2008年05月15日 更新
【ヴィクトリアM】ウインズ50秒9!坂路一番時計マーク

充実一途のエイジアンウインズは坂路で一番時計をマーク。上がり馬の勢いは本物だ
サンスポ杯阪神牝馬Sを勝ったエイジアンウインズが、坂路で4ハロン50秒9の一番時計をマークして調教は高評価。
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連勝中の上がり馬エイジアンウインズが、坂路で豪快なパフォーマンスを披露した。
藤田騎手を背にCWコースを軽くキャンターで回った後、坂路で単走。ラスト1ハロンにさしかかると鞍上の追い出しに鋭く反応し、4ハロン50秒9の一番時計をマーク。3ハロン37秒2、そしてラスト1ハロンも12秒7と絶好の動きを披露した。「今はすごく調子がいい。藤田騎手もスピードとパワーがすごいと感触を話してくれた」と藤原英調教師は満面の笑みで答えた。
2走前の心斎橋S(1600万下)を順当に勝ち上がると、「復帰後はここを使うことを決めていた」と、陣営は迷わず中1週でサンスポ杯阪神牝馬Sを選択。その期待に応えて重賞初挑戦で鮮やかな逃げ切り。タイトルを射止め、GI制覇に向けて視界が広がった。休み休み使われていた以前のようなひ弱さは古馬になって解消。「使い減りしなくなったし、心身ともに成長した。前走を予定通り勝ってくれたことに意義がある。これで本番まで思い通りの調整ができたね」と振り返る。
「距離も東京も初めてで若干の不安はあるが、やるだけのことをやって最高の状態に持ってきた。強い相手と戦えるのはうれしいこと。みなさんに喜んでもらえる結果が出せれば」と、トレーナーは自信を持って愛馬を晴れの舞台に送り出す。

ベッラレイアは坂路を快走。ブランクを感じさせない仕上がりだ
★ベッラ鉄砲OK52秒7
秋華賞4着以来のベッラレイアが、弾むように坂路を駆け上がった。ストライドが大きくスピード感はないが、実に力強い。急坂を真っすぐ上がり、4ハロン52秒7−38秒4−12秒6を楽々とマークした。
「力んだところもなくて、見た目は速く見えないけど、動きは申し分ない。回復具合をみて、ここ1本に合わせた。休み明けでも力を出せる手応えはあります」と平田調教師。オークス2着以来の騎乗となる秋山騎手も「また乗せてもらえることに感謝しています。恩返しという言葉は好きじゃないけど(平田調教師の)気持ちにこたえられたら」と静かに闘志を燃やしていた。
★ニシノマナムスメ絶好12秒5

“牝馬の河内”、“マイルの河内”が、ニシノマナムスメを完璧な状態に仕上げた。CWコースで馬なりも、気配の良さが自然と伝わる。鞍上の手綱は微動だにしないのに実に軽快で、かつ落ち着いて6ハロン82秒3、3ハロン38秒9−12秒5と絶好の動きだ=写真。
前走は牡馬相手のマイラーズCで2着。「以前はひ弱さが目立ったが今は一番充実。どちらかといえば母(ニシノフラワー)の血が色濃く出ている感じだが、母ほど性格がきつくない分、体にも幅が出ているね。良馬場でこの馬の力さえ出せれば、好結果も期待できるよ」。河内調教師は厩舎の重賞初Vへの手応えを得ている。
★復調気配ローブ、ユーイチも手応え
昨年のオークス馬が復調気配だ。DWコースで追い切られたローブデコルテは、力感あふれるフォームでゴールを駆け抜けた。6ハロン78秒6、3ハロン39秒3−13秒3。「先週目一杯やっているし、追わずにある程度時計を出す調教。いい追い切りができたと思います」と騎乗した福永騎手も納得の表情を浮かべた。
レースぶりにムラがあるが、この中間からシャドーロールを装着し「乗りやすくなって、最後まで集中して走っている」とその効果にも期待。東京での復活なるか。









