2007年07月07日 更新
『32番目の男』に聞く…岡島、初球は「チェンジアップ」


球宴メンバーへの選出に手を合わせて感謝した岡島〔写真上〕その姿はフェンウェイ・パークの大型ビジョンにも映し出された(撮影・リョウ薮下)
−−日本式のおじぎで声援に応えていたが
「ああいうスタイルがボクのスタイルだと思う。日本の姿を皆さんにアピールできたと思う」
−−お礼登板はできなかった
「きょうは投げたかったけど、点差が開きすぎちゃった」
−−球宴ではどんな投球を
「対戦するのはすごいバッターばかり。自分のピッチングを心がけて、低めに投げていこうと思う」
−−初球は
「チェンジアップですかね。オーキドーキ(親指と人さし指でOKの形を作って握るボール)でいこうと思います」
−−球宴の勝利でワールドシリーズのスタートがアかナか決まる
「知っています。大事ですね。勝たないと。全力で投げたいと思う」
−−朗報はどこで
「トレーナーにマッサージを受けているときに、まず(ジョン・ファレル)投手コーチがきて、すぐにフランコナ監督もきて“おめでとう!”って。それを聞いてホッとしました」
−−投票期間中は気になっていたか
「やはり気にしていました。周囲から“頑張って”と言ってもらったり。今後、こういうチャンスはあるか分からないから、チャンスがあるときに出たいと思っていた」
−−入団会見の時に球宴出場を想像したか
「ないです。あるわけないでしょ。最終的にワールドチャンピオンになれればいいと思っていた。それを前提にやってきました」
−−評価されにくい中継ぎで選出された
「ファンの後押しがない限り、出られるわけはないと思う。自分の成績うんぬんではなく、温かい声援があったから。温かい1票1票があったからです」
−−もう“陰のヒーロー”ではないのでは
「全然、陰です。陰のヒーローは陰のヒーロー。ヒーローは大輔君です」
★「勝利」地元紙報じる
一夜明けた6日付けの地元紙『ボストン・グローブ』(電子版)は「岡島がオールスター投票で勝利」と大きな見出しで記事を掲載。岡島の「投票してくれたすべての人に感謝します」とのコメントを紹介した。また『ボストン・ヘラルド』(電子版)は、パペルボンの「彼はオールスターに値する選手」とのコメントを紹介、レッドソックスでは9人目となる新人での出場をほめたたえた。
★初の日本投手対決だ…ドジャース・斎藤「電話番号聞こう」
斎藤隆投手(37)が5日(日本時間6日)、レッドソックス・岡島が球宴メンバーに選ばれたことについて「良かったね。実力があると認められたということ」と笑顔を見せた。岡島とはオープン戦で会ったきりで「今度はちゃんと電話番号を聞こう」と再会が待ち切れない様子。「良かった。(日本人選手が3人で)絵がにぎやかになるでしょ」と、メジャー球宴では初となる日本投手同士の投げ合いを夢見ていた。
(ロサンゼルス=共同)
★おめでとう岡島
◆巨人・原辰徳監督
「すごいよね。岡島の場合は、自分の力でもぎとったと言えるからね」
◆巨人・小笠原
「すごいよね。頑張ってほしいし、楽しんでほしい。時間が合わなくて(テレビは)見ていないけど、活躍は知っているよ」
◆巨人・上原
「日本で選ばれるのとアメリカで選ばれるのとでは全然違う。素晴らしいことだと思います」
◆巨人・高橋尚
「一緒にやっていた人が活躍するのは本当にうれしい。自分もああいう大舞台に立ってみたいという気持ちがあるので、勇気づけられました」
| レ軍の新人で球宴に出場した選手 | |||
|---|---|---|---|
| 年度 | 選 手 | 位 | 成 績 |
| 2006 | J・パペルボン | 投 | 4勝2敗35S 防0.92 |
| 1997 | ※N・ガルシアパーラ | 遊 | .306 30本 98打点 |
| 75 | ※F・リン | 外 | .331 21本 105打点 |
| 72 | ※C・フィスク | 捕 | .293 22本 61打点 |
| 66 | G・スコット | 一 | .245 27本 90打点 |
| 61 | ※D・シュウォール | 投 | 15勝7敗0S 防3.22 |
| 57 | F・マルツォーネ | 三 | .292 15本 103打点 |
| 50 | ※W・ドロッポ | 一 | .322 34本 144打点 |
| 【注】成績はその年の通算成績。※はその年の新人王 | |||








◆日本ハム・ヒルマン監督
「おめでとうございます。オールスターに1年目から出られるなんて偉業。我々もうれしく思う」