛んだり腫れたりしたら可能性は十分ある。故障によって自分のプレーができないのなら、戻ってもチームの迷惑になるだけ。それなら戻らない方がいい。(回復しなければ)球団からも手術を勧められるでしょう」
−−手術なしで回復、との希望もあるのか
「もちろん。そのつもりで治療している。やれることをすべてやり、それでダメなら(シーズン中の手術を)考える」
−−DL入り前には足を引きずってプレーするなど、体が壊れても今季に賭ける、という意思も感じ取れたが
「いや、チームのために試合に出るといって出て、その結果、体を壊していい成績を残せないのでは、チームのためにも自分のためにもならない。しっかり故障を治して、いい状態で試合に出て初めてチームのためになるんです」
基本的に手術は回避、手術を受けるにしても今季終了後、としていた方針を松井秀が変えた。
昨年11月に手術をした右ひざは、8カ月たった今でも完全ではない。劇的な回復が見られなければ、手術後のリハビリの長い時間を考慮して、来季に備えてシーズン中に左ひざを手術−。ゴジラが決意した。