2008年05月07日 更新

【NHKマイルC】スカイ、母系に活躍馬ズラリ…血統診断

 ファリダットの母ビリーヴは、02年スプリンターズSと03年高松宮記念とスプリントGIを2勝し、全10勝が芝1200メートルという快速馬。父キングマンボは、98年エルコンドルパサー、04年キングカメハメハとこのレースを2勝、さらにエルコンはJC、キンカメはダービーと府中の2400メートルでも勝利している。スピードとスタミナが要求される府中のマイル戦では、父の底力と母のスピードを受け継いでいるファリダットにもってこいの舞台だろう。

 2歳王者のゴスホークケンの父バーンスタインは、早い時期からスピードを生かす産駒が多い。母系は目立たないが、父の良さが前面に押し出されている。完成度ではこのメンバーでも最上位で、マイルがベストの配合だ。

 前哨戦のNZTを快勝したサトノプログレスの父タイキシャトルは03年の覇者ウインクリューガーを出し、全兄マイケルバローズは昨年の富士S2着と府中マイルで好走。ただ、大一番での力勝負になるとやや分が悪い配合だ。

 毎日杯馬ディープスカイは、母系にケンタッキーダービー馬のウイニングカラーズや03年JCと04年宝塚記念を勝ったタップダンスシチーなど活躍馬多数。父アグネスタキオンはGI3勝のダイワスカーレット、今年の皐月賞馬キャプテントゥーレなどを出している。大物感あふれる配合でGIの舞台でも力を発揮できる。

 レッツゴーキリシマは2つ上の半兄ゴウゴウキリシマ(父キングヘイロー)がシンザン記念、1つ上の半兄ゴールドキリシマ(父ステイゴールド)が京都2歳Sとコンスタントに活躍。ただ、GIで好勝負できるほどの勝負強さには欠ける面があり、あくまで展開次第の面は否めない。

 ブラックシェルの父クロフネは01年の覇者で、全姉シェルズレイは1600メートル〜1800メートルで3勝。大型馬で器用さに欠ける分、東京替わりはプラスだが、底力という面で物足りない。

(血統取材班)