2008年05月13日 更新
【ヴィクトリアM】ダービーVから1年…同じ府中でウオッカ甦る!

ドバイデューティフリー4着で復活の兆しを見せたウオッカ。1年前、牡馬を一蹴してダービーを制した新緑の府中でマイルの女王の座をつかみ取る!
新緑の府中にウオッカが帰って来る。昨年、牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制したウオッカ。約1年、勝ち星からは遠ざかっているが、前走のドバイデューティフリーでは世界の強豪牡馬相手に4着と健闘。5戦4勝のマイルでGI3勝目を狙う。
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あれから早くも1年が過ぎようとしている。昨年の日本ダービーで牡馬を抑えて64年ぶり、牝馬として史上3頭目となる優勝を飾ったウオッカ。その後、Vから遠ざかり、模索の日々が続いたが、復活の雰囲気が漂ってきた。
「臨戦態勢に入ってきた感じがします。みんなの目標になることはわかっていますし、少しでもいい状態でGIの舞台に出してあげたいですね」
酒井調教助手から力強いコメントが返ってきた。前走はドバイに遠征してドバイデューティフリー(芝1777メートル)で世界の強豪たちを相手に見せ場十分の4着。敗れたとはいえ、存在感を十分にアピールした。
帰国後は兵庫県の三木ホースランドパークで1週間、福島県の天工トレセンで放牧を兼ねた3週間と計1カ月の検疫を受けた。そして、今月1日に栗東に戻ってきた。
「デビュー以来、ずっと手元に置いて調整してきた馬で、放牧に出たのは初めてでした。そのせいか、帰ってきた当初は“しぼんで”見えるようなところがありましたが、幸い、ここにきてよくなってきましたよ」
7日にCWコースで3頭併せ。そして11日も同コースの併せ馬で5ハロン71秒4−55秒0−39秒8−13秒0。馬なりで軽快に駆け、同助手は「この1週間がカギですね」と気持ちを引き締めた。
体調さえ戻れば、このメンバーで力は抜けている。距離の1600メートルはGIの阪神JFを含めて5戦4勝、2着1回。桜花賞でダイワスカーレットに敗れたものの、最も力が発揮できる舞台であるのは間違いない。「(前走より)距離が短くなるので、折り合いはつきやすくなる」と前川調教助手も深くうなずいた。
14日の最終追い切りには武豊騎手が騎乗して感触を確かめる予定。「ようやくウオッカらしくなってきた」。酒井助手を含めてスタッフの願いが通じつつある。あとは豪脚を披露して日本ダービーの再現。新緑の府中が強いウオッカの帰りを待っている。
(佐藤将美)
★昨年のオークス馬ローブが底力見せる
昨年のオークスで、外国産馬として初のクラシック制覇を成し遂げたローブデコルテ。底力を要求される東京マイルだけに、侮れない存在だ。「前回(阪神牝馬S6着)はパドックからおとなしかったし、レースでもフワッとしていた。力はあるけど、そういう面があるんだ。この中間はいい意味でうるさくなってきたよ」と水島厩務員は上向きの気配を強調。GI馬の巻き返しがあっても驚けない。









