イチロー、3安打固め打ちで6年連続の球宴出場祝う!
2年ぶりに指定席“ファン投票選出”で球宴出場を決めたイチロー。王ジャパンの一員として、世界一のプレーを披露する(共同)
【シアトル2日(日本時間3日)=サンケイスポーツ特電】マリナーズ・イチロー外野手(32)が2年ぶりのファン選出で、6年連続6度目のオールスター戦(11日・ピッツバーグ)出場を決めた。『1番・右翼』で先発したロッキーズ戦では2試合連続となる6号ソロを含む3安打と活躍。勢いづいたイチローが、球宴の大舞台でも再び“日の丸”を背負って躍動する。
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3安打の固め打ち。イチローが球宴出場をハデに祝った。
4打席目に投前内野安打で出塁すると、5打席目の九回一死では、カウント1−3にベンチから出た「打ってもいい」のサインに右中間を真っ二つ。今季6本目の三塁打を記録した。そして、2点を追う延長十一回の6打席目。直球一本に絞って、右翼へ2試合連続となる6号ソロを放った。
「打っていいということは、狙えということでしょ。チームとしてやってほしいわけだし、僕もできないわけじゃない。だからそうしただけ」。試合終盤の3連打をサラリと振り返った。
試合は惜しくも1点及ばなかったが、存在感を見せつけるには十分だった。6年連続6度目の球宴出場。それも2年ぶり5度目のファン投票による選出。ファン選出の栄誉であるオールスター先発出場の“指定席”を取り戻した。
「取り戻した、とは思わない。そんなものはぼくが(前から)取っている、と思っている」。選手間投票でも再びリーグ外野手部門1位へ。「それは、ものすごくうれしいです」と正直に喜びを表した。6年連続で真夏の球宴に招かれるのはイチロー以外ではロドリゲス(ヤンキース)とラミレス(レッドソックス)だけだ。
日本人でただ1人の選出。特に今年はシーズン直前に、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王ジャパンの支柱として世界一になった誇りを懸けて、どうしても出たかった。
「(WBCで)世界一になったチームから出るべきだと思う。その意味で、やっぱり今年は何としても出たい、という気があった」
夢舞台に燃える気持ちはWBCの時と変わらない。世界のイチローが心の中で再び“日の丸”を背負って夢舞台に臨む。
★守備では無念の迷い
本塁打が出たが、イチローにとっては悔やまれる敗戦となった。2−2の延長十一回二死二塁。イチローと中堅のジェレミー・リード外野手(25)が一瞬判断に迷い、結局飛び込んだリードが捕れずに勝ち越された。しかも、リードはこのプレーで右手の親指を骨折してしまった。「2人とも迷ったし、2人とも行けた」とイチローは残念そうに説明した。
★「現場投票」1位
ファン投票ではラミレス、ゲレロに次いで3位だったが、選手、監督、コーチによる投票ではア・リーグの外野手でイチローがトップだった。イチローは01年から3年連続ファン投票で両リーグ最多得票を獲得し、04年は3位。昨年は4位だったが、選手投票上位で選ばれた。
★ツインズ・モウアーは初出場
打率.392をマークし、イチローを抑えて打率争いでトップを走るジョー・モウアー捕手(23)が、選手間投票で球宴初出場を果たした。「夢に描いていた球宴。今後も選出されるように努力したい」。同一チームとなるイチローとの“安打製造機”争いも見ものだ。
(ミネアポリス)
■球宴選抜方法
オールスター出場選手はア、ナ両リーグから各32人。指名打者制を用いないナの本拠地で開催される今回の選出方法は(1)ファン投票で先発出場の野手(捕手を含む)が決定(8人)(2)選手、監督、コーチによる投票の上位選手と監督、大リーグ機構による推薦選手(投手、野手合わせて23人)(3)「32番目の男」として5人の候補から1人をMLB公式ホームページでの最終投票で選び6日に発表−となっている。先発投手は後日発表される。







