MLBオールスターゲーム2004 ホームランダービー

▽現地時間 2004/07/12

選手 所属 1回戦 準決勝 決 勝 合計
ミゲル・テハダ ※1 オリオールズ 15 27
ランス・バークマン ※2 アストロズ 10 21
ラファエル・パルメイロ オリオールズ 14
バリー・ボンズ ジャイアンツ 11
サミー・ソーサ カブス
ジム・トーミ フィリーズ
ハンク・ブラロック レンジャーズ
デービッド・オーティズ レッドソックス
※1 ジェーソン・ジアンビ(ヤンキース)に代わり出場
※2 故障のため辞退した、ケン・グリフィー(レッズ)に代わり出場
※成績は、現地時間11日現在
※3ラウンド合計27本は、オールスター新記録

■ルール

【1回戦】HR以外は全てアウトとみなし、10アウトになるまでに何本HRを打てるかを競う。リーグに関係なく上位4人が2回戦へ。同点の場合、今季成績上位者が勝利
  【準決勝】1位vs4位・2位vs3位のマッチ戦。ルールは1回戦と同じ。ぞれぞれ1位が3回戦へ。同点の場合はサドンデスの延長戦が行われる
  【決勝】上位2人のマッチ戦 。ルールは2回戦と同じ

テハダ

米大リーグ、オールスター戦のホームラン競争で優勝しガッツポーズするオリオールズのテハダ=ミニッツメイド・パーク(共同)

★テハダが初優勝−大リーグ本塁打競争

米大リーグ、オールスター戦恒例の本塁打競争が12日、当地のミニッツメイド・パークで行われ、テハダ内野手(オリオールズ)が初優勝した。
  ア、ナ両リーグから各4人が参加し、本塁打以外はアウトとし、10アウトまでの本塁打数により、勝ち抜き戦で争った。テハダは1回戦を7本で通過、準決勝はパルメイロ内野手(オリオールズ)を15−5で下し、バークマン外野手(アストロズ)との決勝を5−4で制した。ソーサ外野手(カブス)は1回戦、ボンズ外野手(ジャイアンツ)は準決勝で、ともに敗退した。(共同)

★テハダ、代役でV−「このことはずっと忘れない」

本塁打競争はテハダが他選手を圧倒した。準決勝で最多記録となる15本を放ち、計27本も過去最多。「いつも家にいてテレビで見ていたのに、自分が打っているなんて」と笑わせた。
  2002年のア・リーグMVPで、身長180センチの遊撃手。長距離砲としてより、むしろしぶとさで知られる。ジアンビ(ヤンキース)の出場回避で回ってきたチャンスを生かし「このことはずっと忘れない」と興奮を隠さなかった。
  出場要請を受けなかった松井秀は「みんなすごい。すごいのは分かりきっていることだけど。ファンはみんな喜んでいたし、僕は出なくてよかった」。(共同)

★本塁打競争、39歳のボンズとパルメイロが奮起

テハダ、バークマンの圧倒的なパワーに沸いた本塁打競争だったが、1回戦を盛り上げたのは通算500本塁打以上のベテラン2人だった。
  ボンズが8本、パルメイロが9本と、ともに39歳の2人が1、2位を奪った。場外弾を連発した若手のような豪快さこそなかったが、球のしんをバットのしんで軽く打ち抜く“打撃の神髄”に場内は歓声を上げていた。(共同)

イチロー

米大リーグ、オールスター戦前日の練習で笑顔を見せるマリナーズのイチロー=ミニッツメイド・パーク(共同)

★3本塁打では失礼−イチロー、本塁打競争参加断る

イチローのシーズン3本塁打は球宴出場選手中最少だが、実は本塁打競争参加の要請を受けていた。
 イチローが「地元のシアトルで開催ならともかく、3本の選手が出るのは失礼」と断ったため実現しなかったが、リードオフマンタイプの打者にとって異例の要請。打球を遠くへ飛ばす能力も兼ね備えていることは知られており、打撃練習では美しいアーチを何本も描いていた。(共同)

松井秀

米大リーグ、オールスター戦前日の練習でキャッチボールするヤンキースの松井秀=ミニッツメイド・パーク(共同)

★松井秀「スーパースターに失礼」−本塁打競争への出場要請断る

米大リーグのオールスター戦は13日午後7時35分(日本時間14日午前9時35分)に行われるが、12日に当地で出場選手が記者会見した。
 松井秀外野手(ヤンキース)は、ファン投票で選出される先発メンバーからは漏れたが、打率2割9分4厘、17本塁打、58打点は先発メンバーにも劣らない。特に昨年は出場時に9本だった本塁打の増加が際立つ。
 その成績を裏付けるように、11日夜にはトーリ監督から本塁打競争への出場要請を受けた。だが「スーパースターに失礼」と要請を受けなかった。「僕が出るとビールの缶が飛んでくる」。(共同)