2008年05月09日 更新

【NHKマイルC】ダノンゴーゴー3馬身先着!一番時計51秒1

ダノンゴーゴーは一番時計をマーク。新コンビを組む藤岡佑騎手が驚くほどの動きだった(撮影・山田喜貴)

ダノンゴーゴーは一番時計をマーク。新コンビを組む藤岡佑騎手が驚くほどの動きだった(撮影・山田喜貴)

 ファルコンS馬ダノンゴーゴーが8日、栗東坂路で力強く躍動し、この日の一番時計となる4ハロン51秒1をマークした。前走のニュージーランドTは7着だったが、切れ味が存分に生かせる東京で逆転Vを狙う。

 一番時計が状態の良さを物語る。ダノンゴーゴーが坂路で極上の動きを披露。これ以上ない状態で大一番へ挑む。

 「調教ではあまり動かないと聞いていたので、あんな凄い時計だったとは思わなかった。落ち着きもあったし、本当に乗りやすい馬ですね」

 新コンビを組む藤岡佑騎手=写真=が満面の笑みで好感触を伝えた。アイアングリーン(牡3未勝利)を先行させ、軽やかなフォームで徐々に加速度を増す。圧巻はラスト1ハロン。鞍上が仕掛けると一瞬にして抜き去り、3馬身差のフィニッシュだ。この日の坂路一番時計となる4ハロン51秒1−37秒2−12秒3で駆け抜けた。

 「時計は予定より少し速くなったが、目一杯だったわけじゃないから。体調に関しては何も心配していないよ」と橋口調教師もデキの良さに太鼓判。06年のロジックに次ぐNHKマイルC2勝目へ視界良好だ。

 これまでGIIIファルコンSを含む、3勝すべてが1200メートル戦。マイルの前走ニュージーランドTで7着に敗れたことから距離を不安視する声もあるが、「前走は外を回らされた分だけの差だろう。バテたわけじゃないし、内側が伸びる馬場状態だったのもある。それで勝ち馬から0秒4差だからね」と、橋口師は外部の“雑音”をシャットアウトした。

 直線が長い東京は、強烈な末脚が武器のダノンゴーゴーにとって間違いなくプラス。「4コーナーまでジョッキーの意のままに乗れれば。みんなが知っている通り、爆発力は秘めているからね」と橋口師が言えば、藤岡佑も「追い込み馬とは思っていないし、先入観を持たずに乗りたい。どれだけ弾けてくれるか楽しみ」と声を弾ませた。

 決してスプリンターとは言わせない。ファルコンSを大外15番手から突き抜けた、世代屈指の決め脚を持つダノンゴーゴーが、3歳マイル王を狙い撃つ。

(瀬戸聡)

★アポロフェニックスなどが抽選を突破

 収得賞金900万円馬12頭のうち、アポロフェニックス、アンダーカウンター、セッカチセージ、リーガルスキームの4頭が抽選を突破した。