MLBメニュー

ここから本文

MLBMLBのRSS

松井秀7年目で悲願達成!日本選手初のMVP

2009.11.5 14:38
操作メニューをスキップして本文へ
松井秀7年目で悲願達成!日本選手初のMVP
フィリーズ戦の2回、中前に2点適時打を放つヤンキースの松井秀=ヤンキースタジアム(AP)【フォト】

 米大リーグ、ワールドシリーズ第6戦(現地時間4日=日本時間5日、ヤンキース7−4フィリーズ、ヤンキースタジアム)ヤンキースがフィリーズを4勝2敗で下し、9年ぶり27度目のワールドシリーズ制覇を達成した。松井秀喜外野手(35)は「5番・指名打者」で先発出場、先制2ランを含む4打数3安打6打点だった。

 どんな記録より、欲しかったものを手に入れた。ヤンキースが頂点に立った。松井秀の思いは7年目で結実した。持ち前の勝負強さで何度もチームを救い、その末にゴールにたどり着いた。その活躍で、日本選手初のシリーズMVP(最優秀選手)にも選出された。

 ワールドシリーズで決勝本塁打に代打本塁打と見せていた勝負強さが、優勝にあと1勝としたこの日は一層際立った。二回、先制の2点本塁打を右翼に打ち込んだ。カウント2−0と追い込まれ、粘った8球目だった。2死満塁の三回には中前打を放って2打点を加えた。五回にも右中間二塁打で2打点。ヤンキースタジアムには早くも「MVP」の大歓声が沸き起こった。

 松井秀の野球観は一点に集約される。自らの打撃が、いかにチームの勝利につながるか。より高い水準の打撃技術を探求しながら「この球をこう打ちたいという技術的なことはあるにはあるけど、形じゃない。どんなに格好悪くても、ボテボテでも試合を決める一打ならいい」と言う。

 「心はプレーに出る」。ひざに不安を抱えながら中軸の責任を果たし続けた今季、松井秀はそう口にした。常に勝利を求められるヤンキースを選び、海を渡った。名門の生存競争は厳しい。実績ある選手も貢献できなくなればあっさり見限られる。左手首、両ひざの手術を経験し、35歳になった松井秀が中軸を打ち続けられたのは、一貫した姿勢をプレーで実践してきたからこそだ。

 挑んでは、はね返された頂点にようやく立った。勝利を最優先にするチームと、勝利につながる一打を追い求めてきた日本のスラッガーが出会って7年。9年ぶりに“世界一”に返り咲いたヤンキースのメンバーに、松井秀が名を連ねたのは必然だろう。(共同)



Ads by Google

企画特集

注目サイト